12/19イヤカン感想文

最低気温8度くらいなら、まあ大丈夫だったよ!夏場のスケートリンクに比べれば常識的な寒さだったよ!なえむぞうですよ。コンバンハ。


昨日は毎年恒例のTMRのイヤカンに行って参りましたよ。Dブロックだったのですが、やや遅れて行ったので、入ったときには既に人が一杯で、出口付近端っこあたりで見る事になりました。スピーカーの前だったので耳が死んでます...
ライブは非常に楽しかったですよ。開演前にスタッフが、籠に入れた水をステージのそこここに配置しているあたりから無駄にテンション上がりましたwほとんど飲まれずに客席に投げ込まれる水キターみたいな。


今回私は、事前の情報収集を殆どなしで行きました。そんなわけで1曲目から『Dynamite Passion』ときて、おおー!と。発売当時はそれ程好きな曲では、実はなかったのですが、今の貴教さんが歌うとかっこいいです。
その後『URBAN BEASTS』『PIN UP LADY』など。『PIN UP LADY』は昔から好きですが、あの曲の怪しさも今のほうが出せています。あの頃大ちゃん(not高橋 but浅倉)らが作りたかった貴教さんのイメージに、気付けば今近付いているのかなと、久しぶりの『Slight Faith』でお手手上げ下げしつつ思ったりしましたよ。
そういえば、本日の服装もどこかロックスター様っぽいんじゃないかなとか。ダークカラーのジャケットに皮の手袋にレザーパンツとか。袖口から出ているひらひらした物体は気になりますが、珍しくオーソドックスじゃないですか。それでも、身のこなしがかっこいいのでいいんですが...


と、思っていたら『OH! MY GIRL,OH MY GOD!』でジャケット脱いだー!ノースリーブだー!なんか紐いっぱいぶら下げてるー!そうこなくっちゃ!!!
さらにその後、歌いながらベストの前を開けると、インナーは前身ごろが紐でできていましたよ。縦糸どこー?な生地と言いますか。そんなものを使う意味が分からん!と思っていたら、後ろを向くとベストの後身頃も同様に縦糸省略仕様でした。まともな服を作る気があるのだろうか、この人の周りは(あるわけがない)。腰周りには腰蓑のように紐がぶら下がっていまして、さながらスカートonパンツみたいになっていましたよ。そう思うと、腰蓑状態の紐が妙にセクシーに、着エロのような事態に見えてしまうので不思議なものです。
そして遂にはベストも脱ぎました。腰蓑も一緒に外れました。思いの外厚着(?)だったんですねと思いつつ見ていると、背中が紐一本になっていました。それでも衣装を「着ています」と言い張るのだろうか、あの人らは。
まあ、TMさんもお元気そうでよかったですよw


そうなると『OH!MY GIRL〜』以降は衣装を脱ぐ為のコーナーだったかというと、勿論そんな事はなく。『HEAT CAPACITY』は、キーの高い曲に「喉の奥で擦れていく言葉を受け止めてよ」なんて歌詞をはめる秋緒さんの歌詞は絶妙だなとか、久しぶりに聴く事で新たに思って見たり『LIAR'S SMILE』『Joker』なんかの歌詞が当時の自分の気分にハマったから、TMRにハマったんだよなーとか思い出したりとか、歌からも色々と感じさせられましたよ。
まあ当時と今で考え方や心情が変わったかと言うと、残念ながらあまり変わっていない部分もあるわけで、それでもそういう気持ちそのままで常にいられるわけでもないわけで。だからこそこうして、たまにライブで発散するので救われている部分もあるわけで。貴教さんが今も元気で歌い続けてくれている事が本当にありがたいなー、なんて。


でも、TMRのライブを続けていくなら、やっぱそろそろ新譜も必要じゃないですか?
と思っていたところのアンコールでは「そろそろTMも...」なんてお話も。そんなわけで琵琶湖マラソンタイアップの新曲も出ますよ、と。
というわけでアンコール1曲目は琵琶湖マラソンの曲。アルバムの後半1曲目くらいにありそうな感じのさわやか系だったように思います。
続いて「歌え」とか言うから何かと思ったら『MID-NITE WARRIORS』懐かしい。実は、イントロを聴いたときは『VITAL VERNER』かと思って舞い上がりかけた事はここだけの話。
で「これもやっとくか」と言うので?と思っていたら『Burnin'X'mas』ああー。そういやクリスマスですね、世間は(←終わってる)。さっきMCでも話していた気もしましたが、忘れてましたよw


ところで、この日のZepp、何故か非常に蒸し風呂でした。アンコールの頃には、シャワーでも浴びたかのように髪がぐっしょり。時々空調が入って冷たい風が来るのですが、すぐにまた蒸し風呂に戻ります。
そんな状況でも2度目のアンコール。正直大分疲れましたが(笑)ステージ上のアラフォーに負けるわけには行きません。がんばりますよ。
と、まあイナズマで披露された新曲あたりまでは思えていたのですよ。
しかし、この蒸し風呂に『WHITE BREATH』更に『LOVE SAVER』が投下されるに至っては。コ●される!!いやむしろ、お前が●にたいんじゃないかとかw


