フジ739にてCOI鑑賞記

ここのところ、ジュニアGPだ日米対抗だの騒ぎで、先週末に見たCOIの生放送についてなかなか触れられなかったえむぞうです。コンバンハ。
というわけで、本日簡単に感想などを記しておこうと思います。
最近めっきりスケート日記になってきていますな。シーズンがそろそろ始まるのですよ。ご容赦くだされ。


さてCOI静岡公演の生中継ですが。
いやいやなかなかよかった・・・というか、文句のつけどころも勿論あるにはあるのですが、オープニングからフィナーレまできっちり放送してもらえるなんて、それだけでもう感謝の一語ですな。ありがたいです。贅沢なお話ですよ、ホント。


でも、これから先は文句もサックリつけていきますけどね(・∀・)


まずはリンクを背にして実況アナウンサーと「素晴らしい解説」の八木沼さんがお喋り。まあ容姿はね。アナウンサーがこのショーを「大会」「大会」と言うのが気になります。ま、瑣末な事ですな。
素敵なゲストとして紹介されたタカギチカコさん。・・・誰?


エアリアルのところから中継がスタートしていますよ!6月の公演でサンチェスさんがお気に入りになった人たちは喜ぶのではないかしら?(と思っていたのですが、そうでもなかったみたいですね・・・)


エアリアルが終わり、ステージの上でチャップリンとピエロが何やらもめている?ところにフラメンコダンサーのナハーロさんが颯爽と登場。一瞥をくれてやるとちょっとポーズをつけて、その後チャップリンとピエロをステージから追い出します。
そしておもむろに踊りだすわけです。6月に見た新潟公演でも惚れ惚れしたのですが、相変わらず力強く且つしなやかでかっこいいです。と、そこに衝撃の告白。


「世の中の出来事は、全て、誰かが引き起こしているのです。その、誰かとは・・・皆様・・・この、私なのです


いきなりの神宣言!!
やはりあなたでしたかーーー!!前回から薄々そうではないかと思っておりましたーーー!!!
神宣言の後、リンクサイドでは歌手のヨランダとマキシムが「ハロー、ハンサム」とか言いながら掛け合い。神ことナハーロさん(これ以降神と呼ばせていただきますw)はそれにちょっかいをかけて神っぷりをアピール。そんな小芝居(こら)の後いよいよスケーター達の出てくるオープニングナンバーがはじまるのです。


今回のオープニングナンバーのテーマはウエストサイドストーリーらしいですよ。
私は実は見たことないのですが、これって少女マンガなどでダンスものとか芝居ものとかだと大体出てくるじゃないですか。なので、ロミジュリの現代版で、アメリカのチーマー(こら)の2大派閥が反目しあっているというのに片方のリーダーの妹ともう片方の派閥側の男が恋に落ちるとか、その程度の知識はあったのですよ。
あと、スケートにおいても定番曲なので、色々なスケーターがこれで滑っていたなあ、と。大ちゃんにサーシャにサフショルにそういえばアメリカの(もう日本所属になったようですが)大ちゃんも。サフショルはラブシーンのところだったのでそれはなかったのですが、大ちゃんもサーシャも指をパチンパチンやっていたなー。どっちの大ちゃんも赤いシャツを着ていたなー、とか。この辺が、WSSについて私が知っている2,3の事ですw


なんて事を長々と書いてみましたが、オープニングナンバーです。
男性陣が出てきてバスケットをしています。派手な色のTシャツ着てジーンズ。バンダナ巻いたりリストバンドつけたり。皆若作り(こら)。あ、ランビは一応年相応なのか?でも若作りっぽく見えてしまうのは何故(笑)
実況の人が、軽く状況を説明。白人の少年のグループとプエルトリコ系のグループとの縄張り争いなのだそうだ。こういう説明を手短にやってくれるのはいいですね。「さあ、あなたの大好きなランビエールはどこにいるか分かるでしょうか?」って、別に私は大好きと言うわけではないです。が、分かりますよ。体の使い方に特徴がありますからね。
ケンカしているところに警官(アクロバットの2人)が出てきてケンカを止めます。日本語のセリフがかぶされているのが親切設計なのですが、違和感があってちょっとおかしい(^^;)で、人のいい警官がダンスパーティーの告知(違)をして男性がぐるぐる回って男性パート終わり
続いて女性陣が出てきて、パーティーの身支度。50年代風の衣装ですよ。スカートがひらひら。荒川さん意外に似合います。かわいらしい。そしてダンスパーティー。男性はシャツにネクタイの衣装に早替え(?)荒川さんはペーゼラと踊ったりジョンと踊ったり。でも結局最終的にはやっぱりランビ(意外に紫のシャツ似合いますな)と踊るんだな。50年代風ひらひらスカートでバタフライやるのは「えー」と思いましたよ(笑)なんか大変そう。
全体的に、唐突なマンボのあたりはいまいち動きがこなれてなかったような?
リンクの真ん中ではカザコワのマリアとベルナディスのトニーがいい感じに。それを見て本田君が怒って、荒川さんがマリアを連れ去ってしまうのです。そしてトニーとランビがケンカをはじめそうになるのですが。設定上、ランビがマリアのお兄さんの役?似てない(仕方ないじゃないか)。大体カザコワさんの方が年上では?(仕方ないじゃないか)そこをペー様が止めるのですな。


