本当にあったイナズマロックフェス2010。その2。

本当は2日分まとめてアップしたかったのに、いつまでも終わらなかったのでとりあえず初日のぶんだけアップしたえむぞうですよ。コンバンハ。ほんとに、大した事書いていないのになんで時間がかかってしまうのでしょーね。


というわけで2日目。

屋台の充実振りを満喫。

この日は、折角なので屋台込みでフェスの雰囲気を満喫しようと、早めに会場に行きましたよ。とりあえずグッズ売り場に並ぼうかとも思ったのですが、あまりにも並んでいるので退避。サラダパンが買えそうだったのでうっかり並びかけましたが、冷静に考えると私は沢庵もマヨネーズも好きではないのでした。ネタとして食べるにしても、他の美味しそうな屋台を回る機会をちょっと削ってまで、沢庵とマヨネーズに行くべきだろうか?と考え込んでしまい、結果スルー。近江牛がらみを絶対に食べようと決めていたので、近江牛の牛丼と牛すじカレーを売っている屋台に並びなおしました。
どちらかというと牛丼をオーダーしている人が多かったのですが、私はカレーの方を。後から考えたら、折角なら牛丼でよりディープに近江牛を嗜んだ方がよかったかと思いましたが、基本私は牛丼よりカレーが好きなのです。美味しかったですよ、牛すじカレー。
味にはそれなりに満足したのですが、やはり屋台サイズのカレーでは、この先の長丁場はきっと耐えられない!に違いない!ここはひとつ、前日散々幕間に宣伝していた、ちゃんぽん亭総本家×イナズマロックフェスの共同企画なのか何なのか、西川貴教監修雷神そばなるものを食べてみようじゃないか。これはあれだ。おそばにミニ丼がつく定食みたいな雰囲気で行けるのではないかと。きっとそう。カロリーオーバーキニシナイ!!ライブで燃焼させるから!!祭りじゃ祭りじゃ!と勇んで雷神そばの屋台に向かったのですが、結構な行列が出来ていたので回れ右(←)雷神そばは夜にしよう。うん。
と言うわけで、猛暑日といえばアイスですね!と狙いをアイスの屋台にチェンジ。しかしこのアイスの屋台で、並んでいると思っていた人がちゃんと並んでいなくて、変なところに並んでしまっていたことに途中で気付いて並びなおしの憂き目に。
ちょっと気分が萎えていたところ、ふと隣を見ると、誰も並んでいない屋台で、店員さんが一生懸命草津地ビールをアピールしています。地ビール・・・並ばないで買えそう・・・。今飲んでも、まだライブスタートまで時間があるから酔いもさませるし・・・アイスと地ビールなんて、カロリー的にも、主食じゃなくて嗜好品という意味でも、ほぼ同カテゴリーなんだし・・・こっちでいいや!と、アイスの列から撤退して待ち時間0で地ビールをゲット。

うまー!濃い目のお味でうまうまー!!炎天下にビールってちょう正しくね!?

オープンエリアを闊歩するゆるキャラと続々遭遇。

それなりに屋台を満喫した後は、エンタメエリアのステージで行われるライブの音を聴きつつ、ベンチで食休み。会場に来る途中で連絡をいただいた、はらちさんがもうそろそろ来るかなーとか思っていたらメールが。大体の自分の居場所をメールで知らせて、もう少し見つけやすい場所に行こうかなーと、会場の出入り口近くの通路付近までちょっとばかり移動したところ、妙なものに遭遇。
守山市のマスコット(らしい)モーリー。上手く撮れなかった。

これか!これが噂のゆるキャラロックフェス(違)か!と感嘆していると、再びはらちさんよりメールが。なんとはらちさんもモーリーに遭遇していると。という事は近くにいるはず、という事で電話を駆使して待ち合わせ成功。ゆるキャラを目印にした待ち合わせは初めてですw


