GPF観戦感想文@12/5
下書きが行方不明になった腹いせに手抜き更新したら、思いの外楽だったので、GPFの観戦感想文は、手抜き方式で行こうと決めたえむぞうですよ。コンバンハ。
というわけで、12/5の観戦感想です。
この日から、ジュニアのダンスとジュニアの女子の競技が新たにスタートです。日程の後半になっても、新たに競技がはじまりますよってあたりが、変則的で面白いような。気のせいなような。まあいいや。
前半2日は、南側の原宿口寄りの最端ブロック、後半2日からは、南側渋谷口方面の最端ブロックでの観戦となりましたよ。実は今大会、全日程ジャッジ席側という奇跡が地味に起きていました。
前半2日は、売店が近い席だったので、行列が出来る前に売店でおやつ等調達できたのですが、後半2日はそうはいかず。正直、席の場所がこんなにもハンデになるとは...。本当にでかい会場だよなあ、国立代々木競技場第一体育館。その昔はいどさんには「代々木プール」呼ばわりされてたなあ。でかい割に、トイレの数も売店の数も少ないよなあ、国立代々木競技場第一体育館。
ジュニアOD
http://www.isuresults.com/results/gpf0910/SEG007.HTM
- 楽しみだったのは、噂のシブタニ兄妹(米)と、カナダのラルフ/ヒルでした。
- シブタニ兄妹は日本のネット民での人気の高さに。
- ラルフ/ヒルは、ODのアフリカンフォークが楽しみなのと、個性を生かした素敵PGをいつも持ってくる印象があったので。
- 実際見て気に入ったのは、まずイタリアのアレッサンドリーニ/ヴァトゥーリ。
- 2回転倒と言う痛々しい事になっていましたが、それまではよかった。陽性の魅力な感じで。
- イタリア人の踊り心は、個人的に結構ツボかもしれない。
- 滑走前に、関係者席方面から「ホーーーーーーーーーゥ!!!!」とものすごい声援が上がったので、出たなイタリア賑やかし応援団!と思って声のした方をオペラグラスでチェックしたら、声の主はアンナちゃんでしたw
- ラルフ/ヒルは勿論よかった。
- ここで気付いたけど、コーチがクローン/ポワリエと一緒なのね。
- この女性コーチ、クロポーのFDのとき、NHK杯のFDで着ていたのと同じジャケットを着ていました。何かゲン担ぎ的なものがあるのかもしれない。
- 第2グループのウォームアップを見て、そういえばゲレイロ(ロシア)もいたんだなと思い出したw
- ジョナサン・ゲレイロは、前のパートナー(エカテリーナ・リアザノワ)と組んでいた頃、結構好きなカップルでした。今は解散して、リアザノワはトカチェンコと組んでシニアへ、ゲレイロはまだジュニアで、今回ファイナル進出したわけですね。
- しかし、ゲレイロのルックスはいいなーと、ひたすら感心。会場で遠めに見ると、身体つき(首の長さとか、手の大きさとか?)とか雰囲気とか好みだなーと。
- しかし演技が始まってみると、同じくロシアのモンコ/カリアビンに対して「上手いなー」とひたすら感心する事と相成ったのでした。
- カップルのバランスのいいロシア組の後に見ると、シブタニ兄妹の身長差がやはり気になってしまう。動きも、今回あまりよくなかったのではないかな。
- 会場からの応援度はシブタニ兄妹が一番で、スコアが出て2位だったときには軽く「えー」コールもあったりしたけど、個人的には納得する結果だと思いましたよ。
ジュニア女子SP
http://www.isuresults.com/results/gpf0910/SEG003.HTM
- 第1グループの滑走順は、国籍的にアメリカ→ロシア→アメリカ→ロシア
- 感想的にはああ、北米っぽいな→ロシア人は踊るのが好きなんだな→北米っぽいな→ジョニーも喜んでいるでしょう。
- 第1グループ最後の滑走だったマカロワ選手は、ジョニーのリンクメイトだそうで、彼女の試合があるたびにジョニーさんはツイッターでGO!クセニア!とかダバーイとかエールを送っていたわけです。
- 第2グループ、楽しみにしていたアンジェラは、持ち前の安定感のなさを遺憾なく発揮orz
- 続いて全米ノービスチャンピオンも...どうしたんだアメリカ女子。
- そして、数年前から噂になっていたロシアのポリーナ。まさかジュニアに上がって早々に生で見られるとは。
- 3Lz+3T!!!回転も大丈夫そうに見えましたよ!!フリップも危なげなく。スピンもきれい。これはたいした技術力。
- 最終滑走は佳菜子ちゃん。
- これまでは3Lz+2Tでエッジエラーを受けていたコンビネーションを、3T+3Tに変えてきて成功。これまたすごい。
- TESでは、多分ポリーナの方が出るだろうけど、スケーティングやリンクの使い方や表現力、アピール力といったところでは佳菜子ちゃんが上だなと思いましたよ。何と言うか迫力があった。小柄な子なのに。かなりのお客さんがスタオベ(関係者席も)でした。
- そしてやっぱり、一番高いPCSを貰い、0.02ポイント差の2位。面白くなってまいりました。
シニアペアFS
http://www.isuresults.com/results/gpf0910/SEG014.HTM
最終結果→http://www.isuresults.com/results/gpf0910/CAT007RS.HTM
- 川スミは、スロー4Sを回避して手堅くまとめたものの、勢いがなかった。
- しかし、そんな川スミの更に下に張組が入ってしまうとは。
- ここまでのやや低調気味の雰囲気を、一気に変えてくれたのがパントン。NHK杯に引き続き、すばらしい演技。
- ていうか、この組はSBSジャンプさえ終われば安心して見ていられるw
- NHK杯はひたすら感動したけど、生観戦2回目でちょっと冷静に見ると、このPGズルイw終盤曲の盛り上がりにあわせてこれでもかとリフトとか繰り出してくる。お蔭様でいつも、PGの前半に何があったかを忘れがちになるww
- 後半にあれだけ矢継ぎ早に大技入れてこれるのも、技術の高さあってこそなのは分かっています。
- ムホトラはノーミスだったけど、パントンの後だと小さくまとまって見えてしまった。
- サフショルは、まだまだ新PG試運転中ですって感じ。
- シェンツァオは圧倒的でした。ペア、いいのかこれで。何となく。
シニア男子FS
http://www.isuresults.com/results/gpf0910/SEG010.HTM
最終結果→http://www.isuresults.com/results/gpf0910/CAT005RS.HTM
- ペアの途中から、それまで空いていた隣の席に人が来ました。その方はランビからスケートファンになったという事で、必然的に男子シングル談義...というか、私が贔屓選手の名前を何の気なしに伏せたので、最初は贔屓選手当てクイズのようになっていましたw
- 「この大会に出てるんですか?」ええ、まあ...
