Fantasy On Ice 2010福井公演感想記。その2。
なんで大したこと書いてないのに時間がかかっちゃうんだろうね(´・ω・`)と思うえむぞうですよ。コンバンハ。
さてFaOI福井夜公演の感想です。ぱぱぱっと行きましょうね。昼公演と夜公演の間の1時間ばかりのインターバルの事などすっとばして。どうせ、おにぎり食べてその辺ふらつきつつ管理会議棟でやっているのか常設なのかわかりませんが展示をチラ見したりとかした程度です。
ところで、管理会議棟の名称を調べる為にサンドーム福井のHP見たら、航空写真みたいなのが載っていましたよ。田んぼの真ん中にどんとある感じが分かるのではないかと。→■
それと私がちんたら書いている間に、ナハロさんやプル妻女史のヤナさんとかが動画を色々あげていました。
フィナーレのフラメンココラボリハーサルと本番。椅子&帽子PGのリハーサル。これ、私が夜公演で見ていた位置に近いです。ロシアジャージ着ているのがジョニーで、右隣の黒×ピンクの女性が美姫ちゃん、左隣がトマシュ、美姫ちゃんの右隣の胸から上が青いジャージがランビで、その隣がしー様。最初に席を立ってバレエジャンプとかしているのがあっこちゃんと遥ちゃん、トマシュが席を立ったときに一緒に滑っているのが羽生君と町田君ですね。
あと、ヤナ女史によってアップされたビリーブ。
で、感想に戻ります。
ふらつくのも飽きた頃に開場時間になったのでそそくさと入場。あ、スタンド花撮りました。ジョニー宛とトマシュ宛。
どっちがどっち宛かは、まあ一目瞭然ですねw
自分の席についてみたら、あまりのリンクの近さに歓喜。スタンド1階2列目だったのですが、1列目が氷上席とほとんど高さに差がなかったような。座席表を見て喜んでいたのですが、想像以上にいい席でしたよ。
で、席でパンフレットを眺めつつ、この時間にブログ用に昼公演の感想メモしとこうかなー。ほぼ日手帳持ってきたしー・・・なんて思っていたら、前の席(1列目)に関係者パスらしきものを下げた女性が。あー、スタンド最前列は招待席かー。なるほどねー。いい席だもんなー。なんて思っていたら、2人後にTVや雑誌やネットでよく見る顔が・・・って糸井重里!itoi_san(byジョニー)ではないですか!見覚えあるはずですよ!ほぼ日のジョニーとの対談最近読んだばかりですから!そうかー。あれの繋がりかー。てことは、ジョニーを見るためにわざわざ福井まで。東京から。すごいなー。義理堅いなー。てか、要するにこれほぼ日ご一行様ですよね。うわ・・・却ってほぼ日手帳出し辛いww
そんなどうでもいい葛藤を楽しんでみたり。でも結局出しましたけどね。で、汚い字でびっしり殴り書き。でも昼公演の分でいっぱいになってしまいましたよ。やっぱり来年はカズンにしようかなー(目下悩み中)
で、ほぼ日ご一行でFaOI行ったのがほぼ日ニュースで書かれていましたね。→■ジョニーさん、ノーネックレスwそうそう、これ書いてるの永田さんですね。永田さんといえば「観たぞ」シリーズの。五輪時期は毎回読んでいるわけですが。トリノの頃もプルシェンコ別格って言ってましたね。その永田さんが生でプル&マートンのトスカを観ていたというのが何だか感慨深いです。
さて開演。ここからはまた時間短縮(になっているのか疑問ですが)のために箇条書きで。
- オープニング。
- リンクを覆うスモークが、2階スタンドから見たときはそれほど気にならなかったのですが、夜公演の席だとなんだかすごい。本当にこの中でジャンプ跳べるのかいな、ジュニア上がりの子もいるのに・・・なんて今更思ってしまいました。
- 最初に出てきたジュニア上がりの子(羽生君)は、難なく跳んでいましたが。
- 遥ちゃんは2Aで転倒。がんばれー。
- スモークをたいた後の氷の表面が何かすごいことになっていました。スモークの粒子が凍ってくっついて、そこに青いライトが当たると、まるで空を映しているみたいな。スモークの粒子がウロコ雲っぽくて。きれいだけど、でもこれって氷荒れた状態なんじゃ?こういう中で涼しい顔で演技するショースケーターやっぱすごいんだなみたいな。やっぱエンターテインメントは根性だよな。見えないところでの。みたいな。