その後も次々ゆるキャラに遭遇。
草津市ゆるキャラ「たび丸」君。

彼は意外にブラックなところがあるらしいです。
他にも謎めいたキャラに次々と遭遇しました。
 
 
昨日のMCによると、彼らを出すに当たっても貴教さんの血がそれなりに流れているらしいので、心して撮影しましたよ。
しかし、最も私の琴線に触れた「ハンバーグマのグーグー」を撮影できなかったのは、少しばかり心残りでした。

PVが流れただけで歌いだす貴教ファン達。

屋台とゆるキャラを楽しんでいる内に、ライブエリアが開場。入場の列もほどよく短くなってきたので、ライブエリアへ。会場後方のシートエリアの木陰を陣取って開演までまったり過ごすことにしました。暑いしね。晴れ男さんは相変わらず限度を知らない。
開演まではまだ時間があるので、ステージではDJが喋りつつ、出演ミュージシャンの最新曲のPVを流していました。ヒロミゴーの曲がなんかすごかったw
そんな中、オープニングアクトのJINのライブがスタート。ルックスもパフォーマンスもかっこいい。けど、ボーカルの女性の声というか発声が個人的にちょっとひっかかるかな。喋る声と同じ声で歌っているような。
そしてオープニングアクトの後は、その前にかからなかった出演アーティストのPVが。真打登場、TMさんの『Naked Arms』です。すると、案の定と言うかなんというか、周囲の貴教さんファンPVに合わせて合唱スタートwこれは結構な規模ですよww
うわwwはじまったwwなんて言いつつ、座り疲れた私はおやつ散策も兼ねて、一度フリーエリアへ離脱したのでした。

雷神そば

離脱してはみたものの、アイスとかそういった関係の売店は相変わらず行列が。戻ろうかな・・・と思ったときにふとちゃんぽん亭総本家の屋台が目に止まりました。あ、行列大分減ってる・・・さっきに比べたらだけど・・・おやつとそばなんてカロリーで言えばそんなに変わらないだろうし・・・(またこれだ)
というわけで、雷神そばげっと。

いやー、濃かったー(笑)成る程「B級グルメの決定版」(会場内CMでそう言ってたんです)

草津市長がジャケットプレイ

急いで食べた雷神そばの器を捨てていた頃、ライブエリアからの音漏れで開会宣言が始まったのを察知。今年は噂の市長のジャケットプレイを見たかったけど、これは無理かなー・・・と思いつつ、急ぎライブエリアへ。
ライブエリアに入ってステージを見ると、市長まだジャケット着てるー!その下にイナズマTシャツが!!間に合った!!
そう思ったそのとき、市長がばっとジャケットを脱いだー!投げたー!周囲からヒューヒューと歓声がww「イナズマロックフェス、開幕です!」と高らかに宣言。
雷神そばも食べれてジャケットプレイも見れて、完璧だなこれはw
ちなみに草津市のキャラクター、たび丸君のツィートより、ジャケットプレイの思い出とかw市長との2ショとかww


市長の挨拶の後は土屋アンナ
正直、TV等で見ると結構嗄れた声?好きじゃないかも・・・と思っていたのですが、思い違いでした。ハスキーだけど甘さもあってなかなかいい声、パフォーマンスもかっこよかったです。シートエリアでまったり見ていたのですが、周囲も段々と盛り上がっていき、終わる頃にはあちこちで「カッコよかったー!」という声が聞こえました。

