NHK杯最終日観戦感想文

美姫ちゃんも22歳になったり(オメデトー)と、今日も変わらず世間は動いています。
世間の動きについていけていないのは重々承知しつつ、書き残しのNHK杯最終日の観戦感想をいきますよ。既にうろ覚えですが。


普段はコンペの席については節約モードの自分ですが、何故かこの日はアリーナ席でした。どうしてアリーナとったんだっけ。最早思い出せない。

フリーダンス

  • ウォームアップ直前、リンクサイドに立ったクリスがプレスリーみたいな事になっていたので一瞬たじろぎました。
    • そうか『天使と悪魔」で、エンジェルクリス君なんだっけ。
    • 逆に、悪魔キャシーは惚れ惚れするほどの美女オーラでしたよ。
  • チェコの組は、フリーダンスで毎度ミスがある印象なのですが、この日もまた...
  • リード組『天使と悪魔』リンクサイドのモロゾフが、曲に合わせてじりじりしゃがんだりなんだり、割合動きが激しく、終わったらガッツポーズをしていました。アクションの激しさの基準は何なんだろう。
  • 中国カップルはアダージョの輪唱バージョン。聴きなれたメロディをいきなり輪唱にされると、違和感が激しくてもうどうしたらいいのやら。
    • 滑り自体はよく、SBを更新したりしていたのですが。
    • ていうか、昨季までリード姉弟と近くで競り合ってたのに、急に伸びましたね。
  • 第2グループ。ザドベルに関しては、モロゾフのリアクションはそんなに大きくなかった。
  • ボブソロ、ついさっき聴いたイントロが流れ出したときには、正直げんなりしました。またアダージョか...と。流石に今度は輪唱じゃないだろうな、とも。
    • ところが、演技を見ているうちにどんどん引き込まれて、最初の「また(ry」のげんなり感なんてすっかり吹き飛びましたよ。
    • 若いのに、内に秘めた情熱みたいなものを表現できて魅せられるというのはすごいと思いました。
  • クロポーも、ODより印象が良かったです。
    • ニゾンもよく、ターンしながらステップ踏みながら、するすると伸びていくスケートが見ていて気持ちよかった。
  • カーズのPGも、動画やTVで見たときには印象が薄いと思ったのですが、生で見ると、2人の距離や、手や足の細かな動きにも神経が行き届き、エレメンツに入る際も音楽とリンクさせるようにと考えられた振付けなんだと気付きました。アイスダンスってこういうものなんだ、みたいな。
  • そう思いつつ、その後のメリチャリの、ユニゾンとかあまり考えないでズドーンと爆走していく迫力も、それはそれで見応えがあったのでした。
  • そんなこんなで、とても楽しかったフリーダンス観戦。トップレベルのアイスダンスのコンペを日本で楽しめるのは、NHK杯があるから。ありがたやありがたや。
  • 表彰式では、藤森さんがメダリストを祝福に登場。そういえば「美恵子のお気に入りを揃えました」みたいな面子だな、今回のメダリスト。
  • アイスダンスの表彰式は、このあとがエキシビションという事もあって、他のどのカテゴリーのときよりも客席にお客さんが多かったような気がしますw
    • 表彰台に乗る教え子の姿を、リンクサイドからシュピルバンドコーチが撮影していました。後姿でも妙に嬉しそうに見えるw
    • その隣には、背中にピンクの花の刺繍?をあしらった、華やか(...)なジャケットを着た女性の姿が。すこいジャケットだな。シュピルのアシスタントか何かかな...と思っていたら、クロポーのコーチでした。このジャケットは、ファイナルの際にも着ていましたw
    • ところで、カーズのコーチのプラトフは?と思ったら、リンクサイドを歩いてきてシュピルバンドに声をかけたりしていました。手にカメラを持っていたので、別のポジションから撮影をしていたのでしょうか。
    • コーチが揃って、わが子の運動会にやって来た親のような雰囲気になっているのが微笑ましかったですよw
  • 表彰式後、アリーナ席の端から選手の出入り口が見えたので、最後列の座席の後ろにあった通路の端からのぞいていました。
    • 選手が奥に引っ込む際に、必ず何かの書類にサインをするのですが、あれは何だろう。競技が終わった後も、何かしら色々選手はやる事があるのでしょうね。そりゃそうだろうな。
    • 選手出入り口付近を覗き込める位置に席がある人及び通路周辺に集まった人が、引っ込んでいく選手に「コングラッチュレイショーン」とか声をかけ、選手やコーチもそれに応えたりといったやりとりがしばらく続いていましたよ。
    • クロポーのコーチは「Thank you for your support!」とか「You're the best audience in the world」だったか、そんな事を言ってくれていました。
    • カー弟は、お客さんからハートクッションを受け取り「中に手紙入ってるから」と言われると、すぐに手紙を開けて読んで「Thank you!」と言っていました。気さくな人だ。
  • 選手も帰っていって、さて今年は樋口さんがいないので豊の部屋はどうなるんだろう...と思いつつ、キスクラをチラ見していると、本田君がやって来た!
    • やっぱり『武史の部屋』か!そうなのか!?と喜んでいたのですが、森中アナと何やら2人で喋った後、刈谷さんと詩ちゃんに交代。『詩子の部屋』になる模様。
