ペアFSも自分なりに紹介してみる。

皆様のNHKとはこういう事か、と思うえむぞうです。コンバンハ。
とりあえず、録画したペアSPの中継にちょくちょく挟み込まれたニュースは、丁寧にさっくりと切り落としますよ。まあ、NHKはスポーツ専門チャンネルではないわけですしね(´・ω・`)


さて、SPも終わり、FSの滑走順も出たので、昨日に引き続きFSに向けた紹介など。自分なりに。
フリーの滑走順は、SPの順位順に4人ずつ5グループに分けて、グループ内で抽選です。分かりやすいですね。

グループ1

1.Maylin HAUSCH /DanielWENDE (メーリン・ハウシュ/ダニエル・ヴェンデ)
ドイツ代表。SP17位、45.46点。
フリーは『アレクサンダー』。昨季から滑っているプログラムですが、今季は男性の衣装が少し豪華になりました。女性でなく男性の衣装がグレードアップするのは、何気に珍しいかとw


2.Ekaterina KOSTENKO /Roman TALAN (エカテリーナ・コステンコ/ロマン・タラン)
ウクライナ代表。SP19位、39.54点。耳慣れた曲が大々的にアレンジされていてびっくりしましたw
昨日も書いたとおりに、ほぼ初見の組なので、フリーもどんな感じか分かりません。音楽は、ジプシーミュージックメドレーということですが、どんな感じになるでしょうね。


3.Maria SERGEJEVA /Ilja GLEBOV (マリア・セルゲーエワ/イリヤ・グレボフ)
エストニア代表。SP18位、42.18点 今回は女性の方が不調だったかな。
フリーはウエストサイドストーリー。


4.Joanna SULEJ /Mateusz HRUSCINSKI
ポーランド代表。SP20位、39.30点
フリーはロミジュリのようです。私はヨーロッパ選手権の際に見ているのですが、リフトの失敗を引きずってわたわたしていた感じだったので、あまりPGの印象は分からず...でした...

グループ2

5.Stacey KEMP /David KING (ステイシー・ケンプ/デイヴィッド・キング)
イギリス代表。SP16位、48.28点。
フリーは『Fantasie for Piano and Orchestra』。このプログラムの衣装が結構好きなのですが。かわってないといいな。


6.Vanessa JAMES /Yannick BONHEUR(ヴァネッサ・ジェームズ/ヤニック・ボヌール)
フランス代表。SP15位。51.16点
SPはソロジャンプが抜けてしまったのが残念でした。フリーはロミジュリです。他所と被っていますが、まあペアの定番曲ですから。


7.Anais MORAND /Antoine DORSAZ
スイス代表。SP13位。55.34点。
フリーは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』。以前に見たときには、おそろいのチェック柄のボトムにサスペンダー...に見せかけて、サスペンダーはシャツに描いてあるという衣装がインパクトありました。
音楽の編集の意図が謎に思えたりしますが、怯んではいけない...
この組のコーチは、他にウクライナとドイツの組も見ているので、キスクラで選手を迎える際に、教え子の国に合わせてその度にジャージを着替えていました。お疲れ様ですw


8.Caydee DENNEY /Jeremy BARRETT(ケイディー・デニー/ジェレミー・バレット)
アメリカ代表。SP14位。53.26点。
フリーは『シェヘラザード』。全米ではとてもエネルギッシュに演じていました。今回も思い切りよく魅せてほしいです。
いい演技をすると、メガネ男子なコーチが再び号泣するかもしれないので、その辺の期待も込めてw

グループ3

9.Amanda EVORA /Mark LADWIG (アマンダ・エボラ/マーク・ラドウィッグ)
アメリカ代表。SP10位、57.86点。SP頑張った!いい演技でした!
フリーはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調。第3楽章のフレーズが後半で印象的に使われています。


10.Vera BAZAROVA /Yuri LARIONOV (ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ)
ロシア代表。SP12位。56.54点。今日もやっぱりヴェラちゃんはかわいかった。シニヨンカバーがドアノブカバーっぽかったけれども。
フリーは『セブンイヤーズ・イン・チベット』。ユーロで見たときの印象は、衣装がちょっと変だと思いましたが、実は2人が一緒に動くと模様が重なる様になっていて、なるほどと思いました。なかなか美しいプログラムです。が、まだ彼らには難しそうでもあり。確か盛大にタイムオーバーしていましたが、見た限り、曲に間に合う気がしない...みたいな。


11.Tatiana VOLOSOZHAR /Stanislav MOROZOV (タチアナ・ヴォロソザール/スタニスラフ・モロゾフ)
ウクライナ代表。SP9位、62.14点。モロゾフがソロジャンプを失敗...正直あまり驚かなかったわけですが。
ところで、以前から女性は誰かに似ている...と思っていましたが、多分高島礼子だ、と今日思いました。
フリーは『パールハーバー』。引き続きツイストリフトとスロージャンプの豪快さに注目です。


12.Nicole DELLA MONICA /Yannick KOCON(ニコール・デラ・モニカ/ヤニック・ココン)
イタリア代表。SP11位、56.82点。
フリーは『ミッション』。個人的に、結構好きなプログラムです。まあ、曲が好きなので贔屓目になってしまう部分もありますがw

グループ4

13.Anabelle LANGLOIS /Cody HAY (アナベル・ラングロワ/コディ・ヘイ)
カナダ代表。SP7位。64.20
SPで、一番壁の色に衣装が同化していました。何であんなに主張の強い壁なんでしょうね。
フリーは『Grand Canyon Suite』。実は、今曲名調べて「ぐらんどきゃにおん...?」と驚いているところです。山だったのかー。もっとファンタジックなイメージを感じていました。霧の向こうに妖精の長がみたいな。あ、霧と言うとやっぱ山ですか。
今回の五輪は環境と自然に優しい五輪を目指しているらしいですし、リンクの周囲のフェンスの絵もそんな感じなので、この五輪のコンセプトに合ったプログラムだったんですねー、実は。