ハローキティさん、歌う。

そんなカッコよかったライブが終わり、インターバルです。通常は芸人さんが出てきてネタをやるのですが、この日この時間のタイムテーブルには、あの方の名前が・・・

14:45 HELLO KITTY

タイムテーブルを見た時点で、目が点になったのですよ。何かのネタか間違いか冗談か。
しかし、ネタでも間違いでも冗談でもなく、やって来たのですよ、キティさんが!偽者でもなんでもなく、間違いなくあのお方でした!!貴教さんの誕生日を祝いに来てくれたらしいですよ!サンリオピューロランドから!あらうちの近所だwキティちゃんが遠征するほどの貴教ファンだとは知りませんでしたw
関西地方では有名らしいDJの方に招き入れられてステージに現れたキティさん。なんとマイク持参でした。歌う気満々ですwなんとアグレッシブな猫さんでしょうww
曲目は「恋するチャイナタウン」ステージを上を上手下手と移動しながら、お客さんを煽りながら可愛らしく歌い上げました(勿論口パクじゃありませんよ。口ないからパクできませんし)。う〜ん、アイドルだわ〜〜。
更にDJ氏の「もう少しキティちゃんの歌聴きたいですかー?では、アンコール」の声に、場内からアンコールが沸くと、その声に両手(手?)を合わせて感動していました。初々しいなあ。たまーに、アンコールの声に本気度が足りんとか言って帰ろうとする人にも見習ってほs(以下自粛)
そしてアンコールに応えて歌うのは「君の瞳に恋してる」あいらーびゅーべいーべーのアレです。なんとアイドル文法的に正しい選曲でしょう。場内手拍子でキティちゃんを応援します。
キティちゃんのスーパーアイドルオーラにより、会場にロックフェスらしからぬパステルな空気が微妙に漂う中、キティちゃんはご機嫌でステージを後にしました。カリスマだぜキティさん(何)


つづいて植村花菜さん。はじめまして。
正直、まったく知りませんでした。曲も1曲も聴いたことがなく。どうやら『トイレの神様』という曲が話題になったらしいのですが、それも知らず。
そんな状態での初邂逅でしたが、なかなかいいですねー。きれいなお嬢さんで、歌も上手く、関西弁のMCも気さくな雰囲気で。曲のジャンル的にはロックではないのですが、フェスの流れ的にも良いスパイスだったと思います。やや日が陰ってきて涼しくなった湖からの風と相まって心地よいライブでした。・・・ん?日が陰って?

まさかの雨の中、うぃっしゅ。

数々の晴れ男伝説を持つ貴教さんの主催フェスなら大丈夫だろうと思っていたのですが、なんと降ってきてしまったのですよ、雨が。なんでー(なんでって・・・)清春さんが雨男だと言うので、そっちが勝ってしまったのか・・・。
そんな中出てきたのはBREAKERZ。名前を聞いた時には、正直知らんと思ったのですが、DAIGO氏のバンドなのですねー。DAIGO氏は、私の中ではずっとDAIGO☆STARDUSTのままでした(やや嘘)。
本当は、BREAKERZからブロックに入ろうと思ったのですが、木陰に陣取っていて、木が程よく雨を避けてくれたので、そのままシートエリアで雨宿りしつつとなりました。
そんな、雨に打たれてBREAKERZ。なかなかのエンターテイナーぶりでした。よりによって自分達の出番前に振り出した雨も「これもフェスの醍醐味ですよねぇ〜!」と、例の口調で男前に言い切りましたよ。
更に、曲をあまり知らない私みたいな観客もいるだろうに「うぃっしゅ一緒にやってくださぁ〜い」と例のポーズをやらせて強引にアゲる。ステージには女性ダンサーも出てきたりなんかして、なんと華やかなロックンロールかと。
そして、女性ダンサーとのパフォーマンスの次は、SMグッズ的な警帽をかぶり「次の歌はぁ〜、どMの歌です」「オレら皆どMなんで、ブーイングが気持ちいいんです!ブーイングしてくださぁ〜い!」とブーイングを煽りつつwwどMの歌。歌の途中で、DAIGOとギターの人がものっすごい顔を近づけて歌ってるなー。もうちゅーしちゃえよ、と思っていたら本当にしました。会場沸く沸く。てか沸くなwねー、ロックてこういうもんだからそんな怒るなよTAKUYA∞。と、昨日のことに思いを馳せてみたり。いいじゃん、人前でも(←)

