スケオタ廃人化週間終了。

またまたお久しぶりになってしまいましたよ。えむぞうです。コンバンハ。


ラピニュの感想とかT.M.R.武道館の感想とか、全日本観戦記とか、書こうとおもっていたというか、一応下書きは作ってあるのですがね。
迫り来るユーロ&全米選手権に向けて、結局HDDの整理を第一にして行動していたらば、何も更新しないままこれだけ間隔があいてしまいましたとさ。


とりあえず、今年も主さまズと睡眠時間をないがしろにしつつ、PCとTVにかじりつきつつヨーロッパ選手権と全米選手権のハシゴ観戦をしましたよ。
といってもicenetworkは契約していないので、全米はJスポでLIVE中継のあった男女シングルのみ。そして女子FSは寝坊して終盤しか見れていません(ノ∀`)シズニー強くなったなー。おそらく優勝候補の1人と目されていたと思うのですよ。しかしそういう状況で期待されるとおりの結果を出すのってものすごく精神力がいるということは、ここ数年の競技観戦で感じました。儚げに見える彼女ですが、内面は思っていた以上に強くなっているのですね。変更したコーチが合っていて、技術や積み重ねてきた練習に自信が持てているのが本番での強さに繋がっているのかなとも思いました。


で、ユーロもシングルはJスポで。えっペアとダンス?それは例によってあれをあーしてこーしてどうにかほぼ全部見ましたよw
ペアはまあ順当というか。悠子ちゃん達今季は怪我で出遅れたりで大丈夫かしらと思っていたのですが、徐々に上がってきているかなという印象でちょっと安心みたいな。サフゾルは、ノーミスを世界選手権にとっておいてくれたんですよね?ね?
ダンスは、今となってはファイスカばかり思い出します。SDで、ツイズルで思いっきりミスして、その後も精彩を書いた動きでうわああああああな心境でしたが、FDでは気迫のフラメンコでした。いつもはやや弱弱しさも感じられるスカリが、ファイエラを気合でリードしていてとても頼もしく見えました。兎に角素敵でした。しかし、ファイスカユーロでの引退を考えてるとかいう話が・・・マジですかあああああ!?
FDで印象に残っているのは、このファイスカとズーリンの投げキッスでしたwあとカーズもようやくFDをちゃんと見れてようございました。


女子シングルは、ただもうサラ!サラ!サラ!!で。本人が最後と決めた、地元スイスでのヨーロッパ選手権、フリー最終滑走ですべてを出し切った演技を見せて初優勝。こんなに美しい競技人生の幕切れがあるだろうか。笑顔でサラを祝福する表彰台のほかの2人、カロリーナとキーラの姿も含めて、素晴らしく美しく感動的でありました。
男子シングルは、SPで「おーよしよしまとめたな」なんて思っていたらまさかのアモディオ1位通過。嬉しいよりも、プレッシャーかかっているんじゃないか・・・フリーどうなるんだ・・・の心配が先にたち気が気でなかった翌々日のフリー。やはり緊張も窺える部分がありつつも踏ん張り、FSは3位ながらもSPのリードが効いてま さ か の優勝!いやーサプライズ。優勝決定〜表彰式までのわんこの様なはしゃぎっぷりに大笑いさせていただきましたw


正直、アモディオにはまだヨーロッパのタイトルは早いと思っていました。何様な言い方ではありますが。彼にはまだまだ身につけなければならないことがあるし、ヨーロッパチャンピオンとして肩にかかってくるであろうプレッシャーや、時に注がれる厳しい視線に対して準備が果たして出来ているのだろうかと。
まあでも、今はそのときじゃないと言ってみても、次のチャンスがそう易々と来るものでもないのでね。チャンスが訪れたときにとるというのも意味があることでしょう。
タイトル自体には複雑な思いもありますが、ヨーロッパ選手権のSP1位でも、プレッシャーに崩れず舞い上がらず競技をやり通した事は心から嬉しいです。競技後は盛大に舞い上がってましたけどねwランビに引かれるとかどんだけだとwwかわいいねw


そのほか、SPで大きく出遅れフリー第2グループとなったメンショフの気合の2クワド、最終グループ落ちしたジュベールの気合のフリーでのジャンプアップで銀メダル、トマシュの久々の4Tだったりと、なかなか内容濃く面白い男子シングルでありました。
ひとつ気がかりなのは、ミハルの痩せ具合。秋に手術などもあった彼ですが、まだ身体が戻っていないようですね。私自身、過去に何度か大きく体調を崩したことがありますが、一応治ったあとも、以前は楽に出来たことがしんどくなっていたりして「自分の身体がこんなに不便だなんて」と思ったものでした。普通の生活をしていてもこうですので、アスリートにとってはどれほど歯がゆいことかと。彼はいい選手だけど、怪我とか病気とかに1シーズンおきに悩まされている感じで不憫です。早く完全に体調が回復しますように。


そして廃人週間は全米男子で〆なわけです。
いやはや笑っちゃうくらいの波乱振りでした。ドーンブッシュがノーミス・・・は、ジュニアGPファイナルを見ていたのでそれほど驚かなかったのですが、そこにアボットが及ばなかったことに驚きました。
第3グループ途中から非常に楽しかった。若手選手が次々といい演技をして、ガッツポーズで演技を終えて、お客さんもスタンディングオベーションで。しかし一方で、後に滑る選手へのプレッシャーもどんどん大きくなっていく展開なわけで。SP上位3人の中で、最終グループ一番最初に登場したのはアボット。なんだかんだでこの人が優勝するだろうと思っていたし、このプレッシャーに勝てたら、競技者としていよいよ本物だな・・・なんて思っていました。ところが・・・ってな展開で。続くムロズも崩れて、怪我からの復帰戦の経営者がミスはあったものの会場を沸かせる演技で優勝。いやー勝負って分からない。面白い。でもやるせない。
アボットは去年もディフェンディングチャンピオンではあったけど、まだ挑戦者の気分を持っていられたのかなと。ライサとジョニーのいない今年はいよいよ本当に「守る」立場になったアボットと、守るものがないと挑戦者として臨んでくる選手(経営者も怪我明けで今季初コンペなのでこちらの立場でしょう)の勢いが対照的に見えました。
誰が上手いかといえばやはりアボットなのですが、それと共に強くないといけないのですね、競技は。難しい。
それにしても経営者も痩せたなあ。今季国際大会出ていないのに、4大陸出ないでいいのかと思ったのだけど、もしかしてアジアに行って競技に出て、戻ってまた調整してまたアジアに行って・・・ってできる状態じゃないのかもしれない、とちょっと思いました。


で、こうして真人間に復帰・・・と思いきや、ユニバーシアードアジア大会もストリーミングがあるらしいですよ!ええー!