で、他の人が去ってしまったリンクの上でマリア(カザコワ)を探すトニー(ベルナディス)
そんなトニーの元に、なんと神がお姫様抱っこでマリアをデリバリー。マリア役のカザコワさんは98年のペアのオリンピック金メダリスト。やはり神が面倒見てくれるのはオリンピック金メダリストの女性のみなのですね!
そして2人のペアの演技。曲はウエストサイドストーリーから『Maria』で、ピアノと歌は生演奏でしたよ。
新潟で見たときも思ったのですが、現役時代は別のペアを組んでいたのですよね。女性はオリンピックチャンピオン。男性はヨーロッパ選手権のメダリスト・・・。正直、経歴の差が見ていると分かってしまうというか。スケーティングが、女性の方が遥かに格上・・・な気がします。ていうか、オリンピックチャンピオンになってからもう9年経っているのに、体型もスケーティングもこれだけきれいなのってすごい。現役時代はどんな感じだったのでしょう。
最後は再び神が現れ、お姫様抱っこでマリアを連れ去ります。アフターサービスも細やかですな。さすが神。


お次は南里君。噂に聞く今季のSP『月光』ですな。まあ時期が時期だけに、ジャンプは不調でしたが、全体としては良かったと思います。猪木のEXのときから、こんなスケーティングをする人だったっけ?と思っていたのですが。考えてみれば、去年はSP、FSどちらもスパニッシュな感じでしたので、印象が大きく違うという事でしょうかね。
「ルールがまた少し変わるのですが、ステップなどその辺考えて工夫していますね」って、どの辺をどう考えているのでしょうね。大きくルールが変わった点は確かスピンにもあったと思うのですが、その辺は言及なしですか。いや別に喋らない方が良いのですが。


ラング&チェルニシフ
アイスダンスのカップルなのですが、今回のPG見ていると同じアメリカのペアのイナ&ジマーマンを思い出します。
使う曲とか、男性がイケメンなところとか(笑)黒タンクの衣装とか。


由希奈ちゃん
今季SPのマダム・バタフライ。彼女もジャンプは不調でした。
彼女はレイバックスピンもゴージャスですが、キャメルもいいですねー。手足がぴんとはって緊張感があって、美しい〜。


本田君
悪いお金持ちのテーマ、ゴッド父ちゃん(こら)
彼の現役時代を私はあまりを見ることなく、プロに転向したのですが、こういう曲ってこれまであまり滑ってないのではないかと思うのですが、どうでしょう。何回も見ましたが、段々こなれてきた感じ?
そういえば彼は、前のCOIの群舞でも、今回でも振られ役ですね(泣)


ボナリー
フトモモの後ろの筋肉が盛り上がっている・・・。すごい。
今回のアナウンサーさん、割と良い感じだったのですが、ことボナリーのバックフリップとなると待ってましたとばかりに「バックフリップーー!!」と絶叫するのがなんでかなあ。いつもはプロレスとかやっている方ですか?
バックフリップ、彼女しか出来ないですよねー。と八木沼さん申しておりますが、アメリカのジュニアの子もできますよ。


クロバット(ベセディン&ポーリュシュク)
いかつい男性2人がバレエのチュチュを着て登場するわけですよ。
これ、Swan Lakeってなってますし、格好も確かにそうなのですが、曲はサン・サーンスのThe Swanですよね。そして演技内容も「瀕死の白鳥」と言ってもはまりそうに思うのですが。ある意味瀕死ww


荒川さん
何だかお馴染みになったサイバーバタフライ。今回も神にお世話になっております(笑)
このPG大好きです。見飽きません。


アニシナ&ペーゼラ
新潟のCOIでも見たPG。あのときは席の関係で、2人がリンクの上に寝転がるところはよく見えなかったのですが、TVなのでよく見えました。
アニシナさんがキュート。少し痩せたようなのですが、そのせいなのか動きもキレがよかったような気がします。


ランビ@ロミジュリ。
シェン&ツァオ@カルーソ。
それぞれ何度もみて、感想も何度か書いているので割愛。そしてここで一部終了でした。
製氷タイムの間、何度も一部の映像がプレイバックされていました。何故か現場以外にもスタジオが作られていて、アナウンサーさんが一生懸命喋って時間稼ぎをしていましたな。がんばれ。