BREAKERZ予定外のあの曲を披露。

どMの歌で沸いた会場を満足げに(推測)見渡すDAIGO氏、会場のノリがいいからと「予定してない曲やっちゃいます!」と。マジかー。すごーい・・・と思っていたら、マイクに口を近づけて歌いだしたのは「風に戸惑〜う 弱気なぼ〜く とおりすがる〜あの日のか〜げ ほんとは〜見た目以上〜涙もろい〜過去があ〜る・・・」って、TSUNAMIじゃないですかwwしかも桑田さんのモノマネで。しかも上手いしww会場大うけ。そしてサビは大合唱。本当に歌が好きなお客さんたちだ。そうして生まれた一体感の中、最後に『灼熱』(タイトル言ってくれた)をやって、引き上げる頃にはいつの間にか雨もやんでいました。「あ、俺達、雨吹き飛ばしたね!」というDAIGOの言葉と共にBREAKERZはステージを去ったのでした。面白かった。
今となっては、主にDAIGOのときだけ雨が降ったのに何かを感じてしまったり。

けれどその後も、ちらほらとぱらついたりやんだり。しかしはらちさんの「山がはっきり見えてるから、あっちに雲はない(=雨は長引かない)」という説得力あるお言葉もあり、ブロックの中へ移動することに。

そしてブラックホールへ。

前日に引き続いてラジオ絡みの収録の後はSADS。キティちゃんからSADSとか振り切れすぎの触れ幅にしびれます。
曲は最後にやった『SANDY』くらいしか知らなかったりしたのですが、バンドのカラーをがっつり味わわせていただきました。「並び的に俺達は悪者でしょ」とか「俺達の役目は琵琶湖とこの会場をブラックホールにする事」とか仰っていましたが。イイヨイイヨー。振れ幅が大きい方が楽しいものです。
そんな中にも、貴教さんへの誕生日プレゼントのお話もあり、やはり「黒光りする卑猥なもの」なんだそうですw
ところで清春さんの衣装ですが、さっきBREAKERZでDAIGOが被っていたみたいな帽子を清春さんもまた被り、素肌に黒いベストを着ていたのですが、あっという間に脱ぎ捨て、あのベストは儚くも一瞬の華となってしまったのでしたw

ロックフェスだけどGOGOヒロミゴー。

そんなわけでブラックホールになってしまったイナズマですが、この後出てくるのは、なんとあのヒロミゴー!だからダイジョーブ!酸いも甘いも清も濁も黒も白も噛み砕いて飲み込んでいるであろうヒロミゴー。出てきた瞬間から、間違いなく楽しませてくれるだろうというこの安心感は異常ですな。
最初の2曲は知らなかったのですよ。なんか、完全に貴女の方が上手だね、年はハタチなのに云々〜という歌がありまして、なんだなんだ50代がハタチの娘ごに振り回される歌か!?と思っていたら、後のMCによると26歳くらいの頃の歌なんだそうですよ。なーんだびっくりした。
しかし知らない曲でも、本人は踊りまくり、バンドもホーンセクションも終始超笑顔で、自分のパートの演奏がないときには手拍子でお客さんを煽ります。その様子が、今まで見たライブにおいてはちょっとない光景で軽いカルチャーショック。
そしていよいよ3曲目は知っている曲!イントロで会場のボルテージ異常に上がります。ちょっと出遅れていたら、隣にいるはらちさんが「2億4千万ですよ!」と教えてくれましたwきたー!おっくせんまんおっくせんまん!まさか私の人生において、おっくせんまんおっくせんまん!と腕を振ります日が訪れようとは・・・いや、前にもあったかもしれない。うろおぼえだけど。ちなみにこのとき、勿論脳内ではランビとバトルが飛び跳ねていました。ジャパーン!
ジャパーン!で盛り上がった後はMC。せっかくなのでとツアーの告知を懇切丁寧に語り「よかったら来て下さい」と堂々たる勧誘。ツアーファイナルはお誕生日で55歳になるそうです。55歳!!!で、55歳の記念なのでツアーは55公演なのだとか。ちょww普段の自分のツアーにはなかなかいない客層で新鮮なんだとか。「こう・・・ヤンキーっぽい人とか?」って、どんな人が目に入ったのでしょうwで、今回は「できるだけ皆さんが知ってそうな曲をやります。その方が皆さん楽しめるでしょ!?」と。流石分かってらっしゃる。しかし、皆さんが知ってそうな曲だけでイベントの出演を賄えるってすごいなー。
続いてはバラード。あー、これもなんか聴いたことある。しかしこのときはステージ上をたくさん虫が飛んでいて、後で「アースジェットないの!?」と叫んでいました。虫が沢山で、正に「もーおーやだよおー」(←歌詞)だったんだそうですwだって野外だしー。
そして再びアップテンポに。聞き覚えのあるこの感じ・・・もしや!と思ったところでヒロミゴー「お嫁サンバだー!!」と叫びます。またきたー。まさか私の人生で1・2・サンバ2・2・サンバとやる日が来るとは(こっちはガチ)この手の定番な手振りとかは、うまくできたらすごい充実感がありますな。お嫁お嫁おーよめさんばー。
つづいてアーチーチーアーチー。なんか「本物だー!」って感じ(笑)思いっきりTVの中の人ですからねえ、私にとって(といっても、生で見たのはこれがはじめてではない)。
最後は、なんだかすごかったPVの新曲でした。いやー、最後まで楽しませていただきました。歌って走って踊って、まったく年齢を感じさせない。すごかったです。流石のエンターテイナーぶりでした。