そんなん言いつつ、ちゃっかり生還してこうしてダイアリー更新しているわけですがねw
最後の、いつもの〆の皆でしゃがんでジャンプまでしっかりおつとめしてきましたよwフロアがぎっちりだったので狭くて、しゃがむのも大変でしたがね。
殿下(はじめて使うなw)も大変ご機嫌で大団円。こうして、茹った人々が寒波の襲う夜のビーナスフォートに解き放たれたのでした。いい夜でありました。


MCとか。
相変わらず、きみまろ的な語り口で「ビーナスフォートのカップルの目を突いてやりたい!」なんて口上を言ってみたり、観客をおしべとめしべに例えてみたり、その他諸々自由奔放な思い付きに満ちた下ネタをお吐き召されておりましたが、そんな中仏心を起こしたのか、それとも大人しい柴崎さんをいじり倒す良い機会と踏んだのか、柴崎さんのお誕生日をお祝いするなんて場面もありましたよ。この日のライブが、柴崎さんお誕生日後の初ライブだったそうなのです。
曰く「柴さんにとっては、新しい10年のはじまり」「ひろしディケイド!」「そんなひろしディケイドに、皆さんへ何か言葉を」とマイクを渡すのですが、そこで柴崎さん
「40というと、あと何年生きられるか...」
と、突然のネガティブ発言w
「と、いうには早いですが...」
すぐに打ち消してくれてよかった!
人生の下半期も、音楽を通じて皆さんと...」
貴教さん撃沈。この日の主役は間違いなく柴崎さんである事を証明した一言でした(大袈裟)


更に、柴崎さんに
「柴さんは『うおーっ』とかなる事ないの?」と尋ね
「ないね!」ときっぱり言われ、今後の柴崎さんとの、長くなりそうな付き合いに不安を抱いたりとかもしていましたが、そんな柴崎さんも、怒るときはマグマを内に秘めているそうで
「(頭をかきながら)それは違うんじゃないかなぁ」「それは楽曲のクォリティを下げる事になるんじゃないかなあ」
等と言いながら内なるマグマの存在を周囲に知らしめるそうです。
そこで「じゃあ、柴さん、こんなのは?」と別の案を提示すると「んー...それだったらいいけど...」
「あっ!海になった!マグマが海になったよ!!」
そんなレコーディングをしているとかいないとか。
つーかこの部分、貴教さんが一人二役でマグマが滾るひろしディケイドを再現しているわけですが、お前さんは落語家にでもなりたいのかとw


他、前日のニコ動生放送のガクトのライブにゲストで出た際『粉雪』を歌ったと言ったところ、会場から「聴きたーい」コール。渋りつつもスタッフに歌詞を持ってこさせて、それでも「でも、演奏は無理だから」と言っている所で、こそりとSUNAOさんが「Gだよね?」と柴崎さんに確認をする姿を見咎め「おいこら、そこの木偶の坊!」と怒鳴ってみたり。久しぶりに聞きましたよ、木偶の坊。
結局演奏なしで、サビをちょっとだけ歌ってくれたのですが、演奏ないからか場内手拍子。まさかここで、ステップシークエンスで有無を言わさず起きる手拍子に対する微妙な気持ちを思い出すことになるとは。
あと、最後のバンドメンバー紹介の際に、いつもの様に柴崎さんを先に紹介しかけて「違うや」と言ってSUNAOさんに。そして最後に再び柴崎さんを『HAPPY BIRTHDAY』歌付きで。気付けば、イレギュラーな2曲を余分に聴けたわけですな。ふふ。


その他はー「お前等の声が俺にとって除夜の鐘」とか。まー、煩悩にまみれた鐘の音ですね。
「加齢臭のするバンド」が夏にやっているMUTCH UPというイベントに呼んだFLOWと、最近ご飯を食べに行ったら「何で俺たちをイナズマに呼んでくれなかったんですかー!」と言われたとか。バンドのあの人とTMさんは双子の片割れみたいなものだとか。
ガクトに「西川君はイチゴなんてかわいいものじゃない、毒キノコだ!」と言われたとか。尤もなご意見ですな。で「違う!じゃあ、俺は還暦の赤ちゃんちゃんこをイチゴのちゃんちゃんこにする!」とか。ありだと思います。「毒キノコなんて、紫とか緑の斑点とか」という、そんなキノコペンギン村にもないんじゃね?みたいな事を言っていたりしましたよ。
あと、何かのときにSUNAOさんが両手で親指を立てて「グッ!」なんてポーズをしていて、それを「古い!」「80年代から来たのか、お前は!」と責め立てるとSUNAOさん「違う、降りてきた」「降ろすな!!」と。何やら気が立っておりましたw