- いや、本当のところどれだけ滑りにくいのかは分かりませんが。
- ディマの歌に合わせて全員で踊る場面では、私の視界のど真ん中にはジョニーがいて、更に隣に羽生君で、非常にお得でございました。
- 羽生君は時々、隣のジョニーや町田君をチラ見していたような。振付の確認?いや、ジョニーはあまり参考にしない方が(←)
1部。演技の感想は、昼と違った感じを受けた人のみで。
- 遥ちゃん。SP。3Lo転倒。残念。
- 昼公演の感想では、音楽の強さにちょっと遥ちゃんが負けているように見えると書いたのですが、夜公演の席から見ると、腕や手首の使い方に音楽を捉えようという意気が見えたように思います。
- きっとシーズン通して良くなって行くだろうなと。正直に言えば、昨季のSPのフラメンコも「えー、これSPで大丈夫?」と思ったりしましたが、シーズン終盤には、いい意味で別ものになっていましたからね。
- あと、演技中の彼女がフォトジェニックな理由がなんとなく分かったような。
- ボナリー。この回はジャンプ完璧でした。
- 羽生君。フリーの『ツィゴイネルワイゼン』
- 「今シーズンのフリーを・・・」というアナウンスを聞いて思わず「ゑ゛っ!?」みたいな変な声が出ました。フリー見れるとかあまり期待していなかったので。
- ピンクから赤のグラデーションの衣装で登場。お馴染みの旋律で。ほんとにツィゴイネルワイゼンだ。
- ジャンプ2ミス。ひとつは、跳ぼうとしたところで何かに引っかかってパンク。もうひとつは最後の3Sで着氷で踏ん張れなかった感じ。
- 本人も以前にインタビューで言っていたように、後半に向けてテンポが上がっていく。加えてステップなどで身体全体を使った激しい動き。これは辛そう。サルコウで転んだのも、もう体力が残っていなかったのではないかと。
- フィニッシュの後はリンクの上にしゃがみこんでがっくり。疲れてもいるだろうし、多分本人一番得意そうなサルコウで転んだのも悔しいだろうなーと。
- このPGでは顔が上を向いていました。SPの下向きはやはり演出なのですね。
- しかし、明らかに疲れが見えて、得意なジャンプもミスしてという状態でも、妙に説得力というか、何か「すごい」と思わせるものが彼にはあるように感じました。
- ジョニーディマコラボ。
- ジョニ楽しそうだなあ。今までこういうコラボを何度か見てきたけど、その中で一番楽しそうなような。普段も聴いているからだろうな。
- しかし、本来のジョニーの得意路線とは少しずれている曲という気がするけれど、それでも以前よりこなせるようになっているのは、やはり『Poker Face』をやったからだろうか。あれ自体は、スケートとしてはあまり凝ったことをやっていないのだけど、客席とのコネクトとかそういう面で、以前よりオープンなやり方が身についたのかなとか。
- しー様ランビコラボ
- 正面で、これだけ表情がはっきり見えるところから見たのははじめて。2人ともかわいい。見るたびにいい感じに弾けていっているように思う。
- プル&マートン『トスカ』
2部
- 町田君『ダークアイズ』夜公演ではコンビネーション(3+2になっていたけど)を入れてきた。
- トマシュ&ディマコラボ。
- エアリアル。スタオベ起きてました。
- チェスナ夫妻の演技後のアナウンスで「結婚20年の2人」ってあたりでいつもすごい驚きのどよめきが起きているのだけど、そこまで驚くポイントはどこなのだろう。
- “結婚”のあたり?ええっ、この2人が夫婦なの!?的な驚き?
- “20年”のあたり?きみとでーあえたきーせーきがこーのーむねにあふれてる きーっといーまはじゆーうにそらもとべーるはずってなテーマのPGをピュアな雰囲気で演じたこの2人が実は結婚20年!?ってこと?