友達が琵琶湖でバースデーパーティーやるっていうから来てみたら・・・

ヒロミゴーが終わり、色んな意味で忘れ難いガリガリガリクソンのパフォーマンスも終わり、いよいよですよ。待ってましたとばかりにまだ暗い会場に響くターボコール。お約束です。
そして、現れましたよT.M.Revolution。皆さんお待ちかねの、PV流れただけで合唱になっちゃうくらいお待ちかねの『Naked Arms』からです。思う存分歌うといいよ!!
続いて『蒼い霹靂』きゃー久し振り!チャンスを逃さず指で四角を作って「こっいの字のーなーかーの死角はシタゴコロ」やりましたよ!我がイナズマに悔いなし!2010!いやこの時点でまだ終わってないけど!
そして相変わらず暑い季節でもやっちゃう『WHITE BREATH』そして次は、おや、知らない曲?新曲?と思ったのですが『Imaginary Ark』だったみたいです。ガンダムCD持ってないのですよー。後で試聴して確認しました。で、その後の顛末の詳細は記憶が吹き飛び気味なのですが、気がつくと貴教さんが「T.M.Revolution完全復活」がどうのと叫び、ステージの上にキーボードと、そして暗い中スポットに照らされ、あまりにも見慣れたシルエットが浮かび上がったのでした。あの・・・なで肩は・・・!!周囲がざわめいたり歓声が上がる中、私も思わず「え゛え゛ぇ゛ぇ゛っ」と叫んでいました。まさかの!浅倉さんではないですか!!ここで出てくるかー。ああ、貴教さんのしてやったり風な表情が憎いww
そんな驚きと興奮で会場が波打つ中、音楽が。今度は本当に完全に知らない曲きたー。新曲?しかもここのところ続いたアニメ風じゃない!!呆然としつつそんな事を思っている間に曲は終わり、貴教さんが浅倉さんを紹介。ステージ前に出てきてニヤニヤしつつ2人並びます。
「よくぞ!よくぞ滋賀県くんだりまでお越しくださいました!」と貴教さんが言うと、浅倉さん「友達が琵琶湖のほとりでバースデーパーティーやるっていうから来てみたら・・・」と、相変わらずの微妙なジョークを。浅倉さんのジョークは18年前から変わらず微妙w「バーベキューでもやるのかなーって思ってたんだけど、すごいねー!」と、アナタはそんなテカテカした格好でバーベキューをやるのかw「西川君も大きくなったよねー。昔はこんなん(浅倉さんの胸のあたりくらいの身長を手で示す)だった」「ちょっとwいつからの付き合いなの!」とか。なんだか見ている側的には懐かしいようなやりとりが。もうすっかり貴教さんの毒気強めのMCに慣れているので、久し振りのゆるさにたじろぎますw
そして「こういう形で絡むのも久し振りなので、若干照れますが・・・」の貴教さんの言葉と共に、浅倉さんショルキー装備。お久し振りな形態で『SWORD SUMMIT』演奏が終わったら2人ステージで抱き合って、そして浅倉さんは帰っていきました。あー驚いた。嵐のようだった。本人はおっとり風だけど。
浅倉さんを呼んだのは、T.M.R.を腹括ってやるという決意でもあったとか後のMCで。そうか、腹を括るのか。それで浅倉さんなのか。とぼんやり思っておりました。

