びっくりしたので調べてみました。

「ウエストサイドストーリー」の粗筋を。
検索かけてみたら四季のサイトに行き当たりまして、煽り文句が“このミュージカルには神が宿っている”。
本当に「神」の役があるのかと一瞬狼狽しましたよ(笑)


で、まあ調べてみたのですが。
白人(イタリア移民?)の不良グループのジェット団と、プエルトリコ移民のグループシャーク団がいつもケンカしているわけですな。
ジェット団のリーダーがリフ。この役をやっていたのがペーゼラ。
シャーク団のリーダーがベルナルド。こっちをやっていたのがランビ。
主人公の一人、トニーはかつてはジェット団のリーダーだったけれど、今は更生して薬屋で働いている。リフ(ペーゼラ)の親友。これをやっていたのがベルナディス。1部と2部の間で掃除をしていたのは、薬屋のお店を掃除している設定でやっていたのでしょうな。
もう一人の主人公、マリア(カザコワ)は、ベルナルド(ランビ)の妹で、最近兄に呼ばれてプエルトリコからNYに移り住んできて、ブティックで働いているそうな。
そのマリア(カザコワ)の働くブティックで一緒に働いているのが、ベルナルド(ランビ)の恋人のアニタ(荒川さん)。マリア(カザコワ)の理解者。今回もランビと荒川さんは恋人同士の役だったのですね。
ダンスパーティーの際、一人であぶれてウロウロしていた本田君の役どころはチノで、ジェット団のメンバーで、ベルナルド(ランビ)はこのチノとマリア(カザコワ)を結婚させようと思っていた。だからパーティーでマリア(カザコワ)がトニー(ベルナディス)といい雰囲気になっているのを見て、ベルナルド(ランビ)とアニタ(荒川さん)に「俺のマリアちゃんがあんな奴と踊ってるよ!どーいうこと!?」と言いにいって、アニタ(荒川さん)がこりゃいかん、とマリア(カザコワ)を引っ張って連れ出して、ベルナルド(ランビ)が「俺の妹に何をする!」とトニー(ベルナディス)につかみかかっていったのですな。この辺までがオープニング。
本田君は前回のムーラン・ルージュに続いてフラレ役だったのですな(ノ∀`)ま、いいか。私生活幸せなんだし。
これ以降、結末までネタばれしてますのでたたみます。


フィナーレは、ジェット団とシャーク団の縄張り争いに決着をつけるための、リーダー同士の決闘のシーンからはじまり、本来立会人を務めるはずのトニー(ベルナディス)が、マリア(カザコワ)に決闘をやめさせるよう頼まれて「うん、わかった。僕がんばるよ♪」と決闘を止めにはいっているのですな。


本当はここで・・・
ベルナルド(ランビ)がリフ(ペーゼラ)を殺してしまい、親友を殺されて逆上したトニー(ベルナディス)がリフ(ペーゼラ)を殺してしまう、と。
一度はその場を逃げたものの、自主を決意したトニー(ベ)がその前にマリア(カ)に謝りに行くのだけれど、マリア(カ)はトニー(ベ)に一緒に逃げようと言って、二人は一緒に逃亡する事にした。
逃亡の手はずが整うまで薬屋にトニー(ベ)は隠れている。
その薬屋に、マリア(カ)からの伝言を伝えにアニタ(静)がやってくるけれど、薬屋に集まっていたジェット団のメンバーにひどい目に遭わされたアニタ(静)は「マリア(カ)はトニー(ベ)との関係を知ったチノ(武)に殺されちゃったよ!」と嘘をつく。
それを聞かされたトニー(ベ)は絶望してもうどうなってもいいさ!チノ(武)!俺も殺せ!!と街をさまよう。ところがそこでマリア(カ)と再会してお互い駆け寄ろうとしたところで、復讐するべくトニー(ベ)を探していたチノ(武)に撃たれてトニー(ベ)は死ぬ
という筋があるのですが・・・


ばっさり端折られて


リフ(ペー)が間違えてトニー(ベ)を刺し殺してしまい、リフ(ペー)が警察に捕まってしまうという展開になっていました(ノ∀`)
ベルナルド(ランビ)ぼーぜん。マリア(カ)号泣。男性陣、反省。
そこに神が現れてトニー(ベ)が生き返るのがCOIバージョンというわけで。そりゃあツァオさんめっちゃ笑顔にもなりますな(笑)
本田君、重要な役どころのはずだったのに出番殆どナシ。フラレただけ(ノ∀`)ま、いいか。私生活は幸せなんだし(笑)


そして一番気になっていた点ですが。
本来のウエストサイドストーリーに、神はいませんでした(・∀・)
トニーは本当は生き返りません!


疑問解決してスッキリしましたよwwメデタシメデタシ(ぇ