14.Dan ZHANG /Hao ZHANG (ダン・ジャン/ハオ・ジャン)
中国代表。SP5位、71.28点。日本の報道的にはチョウタン/チョウコウ(張丹/張昊)
僅差だったのですが、最終グループから漏れてしまいました。しかし点差自体はそんなに開いていません。表彰台争いは、5位の彼らからという事になるでしょうね。
フリーは『シェヘラザード』。アメリカの組と被ってますね。まあ、定番だし、五輪だし。シーズンはじめは、衣装に目が点になったのですが、そういう声は多かったのか、1月末の4大陸選手権では衣装が変わっていました。ホッとしたような...残念なようなw


15.Maria MUKHORTOVA /Maxim TRANKOV (マリア・ムホルトワ/マキシム・トランコフ)
ロシア代表。SP8位、63.44点
SPは強い組だったのに、ソロジャンプでトランコフがまさかの転倒。しかもかなり派手に...見ているほうもショックでしたが、本人のショックも相当大きかったようで、フィニッシュの時点で既に半泣き。彼らのいいところがほとんど出せていない演技でした。
しかし、キスクラでトランコフを抱き締めて慰める(というか、一緒に泣いてたのかあれは)マーシャには驚きました。あのツンツン娘が...しかし、そんな姿にうっかり萌え...いやいや。
しかし、彼らがここまでSPが崩れるなんて、この2年くらいはなかったと思うわけで。そしてあのトランコフの落ち込みぶり...気持ちを切り替えられるのか若干心配です。感情を思いっきり表に出した方が切り替えのきくタイプの人もいるので、トランコフがそっちのタイプならいいのですが。
フリーは『ある愛の詩』しかし、途中に違う映画の曲が忍び込んでいます。
ロシアのペアがカナダ開催の五輪で『ある愛の詩』って...しかも、地元選手とちょっとプログラムの傾向がかぶっている気がするのですが。


16.Jessica DUBE /Bryce DAVISON (ジェシカ・デュベ/ブライス・デービソン)
カナダ代表。SP6位、65.36点。こちらもソロジャンプで転倒。
フリーは映画『追憶』より。古い映画のサントラ使う組多いですね。以前彼らの演技を見ていたら、母が音楽にものすごく反応していました。母「これ、ほら、あれ、なんだっけ映画、私の好きな俳優出てた...そうだ、ロバート・レッドフォードだ、あと誰か。あれの曲でしょ?」みたいな。知らんよw
それはそれとして、このプログラムは彼らの得意路線で、ストーリーの伝わってくる、いいプログラムです。

グループ5

17.Yuko KAVAGUTI /Alexander SMIRNOV (ユウコ・カワグチ/アレクサンドル・スミルノフ)
ロシア代表。SP3位、74.16点。前の組が立て続けに失敗していたので、悪い空気に引きずられないか心配しましたが大丈夫でした。
フリーは、ワルツ2曲。前半と後半でガラッと雰囲気の変わる2幕構成みたいなプログラムですwSPではなかったペアスパイラルもあり、悠子ちゃんの柔軟性やバランス感覚をこれでもかと見せ付けられますよ、多分w


18.Aliona SAVCHENKO /Robin SZOLKOWY (アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコーヴィ)
ドイツ代表。SP2位、75.96点。
フリーは映画『Out of Africa』(邦題:愛と哀しみの果て)のサウンドトラックより。
SPは相も変わらず素敵でした。ちょっと、フィニッシュのポーズをミスしていましたがwまあ大勢に影響はなく。期待通りにメイクも驚かれたっぽいので満足ですwフリーはもう少し普通のメイクで出てきますよ。女性の眉は多分、前髪で隠れます。


19.Qing PANG /Jian TONG (チン・パン/ジャン・トン)
中国代表。日本の報道的にはホウセイ/トウケン(ほう清/とう健)SP4位、71.50点。演技がとてもよかったので、点数的にも順位的にも、もう少し上に行くかと思ったのですが、それほどでもなく。得点発表と同時に出るジャッジスコアによると、デススパイラルで点数を取りこぼしたみたいですね。あと、1点減点は、タイムオーバー?
フリーは、ラ・マンチャの男より『見果てぬ夢』。久石譲の曲なんですね。振付けをしたウィルソン氏は、結構日本の作曲家の曲を使いますが、感性に合うのでしょうかね。
この組の弱点はソロジャンプなのですが、それをプログラムの前半に置き、終盤は曲の盛り上がりに合わせてリフト連発で盛り上げてくれる、まさに五輪プログラム!な作品です。


20.Xue SHEN /Hongbo ZHAO (シュエ・シェン/ホンボー・ツァオ)
中国代表。SP1位、76.66点。日本の報道的にはシンセツ/チョウコウハク(申雪/趙宏博)。
結局最初から最後まで一番上に居ました。いやはや流石。で、SP1番滑走で、FSは最終滑走ですよ、と。何このトリノの大ちゃんw
ところでこの記事によりますと。

趙は「いいパフォーマンスができた。バレンタインデーの贈り物になった」と満足そう。

バレンタインかよ!宏博さん甲斐性ありすぎです(ノ∀`)
フリーの音楽はアルビノーニアダージョフィギュアスケートでは定番的な曲です。


以上。