フジ739にてCOI鑑賞記。2部。

2部前の余興
新潟公演では頭白モジャのおじさんがママチャリを乗り回してみたり、キャバレーの清掃風景風の演出があったり、エアリアルのサンチェスさんは人形風味だったりしましたが、ショー全体のテーマも変わったという事で、こちらも微妙に趣が変わっておりました。
ニセチャップリン(中の人は多分白モジャさんだろうな)がお客さんをいじってみたり、ステージの上でトニーとマリアがダンスしていたりしています。でもリンクの上は相変わらずお掃除中なのですな。それが突然サンチェスさんが出てきて、マキシムとヨランダの生歌にあわせて上空でエアリアル。リンクの上ではスケーターがラブストーリーらしきものを演じておりますよ。あっちとこっちで忙しいですな。それにしてもサンチェスさんは素敵ですな。
前回は人形チックに他人に背中を押されながらの入退場だったサンチェスさん、今回は一応人間の役のようで、自分で動いています。サンチェスさんも自分で普通に滑れるんだねー、というのが新たな発見でした(笑)



本田君
伸びやかなスケートを堪能できる「かたちあるもの」
素敵。安心してみていられます。


怜奈&ジョン
Come what may。男女のデュエット曲なのですね。いいムードの演技・・・なのですが、以前のEXとあまり印象が変わらないような。
ジョンがソロジャンプ失敗するのもいつもどおり(^^;)



バイウル
Swan Lake。こっちは正統派の。
スパイラルのときに客席を見ながらうんうんって頷くのが気になったなー。その表情もなんとなく子供のようだった。
スピンはきれい。


ペトレンコ
新潟でも見たFly Me To The Moon。新潟で見たときより印象が良いです。
少し前、長野オリンピックの後に出たスケートの本に載っていたペトレンコの写真をみて素敵ー!と騒いでおりましたが、あの写真の素敵具合は、氷の上のトレース込みだったのですよ。その美しいトレースも健在、ジャンプもきれいな軸で回っております。すごいです。
実況アナ「お腹のプックリ感は否めませんが魅せてくれます!」って・・・。言わんといたって(^^;)
でもお腹はプックリしてても(こら)フィニッシュのときの表情はキュートでしたよ。
最初に実況アナさんが年齢を言っておりますね。38歳。って事は・・・えぇ!?69年生まれ!?・・・PETRENKO69(やめなさい)


ベセディン&ポーリュシュク(アクロバット)
「Rock Me AMADEUZ」とかいうらしいですよ(WFS参照)こっちのPGの方が私は好きですな。軽快な感じが。
最初は取り澄ましてアイネクライネナハトムジークなんかで踊っているわけですよ。それらしい衣装で。そこから力技のアクロバットに移行したかと思ったら曲もヒップホップ?な感じに変わって、服を脱ぎ捨てると前面にマッチョな筋肉の描かれたランニングシャツに。背中が白いままってところがバカバカしさ倍増で大好きです。背中でスピンしてカツラがズレていくところもいいですな。すごいのにバカバカしい。素晴らしいですよ。


アニシナ&ペーゼラ
time to say good-bye。この曲大好きで、旋律だけで無条件に目が潤んでしまうので、この曲使われるのは私の中では反則技なのですよ。
とは言っても、スケートでよく使われる曲で、男女シングルの選手で競技でもEXでも使っている選手も見たことありますし、昨季世界ジュニア出ていたペアの組も競技でもEXでも使っていましたね。
でもこの曲はやっぱり、この2人くらいの貫禄とかムードとかないと表現できない曲なのだなと思いましたよ。
ところで、この演技のときの実況アナの言う事がいちいちひっかかります。つっこみたくなる。悪気はないのでしょうし、同じ言葉の繰り返しにならないように工夫しようとしているのは感じられるので、S原アナのひどさを思うと文句はつけられないのですが。でもなあ・・・。


シェン&ツァオ
何度もみて何度も感想を書いているので割愛。


ランビ
Carne Crude。出た生肉。
場内アナウンスの「神の役のナハーロさんが振付・・・」のあたりで笑いました。“神の役”って(笑)
これがSPで、FSはフラメンコですか。濃いな〜〜。
アナウンサー氏がやたらと「男の色気」とか「歓声のトーンが変わりました」とか、じゅんじゅんの溜め息につっこんだりと、女性人気をアピールしているのがどんどん癇に障ってきます。天邪鬼なもので。


荒川さん
Listen。衣装が変わっている。良い事です。新潟のときの衣装、他のPGでもよく見かけるけど個人的に好きじゃないのです。でも新衣装、肌の色に近いシャンパンゴールドなのでちょっとドキッとしますな(笑)
音楽の使い方が、昨年とは大分変わってきているように見えます。進化ですな。サイバーバタフライに比べるとやや地味めともいえるPGですが、見れば見るほど良さを感じるPGです。
しかしボーカル曲のときにやたらめったら喋らないでほしい・・・>実況アナ。
人の声同士でお互い打ち消しあって騒音の1歩手前です。このアナウンサーさんはNHKの刈屋さんが好きなのでしょうかね。刈屋さんのいいところも悪いところも中途半端に見習っているような。
じゅんじゅん「今度はもうちょっとポップな曲とかコミカルな曲とかもやってほしいですね」って、最後の最後にダメ出しする事なかろ。既にやってますし。


色々びっくりしたフィナーレはまた後日(^^;)