五輪後1ヶ月@FD
続いてFD。
リード組『天使と悪魔』
- スピードがあって動きもキレていた。
- トップ選手の演技に感じるような緊張感と集中力を感じた。
- これでCDの転倒がなければ・・・とおもいもするけれど、あれがあったからこそのこの演技なのかもしれないとも思う。
- GOEにマイナスが一つもないと。素晴らしー!
- 「彼らのPGはショープログラムで、コンペティションプログラムではないとジャッジのディスカッションで指摘されたそうです」by藤森さん
- 「確かにステップのところなど、走っている部分が多く、そういうところはもっときちんとダンスの技術を見せていかなければいけない」by藤森さん
- ほうほう。なかなか厳しいこと言われているようで。PG作りっていうのも難しいものですね。
ミスリヴェチコヴァ/ノバク『ブルース・フォー・クロック』
- この曲苦手なんだよなーorzなんでこんなに使われるんだろう・・・
- ここはいつも女の子の方が男前で、男性はいささか頼りない。今回も、女の子のほうはブルースの雰囲気出ていたように思う。
- 「この組は一けりは伸びるけど、まだブルースを表現するようなエッジの深さや粘りが足りない。ちょっとあっさりしたブルースになってしまった」by藤森さん
- 「振付自体はいい。よくこなせてもいるけれど、ブルースの特徴をこってりと表現するにはまだ時間がかかる。でもいいカップルです」
マロリー/ランド『ペール・ギュント』
- 女性のポジションがとてもきれい。衣装の色合いやスカートの動きが、音楽の雰囲気に合っていて素敵。
- 「2人のすべりの雰囲気がぴったり合ってきた」by藤森さん
- 女性の上半身の動きも褒められています。
- 「2つ続いたステップシークエンスの間のリンキングフットワークでもダンスらしい動きを見せてくれた」by藤森さん
- 後で見返してみよう・・・
- 国籍問題で五輪に出場できなかったわけですが、今は一緒に滑っていないらしい(解散というわけではとりあえずないけども)ですよ。どうなるんだろう。
サミュエルソン/ベイツ『カント・デラ・テッラ(大いなる世界)』
- 今見ると切ない。ベイツさん怪我治して戻ってきて、また笑顔でクネクネキビキビ踊ってください・・・。
- 怪我で今季競技に出られるか厳しい状況のサミュベイですが、その前にコーチ変更しているのですよね。
- 私は元々のこの組の振付とか衣装含めたセンスが結構好きなので、コーチ変更という事はコレオも変わる(シュピルバンドチームなのでズエワさんいるから)のが残念と言えば残念なのですが、スケーティングスキルの向上が今後必須になってくるだろうなーと思っていたので、選択としては正しいのだと思うのです。
- いい曲だし振付もいいんだけど、キビキビ感がどうしても目立ってしまうように思うのですよ。スケートがもっと伸びれば、違った表現もできるのではないかなーと。
- 「この組は目立った個性はないけれども、見ているとホッとするというか、癒される演技をしますね」by藤森さん
- 「すべりのこう・・・控えめさっていうか、そういうところでこれからもう少し・・・どう伸びていくのかなってところですけど、ジュニア時代から見ていると、ここまでは順調に伸びてきているって気がします」
- 言葉を濁しつつ「控えめ」発言がちょっと面白い(笑)
キャロン/ジョーンズ『アダージョ』
- アダージョ祭りはっじまっるよー。
- 毎回男性がFDで転倒していたので、今回もくるぞくるぞと思っていたら来なかった!ジョーンズがんばった!
- 藤森さんも「ヨーロッパのときよりも滑り込みが出来て、二人の演技のバランスが良くなった」「ヨーロッパのときはまだ、女性がリードしているみたいだった」と。
- 「(順位が)一桁に飛び込むのも、もう時間の問題のような気がします」
- 相変わらず買ってらっしゃる。
- 1stと2ndのツイズルの間にイーグルを入れるのがおしゃれだそうです。後でもう一度確認しよう。
- 客席にノーパゾ開いている人が。こんな感じでFSUのレポとかって投下されるかすぃら。
ホフマン/ザボジン『So Excited』『Hush Hush』『Rock This Party』
- ザボジンの背中が固いことを藤森さんが指摘。靴を持ってのツイズルの途中で手が離れてしまったのはそのためではないかという話。
- ノラはブルネットが正解ですね。2回目。
- ノラの衣装には謎の猫さんがいることにはじめて気付きました。大型TV万歳。
- ザボジンのパートナー替えの歴史を語られて「やはりブランクが、ダンサーとしての体型、身体のラインに出ているかもしれませんね」と。ザボジン聞いてるー?
