復活?

金曜日からこっち、3日ばかりいじけておりました(^^;)
金曜日の事でした。
その日は、とあるギャラリーで友人(絵描き)が参加するイベント(?)がありまして。
彼女の絵も好きだし、久しぶりに彼女に会いたいしー。
と言うことで、のこのこ出かけていきましたとさ。


が、しかし、そのイベントにはちょっとしたネックがありまして。


もう5年近く前に、こちらから絶交宣言した元友人も参加していたのです。
絶交メール送った後に、すぐ後悔して謝りのメール入れたのですがね。返事はナシでした。


何故絶交に至ったかというと、なんと話は更に7年ほど前に遡ってしまいます。
私は、その元友人に、ちょっと、いやかなり他人に知られたくないプライバシーを暴露されてしまったのです。それも、最悪のシチュエーションで。
その場所は、とある飲み屋で、既に終電もない時間だったので、どうにも逃げ場のない状況でして。
そのはた迷惑な暴露をきっかけに、その場にいた男性の複数からのセクハラに晒される羽目になったのです。元友人の方も、かなり酔っていて興にのったせいか、その暴露の内容をもういいって言うくらい何度も繰り返すし・・・。あの夜は地獄でした。
やっと落ち着いてきたのですが、それでも今キーボードを打っていても手が震えます・・・。
そもそも、その暴露された件について、私は自分から元友人に話したわけではないのです。他の友人も交えて話をしている最中に、その件について「他の友人」に言い当てられたのです。言い当てられたら、嘘をつくのもお互い気分が悪いし、と思って認めたのですが、それを横で聞いていた元友人に面白がって暴露されたわけです。


でも、絶交宣言までになんで2年も間が開いたのかというと、やはり友達にされた事だと思うと、あまり悪く考える事ができずに、自分の中であった事を過小評価して思い出さないようにしていたのですね。他の人に相談する事もできなかったし。
ただ、その後その元友人に会った際に、あの夜の事は反省していて、あれからお酒は飲んでいない、と言っていたので、私は「本当だよ、酔った勢いで人の事まで、余計な事バラしちゃうしさ」と言ってみました。すると元友人は、こちらの目を見ずに、棒読みの口調で「えーー、何の話だっけなー。覚えてなーい」と言いました。謝らないのかよっ!と思ったのですが、その時は強く出る事もできず、胸に押さえ込んでいたのです。


で、2年後。
その頃私は、アルバイトで働いていた会社で「この人の下になった人は、長くても3ヶ月で辞める」という伝説を持つ社員さんの下につけられてしまいまして。
私の前任の方も、その社員さんと合わなくて1ヶ月で退職してしまい、引継ぎもない状態で、社員さんにでたらめな指示をされて(社員さんも、その部署に転属して1ヶ月程度だったのです)その指示に従って問題が起きたら全部私のせいにされて罵倒される、という状況になって、精神的にかなり追い詰められていました。
家に帰った後も毎日泣いて、自分が余程おかしいんだ、自分は人として足りないんだ・・・と喚いておりました。
そんなときに、元友人にされたあの暴露と、そのときの嫌な思い出がフラッシュバックしてきまして、錯乱した私は、元友人に絶交メールを送ったのです。


そんないきさつで、それ以降連絡を取り合っていない元友人ですが、今回私が会いたかった友人とはずっと仲良く付き合っていまして、今回も同じイベントに参加していたのです。


友人には、以前にその元友人とは連絡をとっていないことと、どうしてそうなったかをかいつまんで説明してありました。
「恋人関係と違って、友達関係は保留ができるもんだよ」
と、友人は言ってくれたのですが、私が
「そうかもしれないけど、でもやっぱりまだわだかまりがある」
と言うと、
「じゃあ、まだ会わない方がいいね」
と言いました。
だから、彼女が送ってくれたダイレクトメールには、会場となるギャラリーに自分がいる日と、元友人がいる日が書いてあって、気を遣ってくれているのかな、と私は思ったのでした。


そんなわけで、元友人がいると書いていなかった金曜日の夜に、私は会場に行ったのですが。
会場についてすぐに、元友人から電話があったようで、仕事が終わって会場に向かっているというのです。
私は帰ろうかな・・・とちょっと迷ったのですが、友人が元友人に
「えむぞうさんとFさん(私、友人、元友人の同級生です。この日10年ぶりに会いました)も来てるよ!」
と伝えていました。すると元友人は「どんなに急いでも30分はかかる、申し訳ない」といったような事を言ったらしいのです。
その事を友人に告げられて、ここで帰るのは悪いかな・・・と思い、そのままギャラリーにいることにしました。
友人も、会えば普通に話せるかも、と思っていたのかもしれません。
話が弾む事はなくても、場の雰囲気を悪くしない程度の挨拶はできるだろう、と私は思っておりました。


そして、約30分後。
元友人がギャラリーに駆けつけてきました。そのとき、私は入り口の近くで、元友人の作品を見ているところでした。
元友人は、私の横を、まるで私が存在していないかのような態度ですり抜けていきました。


私は、ギャラリーに残っていた事をかなり後悔しました。
でもそこですぐに「帰る!」というのも気まずいので、暫くは友人とFさんと話していました。元友人は、私だけでなくFさんにも全く話しかけず、存在しないかのような態度をとり続けました。
そのうちに、元友人は彼女の知り合いらしいお客さんと一緒に、友人の描いた絵の前にやってきました。
その絵は、ヤモリ(?)がとにかく沢山描かれている絵で、描かれたヤモリは何匹か、という事を話していました。
私は、その絵の前に置かれた椅子に座っていました。
Fさんは、私の隣に立っていました。友人は、私たち2人の対面にいました。元友人と、その知り合いの方も含め、5人で普通に会話ができそうな位置関係になりました。
私は、どうせ無視されているんだから・・・と口をつぐんでいたのですが、Fさんは元友人に話しかけました。すると元友人は、話しかけたFさんを見もせず、Fさんの言った言葉を抜きで話を続けました。友人が話しかけるとちゃんと応じていたのに。


この場から、私とFさんを弾こうとしているんだな。
はっきりとそう感じて、私は友人に帰る旨を告げました。友人が私に「来てくれてありがとう」と言って、出入り口まで見送ってくれる間も、元友人は私など存在していないという態度をとり続けていました。


ギャラリーを出てから、悔しさがこみ上げてきました。
そもそも、私の立場は、元友人からしたら「お客さん」であるはずなのに。
ダイレクトメールを、それは友人からではあるけれど、貰って行ったのに、さも私は「来るべきでない客」のような扱いを受けるなんて。
ダイレクトメールをもらって、わざわざ嫌がらせを受けに行った様なものです。


でも、元々は私が絶交メールを送ったのがいけなくて・・・。
でも、あんな事をしていながら、謝りもしない人と、あのまま仲良く付き合っていく事はできる事だったのか。
そういう事をぐるぐると考えていたら、思い出したくもない7年前の事まで甦ってきました。
5年前に例の会社を辞めた後は、私の精神状態は最悪で、普段はろくに外に出られない状態になり、カウンセリングを受けてみたりとか、まあ色々あったのですが、そんないわゆる抑うつ状態も、この1年くらいやっと改善されてきたのですが、この件で久しぶりに戻ってきてしまいました。
そんなわけで、土日をウツウツと過ごしてしまったのでした。
まあ、雪だったしね。
なんとか復活できたので、ヨシとしましょう。


このブログ、友人も見ていると言っていたので、この件を書くのはよくないか、と思ったのですが。どうにも書いてしまわないと消化できないと思ったので、書いてしまいました。
まあ、明日からは能天気にやっていこうと思います。