世の中美人だらけだが・・・
『SHERLOCK 3』がはじまる前に、原作をできるだけ読んでおこう作戦が深く静かに中断をはさみつつも進行中のえむぞうですよ。コンバンハ。
で、昨日『バスカヴィル家の犬』読み終わったのですよ。
本当はバスカヴィル〜に関してはもうドラマのほうでやっているので『四つの署名』の方を読みたかったのですが。なかったので。
元々特に感想とか書く気はなかったのですが、読んでいてワトスン医師に対してもやもやとした気持ちが沸いてきて、ちょっと吐き出したくなったのですよ。つまり
人が好すぎる・・・
ホームズに「他の事件でロンドンを離れられないから、君が先に行って調査をしていて」的な事を言ってダートムアに送り出されたけど、実はホームズはワトスンに言わずにダートムアに行って1人で調査をしていたわけですよ。
ホームズの自分への信頼を感じて喜んでダートムアへ赴いたワトスンを思うと不憫な話なのですが、それでも再会の場面でワトスンときたら
「だれかに会えてこんなにうれしいと思ったことはないよ」
こうですよ(ノд`)
でも段々と、自分がホームズにだまされていた事に気づいて不機嫌になってくるのですが、そこですかさずホームズにあれこれおだてられると
自分がまんまとあざむかれていたことにまだ割り切れない気分ではあったが、ホームズの褒めことばの心地よさがわたしの胸にくすぶる怒りをなだめた。
おおーーーーーーいいいいいい○| ̄|_
もう脳内『SHERLOCK』のモリアーティが登場して「かわいいねえ!君がそばに置きたがるわけだ!」って笑ってますよ。
いやでも『SHERLOCK』におけるジョンのシャーロック大好きぶりは原典に忠実なのですね・・・と分かりましたですよ。あと『SHERLOCK 2』のバスカヴィルでシャーロックはジョンに対してかなりひどいわけですが、それもまあ原典に忠実・・・いやあれは流石に原典以上かw
あと改めて、原典の要素のすくい上げ方が絶妙だったのだなと感心しました。
あと『バスカヴィル家の犬』に出てくる、重要な女性の登場人物に対して、ワトスン氏はそれぞれを「まれに見る美人だ」「ずば抜けた美人だ」と評し、まったくタイプの違う2人の美女の美しさを言葉をつくして描写していまして、読んでいて「なんだお前“女性はみんな美人です(キリッ”てタイプかもしかして」とか思っていたのですが、ホームズとの再会からその後しばらくの展開を読むにつけ、そうですかその人が一番の美人でしたか、ハイハイ。となりましたよ。集中して一点を見るホームズの横顔は彫像のようなんですって。