自他共に認める殺人メニュー。

そんなサプライズに呆然とした観客を正気に返らせるためなのかどうかはわかりませんが、浅倉さんが帰った後は「滋賀には信長がいたけど天下取れなかったけど俺達は取りに行くぜ!この西川家の家紋にかけて!」と鎧風衣装(というかBASARAモード衣装ですな)の手の甲部分の家紋をアピールしつつのMCと共に通常営業モードスタート。『crosswise』きたー。これはいつものさつじ(ry とか思っているところで言いやがりましたよ本人が。「殺人メニュー!」って。自分で言うなwwわかっててコロスなwwいや、いいけどww
で、宣言どおりに『Zips』『魔弾』と続き(いやでも私は何気にZipsは久しぶり。ようやくZips欲が満たされた感じ)、とーぜん来るだろうの『LOVE SAVER』。正直、半日野外で過ごした後のこの状況は若干キツかったのですが、貴教さんはそんな事お構いなしに「とまんねえよーーーーーーーーー!!!!とまんねえーーーーーっっっ!!!!」とか叫んで煽る煽る。貴教さんファンは煽られるの大好きなので問題ありませんが。
そんな感じで、T.M.R.的な様式美に満ちた雰囲気でとりあえずステージから貴教さん達は去ったのでした。
そういえば出てきたときは眼帯してましたねえ。いつごろとったんだったけ。
そういえば、出てきたときは腰から下を黒いロングスカートみたいな(多分袴イメージ?)もので覆っていましたが、当然それは脱ぐんだろ?と思っていたらやっぱり1曲目あたりで脱いでいました。

キティちゃんをゆるキャラ扱い。

勿論すかさずターボーコールですよ。しかもこの日はお誕生日という事で、途中から「ハッピーバースデー」の歌声も。
そんな声に呼ばれて出てきた貴教さん。歌声が揃っていなかったのでもう一度、と自ら指揮をとりつつのアンコールを客側に要求wお祝いされる本人指揮のもとの「ハッピーバースデー」再チャレンジだったのですが、指揮者さんはまだ不満そう。「ハッピーバースデートゥー・・・で一度止めないと!」と。そんなわけでもう一度・・・とやろうとしたところで、ステージ上に流れる『ハッピーバースデー(インスト)』そしてステージ袖から「皆ダメだよ!ちゃんと兄貴の指揮のとおりにやらないと!」てな言葉と共にmicro氏が、貴教さんより大きなデコレーションケーキをカートに乗せて運ぶキティちゃん&タボくんその他ゆるキャラ軍団を従えて登場。驚きのあまりなのかなんなのか、貴教さんmicro氏に強烈なハグをかましていた・・・ような。もううろ覚えです。すみませんwそして「なんでいるんだよ」的な問いにmicro氏答えて曰く「愛知のゆるキャラです」と。そして貴教さんは「なんでアイツまでいるんだ!」とタボくんに鋭い視線を投げつつ、一列に並んだゆるキャラを順にいじりにかかります「キティちゃん、ありがとうね〜。流石かわいいね〜」「おお、たび丸」「で、君はドウタクくん」と、呼びかけていきます。意外にゆるキャラの名前に詳しい。しかし流石に、風もないのにぶ〜らぶらを律儀に体現したタヌキのゆるキャラには若干戸惑っておられましたwちなみにこの方、41歳らしい。そしてタボくんには「またお前か!なんだお前は!」とキツイ言葉を投げかけつつ、改良して稼動域が広がったことを、ポーズをとらせてアピールしていたりしました。ツンデレ?wそんな貴教さんにmicro氏「兄貴、ゆるキャラいじってる場合じゃないっすよ」と、ハッピーバースデーのやり直しを促しました。え、ちょっと待って・・・その扱いだと、キティちゃんもゆるキャラ?いいの?いいのそれで。ゆるキャラの大御所って事でいいの?と戸惑ったのですが、私1人がそんな他愛のないことで戸惑っている間にハッピーバースデーやり直し。今度はご満足いただけたようです。
メデタシメデタシという事で「じゃ!」と帰ろうとするmicro氏の肩をがしっと掴んで「オマエ何もしないで帰る気か!」とコラボを強要する貴教さん。そんなわけで『Lakers』feat.micro。歌い終わった後はがっしりとハグしてmicro氏退場。かがませなくても貴教さんが頭をヨシヨシ出来る貴重な人材です。