- なんにしても驚かれぶりが面白いとおもうのです。
- ジョニー『Heartbroken』
- 2007年頃に滑っていたEXナンバーと雰囲気が近い気がする。Enchantedだっけ。テーマも近いのかも(推測)
- あのEXは、ジョニーの理想とする世界を表現したんだっけ。正直よくわからないと思ったけどw
- この『Heartbroken』は、ジョニーの、ストレートにかっこいいものや受け入れられるものでなく、ちょっと奇妙なものや傷ついた存在に心を寄せがちな部分がよく出ていて、とてもジョニーらしいPGだと思う。
- ジョニーのそういう部分を、間に何も挟まない形で一番表現できるのはやっぱりスケートだと思うから、今はスケート以外の色々な事にチャレンジするチャンスのある時で、そうしているのだとしても、最終的に戻る場所はスケートであってほしいなと、ファンの勝手な願望。
- ペシャブル。チャップリンメドレー。
- 何故初見の印象が今ひとつだったか考えつつ見てみたり。
- やっぱり、これまでのPGがちらつく部分が結構ある。特にサーカス。でもそれは、要素の部分はどうしてもそうなりますよね。
- そこは、滑り込んでつなぎの部分を充実させればクリアできるかも。
- 音楽のぶつ切りも気になる。どうしても競技としての制約上仕方がない事ではあるけれども、PGとしてのストーリー性とかを感じさせなさ過ぎる部分があるような。曲調が変わってスピンを始めて、スピンが終わったら元の曲に戻った辺りとか、PGのための編集でなくて要素の為の編集という感じで残念感が。
- 競技PGを、ショーのための狭いリンクで滑るが故のやりにくさもあったのではないかと思う。
- 今後、いかにブルザがチャップリンぽくなれるかが勝負かなと個人的には思いました。
- 美姫ちゃん『Why Do People Fall in Love?』
- 柔らかい動きもだけど、音楽の余韻も表現できるようになったなーと。
- 元々そういう事もそれなりに出来る選手だったけど、無意識に近い感じでやっていたであろう部分に心が入ったみたいな。
- ランビ。ウィリアム・テル序曲
- この日2度目という事でやや冷静に見ると、ステップシークエンスがリンクに押し込んでいる感が。
- まあ結局スピンで持っていくわけですが。
- 貫禄のしー様トゥーランドット。
フィナーレ。
- ナハロさんとマートンのコラボ。今回はナハロさんのカンパニーのダンサーの演技も見れたけど、やはりナハロさんは格が違いますなあ。
- 椅子を持ってスケーターがこちらにやって来たとき、自分の正面に並んだのはトマシュ、ジョニー、美姫ちゃん、ランビ、しー様。何これ豪華すぎる。こんな幸運二度とないんじゃなかろうか。
- 勿論近いので、椅子を持ってこっちにやって来る美姫ちゃんの笑顔とか、帽子を持って腕を横に動かすところでランビとちょっとぶつかってしまい「あっ」てな顔とかばっちり見えましたよ。
- 男子群舞比較。ランビ:ランビひねり入ってます。ジョニー:基本それほどダンス的に達者ではないのだが、時々せくしーびーむを発射している。目とかウエスト周りとか二の腕とかから。トマシュ:上半身も上手く使えて、程よくかっこいい。
- リハーサルの動画では、椅子を普通に倒しているけど、本番では一つおきに向きを変えて倒していた。多分椅子を取りに戻るときに混乱しないようにだと思う。
- 羽生君の先導で周回に入る際、今度は間違えるなよーと祈りましたw大丈夫でした。
- 群舞終了後BEPのGotta Feelingに合わせて、サタデーナイトフィーバー(っぽい)スタイルでノリノリのナハロさん・・・が・・・そういう引き出しも持ってらっしゃったのですね・・・w
そんな感じで楽しく終了。
蛇足。
- ジョニーはディマの歌を口ずさみまくっていた。
- アクロバット演技中のプルさんの絶叫、昼公演は1部のPGと思っていたのですが、夜公演は2部のPGでやっていたので、記憶違いだったかなと思って、ブログにも2部のPGでプル絶叫と書いたのですが、どうも公演毎にどちらのPGで叫ぶか流動的?他のブログ等見ていると。流石自由人。
ふー。どうにかイナズマまでに書き終わりました。
では、明日からはカラダを夏にしてきますよ。