    • 折角なので『詩子の部屋』の撮影の様子も見学。選手がちょこちょこやってきては、フリップを渡されて、何やら書いていました。ダイスや翔子ちゃん、高トラなど。
    • 小塚君は、一度奥から出てきて、ディレクターと思しき方に「よかったら小塚選手もどうぞ」みたいに言われて慌てて引っ込んでいましたw
    • 結構早いうちから、怜奈ちゃんところのジョンがうろついて、フリップも渡されたりしていたのですが、なかなか出番にならず。やがてEXスタートのファンファーレも鳴り出したので、どうするんだろうと思いつつ席に戻ったのですが、家に帰ってTVで見たら、怜奈ちゃんのマシンガントークで刈谷アナが置き去り状態にされた挙句、疾風のように喋って疾風のように去っていく形で演技が始まる前に納められていたので感心しましたw
  • 早くからやってきてうろついていたジョンですが、そのジョンより後から来たのに、インタビューは先だったレオノワ。私服の彼女は、顔が小さくほっそりとしていて、着ていたニットの柄の影響なんかもありますが、後姿がトルソーみたいでした。ラインがきれいってことね。
  • 演技の感想は、もうTVで皆さん演技見ましたよねって事で割愛(←)再び製氷時間の『詩子の部屋』見学。
  • 小塚君がお部屋にお呼ばれ中に、美姫ちゃんがやって来て、隅に用意された椅子に座ってフリップに何やら書いていました。
    • そこにダイスが登場。美姫ちゃんにちょっかいをかけて、フリップではたかれたり、美姫ちゃんの膝にのってみたり(ヲイ)と、姉弟のようにじゃれあっていました。
    • その後、美姫ちゃんはお部屋でお話中の小塚君を撮影しているカメラの方へ行き、カメラを回しているポーズをとってみたり、スケッチブックを持って指示を出してみたりとやりはじめました。その様子に、周囲のスタッフの人も笑みがこぼれていました。
    • 結局お部屋に呼ばれて、小塚君と共に少しお喋り。そして「お疲れ様でした」となった小塚君は、負けじとスタッフの人のスケッチブックを借りてADごっこをはじめたのでしたw後は、TVであった感じで。
    • インタビューを終えて裏に引っ込む際に、美姫ちゃんは「ありがとうございました」とお辞儀をしつつ言ってから下がっていきました。
  • 美姫ちゃんとダイスのインタビューの最中、まさかのジュベール登場。見ていたお客さんが少しばかり沸きましたw
    • しかしながら、美姫ちゃん&ダイスと入れ替わりで、ジュベールがインタビューを受けている途中で後半スタートのファンファーレが。
    • というわけで、私は席に戻ったのですが、明らかにジュベールファン(EXが始まると、フランス国旗をスタンバイしていました)のお隣の方は、そのままジュベールを見続けて、後半1組目のリード姉弟の演技が終わるまで席に戻ってきませんでした。
    • 席に戻ってきたお隣さんに「ジュベール見れてよかったですね」と声をかけると、嬉しそうにジュベールの様子を教えてくれました。
    • 曰く、インタビューが終わった後リード姉弟の演技(クリスがバレエダンサーもどきをやっているアレ)を見てウケていて、振りの真似をしたり、周囲に「これ誰?」といったような事を聞いていたとか。クリスの真似をするジュベール...見てみたかったかもw
  • その後、お隣さんと少し話をして、私は誰のファンかと尋ねられて、ジョニーと答えると「Poker Faceすごいですねー」と。
    • しかし、少し前、アメリカでショー出演の際ジョニーさんはツイッターだったか何かで「アメリカでPoker Faceをやるのはこれが最後。でもロステレコムでは、ファンのリクエストがあるのでやる」とか言っていたのを思い出し「でも、今回あれやるかなー...」と呟いたところで、視界の端に、フェイスペイントを施した、見慣れたおでこを持つ顔が見えたので「あ、やるみたいですね...」
    • 暗い中でも、あのフェイスペイントは妙に存在感があるなーというお話でした。
  • ジュベールは、お部屋にお呼ばれの際と衣装を変えていましたね。もしかして、お部屋のときのは私服...?
  • 美姫ちゃんは『夜の女王』お隣さんは、SPはこれでよかったんじゃないかと。私も同意しました。
    • でも、最近は『レクイエム』も段々まとまってきた感じがするので、まあいいのかなという気もしてきました。
  • フィナーレでは、ふと気付くと1位のジュベールをのぞく男子シングル陣が、キャッチフットスパイラルをそろってやってるんですけど。ヨタヨタしてる人とか、途中で手が外れちゃってる人とかいるんですけどww
    • 更に、1位の選手が出てくるのを、頭の上に腕でわっかを作るバレエのポーズで華麗に揺れながら待ってますよw
    • 1位の選手のパフォーマンスが終わり、男子の列にやって来る際、ジュベールまでもが同じポーズをとって列に入りましたw何やってるんだ君たちはwいいぞもっとやれww
  • 最後に男子に大笑いさせられてNHK杯終了。この日も長野駅まで歩いて帰りました。
  • 新幹線の時間まで余裕があったので、駅そばのお蕎麦屋さんに入りました。すると、私が入って少し経った頃から、観戦帰りっぽいお客さんで混み始めたので、歩いて正解だったのかなとちょっと思ったのでした。