去年と違う一言。

micro氏を見送り、改めて誕生祝のお礼を述べつつ、「不惑なのに網タイツでごめんなさい」と一応w謝ってみる貴教さん。背中もアミアミなんですよねー。ちなみに背中のアミについては、はらちさんは「あった方がセクシー」と肯定派。私は「アミ邪魔!」と否定派でした。今思えば、アミがあると肩甲骨とか背筋の動きがちゃんと見えないじゃない!的な心境はスケートファン的病だったような気がします。今も病んでますw
そして最後の曲は『CHASE/THE THRILL』よっしゃー!タオルちゃんと持ってきたよ!振り回すよ!!しかし私はどうもタオル振りが下手なのですよね(´・ω・`)あれってうまく振り回すコツってあるのでしょうか。
そんなわけでタオルに振り回され気味ではあったものの最後の曲も終了。「今年は去年とひとつだけ違うことがあります!今年はこの言葉を言えます!」と前置いた貴教さんの「また来年も会おうぜーーー!!!」の一言でイナズマロックフェス2010は大団円となったのでした。この日の花火も素晴らしかったです。

シャトルバスの台数は55台だったらしい。

ライブが終わったからと言って、すぐには帰らず、フリーエリアで夕飯を物色。このときだったかもっと前だったかにはらちさんに「お昼雷神そばしか食べてないんですよね?大丈夫ですか?」と心配されてしまいました。それに対して、何故か「カレーも食べてるから大丈夫です(`・ω・´)」と言えなかった自分。見栄か?見栄なのか?
さて夕飯は、日中ずっとお客さんが少なくて(←)気になっていたロシア料理の屋台にしました。隣のカキ氷だったか近江牛だったかの屋台はまだ賑わっている中、早々に店じまい体勢だったのですが、ビーフストロガヌフを注文したらご飯をたっぷり盛ってくれました。
ご飯を食べて、クロークに荷物を取りに行くと、周辺で既に「荷物を引き取ってくださーい!」とスタッフさんが声を上げています。どうやら全体的に閉演の方向のようです。急いでクロークから荷物を受け取り、まとめ、シャトルバス乗り場へ。すると、とてもスムーズだった前日とは打って変わって大行列。どうやら、用意していたシャトルバスがすべて出払ってしまい、戻ってくるのを待っている状況らしいです。そのときにスタッフさんが何故か「バスは55台用意してるんですけどー」と、用意したバスの台数まで説明していました。記念に覚えておこうと思いました。
順次バスはやってくるのですが、何しろ大行列なので、3〜4台見送った後にようやく乗れました。そして駐車場から草津駅まで歩いて次の電車の到着時間を見ると、京都駅で乗る夜行バスの時間ギリギリ・・・!バスに乗る前にトイレに行く時間もないなと、駅のホームでコンタクトレンズを外す暴挙に出ましたが、結果的にそれで正解でした。
京都駅でギリギリにバスに飛び乗り、一路東京へ。家に辿り着くまでがフェスです。というわけで無事に帰りついたのでこうやって書いているわけなのですが。
そんなわけでイナズマロックフェス2010感想文、これでようやくオシマイです。


P.S.貴教さんの誘いに乗って柴崎さんがステージ脇の花道へ走っていくという事が起きていました。動いた!ヒロシが動いた!と感動したのですが、どの曲で起きたことかは残念ながら忘れてしまいました。