リュブレワ/シェフェル
- シャンソンなので、もう少しフランスのフレーバーがあったら・・・とか、ステップなどに独創的な表現があったら・・・きれいな曲で滑っているけど、もう少し何かが欲しい、退屈なPGになってしまっていると、藤森さん厳し目。
- まあ見ている方も納得してしまうのですが。
- でもこの組は、この1シーズンですごく向上したと思うのですよ。私の印象では。ああ、こういうのが五輪シーズンなのだなーと思いましたよ。
- で、この世界選手権を最後にこの組は引退。ご・・・五輪シーズン・・・なのだな(´;ω;`)
ナバロ/ボメントレ『ONE』
- すべりのスタイルが何年か前と変わっていないと言われております。まあそうですね。
- しかし、変わっていない中でもこのPGは私は好きですね。U2フィルターかかっているのもありますがw
- ボメントレの衣装は、ライサのシェヘラザードのミニチュアみたいだ。何故彼にそれを着せるのかと思ってしまったり。
- キンバリーの衣装も、ちょっとスタイル悪く見えますねー。
- しかし、そうは言ってもこのPGは見ていると胸にくるものがあります。何が良いって、演技から垣間見える2人のリレーションの良さですよ。
- 演技中、本当に信頼しあっている目でお互いを見ている。2人で滑る雰囲気が本当に良いカップルでした。最後の世界選手権。お疲れ様。ありがとう。
ボブロワ/ソロヴィエフ『アダージョ』
カッペリーニ/ラノッテ『レクイエム・フォー・ドリーム』
- 衣装は、TV買い換える前は赤に見えたけど、今のTVで見るとピンクっぽい?ピンクというよりマゼンタ?
- 忌々しい『レクイエム・フォー・ドリーム』ラッシュの中でも、このPGは一番良かったと思うのですがね。よりにもよって地元ワールドの大舞台でアンナちゃんがツイズルで転倒。
- フィニッシュ後に泣き出してしまいました。
- な・・・泣き顔もかわいい(←)
- ルカも、アンナちゃん慰めているときが一番頼もしく男前だな(←)
- このシーズン頑張って悪い精霊やっていたけど、素はこんなに一生懸命で可憐なんですよねー(←)
- 藤森さんも、今までより一段難しいことをしようとすると失敗はつきもの、と励ましモード。
- やっぱかわいい子が泣いてるとそうなりますよね(←)
- それにしてもイタリアのスケーターってなんでかわいい子があんなに多いの!(←)
クローン/ポワリエ『ノクターン』『ボヘミアンラプソディ』
- 藤森さん、この組恒例の手放しの絶賛w
- ところでこのプログラムって、ちょっと判りにくいような気も。
- このプログラムのタイトルが『Don't Look Back』と、この世界選手権ではじめて知ったのですが、成る程ー、と思いながら見ても、分かるようなわからないような。
- しかし評価は高く、点数が出たら予想以上の高得点にコーチが「オーマイガー!」言ってました。
ザレツキーズ『シンドラーのリスト』
- 見ている側を世界に引っ張り込むような。この2人がこんな演技が出来るようになるとは。
- 藤森さんも、この組の演技で今までで一番良いと。
- いいところまで来たな。これからだな。と思っていたのですがねえ。引退してしまいました。
ペシャラ/ブルザ『サーカス』
デービス/ホワイト『オペラ座の怪人』
- 速っ。
- 大事なクリスティーヌをそんなにぶん回していいのか怪人さんよ。
- まあ、大事なって言っても恋人じゃないですよね。もう1人の自分とかそんな感じ。
- この2人って、あまり恋人同士的な雰囲気を感じないので、もう1人の自分として自己投影する相手同士みたいなテーマって合っているのかも。
- そういえばサムデリでも、そういう解釈を読んだことがありますよ。07-08のビートルズも、個人的には「夢の中で出合ったもう1人の自分との対話」みたいなイメージで見ていました。実際どういうテーマかは知りませんが。
- 音楽の盛り上がりどころで、その場面に会った振付がハイライトとして入っている。ズエワさんの振付いいですね。と藤森さん
- 音楽のストーリー性を感じさせる振付がうまいなーと常日頃私も思っています。
- そういう路線が一番フィットしている教え子がメリチャリなのかもね。オペラやミュージカル系に当りPGが多いので。
- メリル女優だし。
ヴァーチュー/モイア『アダージェット』
- 一番最後の要素外のリフトが、一番音楽に合っているような。
- スコットがツイズルミス。ちょっと珍しいものを見たような。
- このPGは正直、すごいなー、きれいだなーという感想以外があまり浮かばない。
ファイエラ/スカリ
- 衣装も素敵、振付も表情もちょっとした手の使い方もドラマ性があって、2人とも俳優みたい。
- 演技が終わった後、感極まって泣き出すファイエラがきれい。
- 世界選手権での地元の声援は、心強くもありプレッシャーでもあるのだなと。