余談。
2日目と3日目が、選手の出入り口がよく見える席だったのですが、リンクから上がってエッジカバーをつけるときの様子が、選手によって様々で面白かったです。
大体、リンクから上がる際にカバーをつけるにしろ、上がってからカバーをつけるにしろ、壁につかまってケースをつける人が多かったと思うのですが、中にはコーチにつかまってはめる人もいました。
特にリッポンとオーサーの場合、オーサーが「どうぞ」とばかりに差し出した腕にリッポンがつかまってケースをはめている様子がちょっと独特で、オーサーは、かいがいしいコーチなんだなあと思ったりw
あと、クロポーは、ヴァネッサがまずパートナーにつかまってカバーをはめ、それが終わったら男性がコーチにつかまってカバーをつけるという連携プレーが素敵でした。ちょっとパートナー間の力関係を想像してみたくなったりしたのは秘密ですw
もひとつ。リンクサイド、選手の出入り口のすぐ近くに、ペットボトル沢山とティッシュの箱が並べて置かれていまして「競技エリア内ではここに置いてあるものを使ってください」みたいな注意書きがありました。勿論、置いてある商品はラベルとか商品名なし。うむ、公共放送杯。と思ったのでした。民放でも、スポンサーの関係で商品名隠すとかは普通にありますけどね。