- 「ヨーロッパの選手ですか?」違いますよ。てか、ヨーロッパの選手ってトマーシュ一択じゃないですかw「そうですけどw」
- トマーシュもねえ。演技は明るい感じだけど、繊細なんでしょうねえ、あの不安定さは。でも、そういう繊細さが演技の魅力になるって言うか、彼だけじゃないけど、そういう演技する人は不安定な人が多いですよねえ。「そうですねえ。そういう選手のファンなんですか?」さあ?w
- さっきまで、あそこ(関係者席&プレス席の裏辺り)でアップしてた人です。「え、見てなかった」
- (グレーのTシャツを着てアップするジョニーさんの胸筋はとても素敵でしたよ)
- まあ、最終的にはバレましたw
- トマーシュという選手は、その才能の片鱗を何年もチラ見せしつつ、いつまでも全容を見せてくれない...
- お隣さん「今日は折角3Aが2回決まったのに...」でも、いいときの彼の3Aってもっときれいな気が...「んー、でも、いいときって最近ありましたっけ?」(ぎゃふん)「いいときはとか、贅沢言ってられる状況じゃないって言うか...」orz
- アボット。4回転は転倒ながらも、その後が素晴らしかった。文句のつけようがなかったんじゃないだろうか。衣装は前の方が良かった。
- スタオベと歓声の中、次の滑走者のジョニーは、選手出入り口の前で自分の足をばしばし叩いていた。プレッシャーを感じるだろうなあと、それを見ながら思った。
- ジョニー。またコンボ2回で3連続入らなかったわーと思ってると、お隣さんに「よかったじゃないですか!」と。
- まあ、苦手なループが入ったのは偉い。と言うと「すごいキレイに入ってたじゃないですかー!」と。ちょっとこう、慰められてる?w
- そんなお隣さんも、自身の贔屓のランビについては「オリンピックまで辿り着けるかまだ分からない...」(これは、怪我の問題がやはり大きいようで)「スケートがあまり伸びないのがネックだと思う...」等、やや厳し目。好きだからこそ、求めるものが多くなってしまうものなのでしょう。
- ライサは、何か段々貫禄が出てきたような気がする。
- 大ちゃんが、ライサの点数待ちの間リンクを流して滑っているスケーティングがすこぶる伸びやかで、あー、このスケーティングに、ジャッジはPCS出しちゃうんだろうなー。とぼんやり考えつつ見とれていました。
- まあ実際、PCSは出たよねwTESとの乖離っぷりには笑いましたが。
- 演技の中で、素敵なところとええーっなところがめまぐるしく交代していて、正しく「ガタガタ」だなと。アップダウン激しい激しいw
- でも不思議と、あまり悲観する気にならないんだよなー。演技前のあの滑りを見たからか。
- お隣さん「ウィアーさん表彰台じゃないですか!」んー、でも、大ちゃんのこの結果もそれはそれで残念なんです...
- 優勝者インタビュー。相変わらずインタビュアーの質問が微妙。
- でもライサは、その辺うまく対応できるので比較的安心して見ていられた。頭いいよね、彼は。
シニア女子FS
http://www.isuresults.com/results/gpf0910/SEG012.HTM
最終結果→http://www.isuresults.com/results/gpf0910/CAT006RS.HTM
- アシュリー。後半へばらなかった!
- あっこちゃん。この大会見に来てよかった!!!
- ジョアニー。不調だったねとかそういう以前に、印象にあまり残っていない...。残念ながら
- レオノワ。演技後の、大きな目からはらはらと大粒の涙がこぼれる様子が、あまりにも可哀想で、萌え...ゲフンゲフン
- いやでも、これは応援したくなる選手ですね。
- 現ワールドメダリストをSPで上回ってのフリーというのは、考えてみれば本人にとっては、気負ってしまう状況だったのかな。
- ユナは、調子が上がらない中構成を落としてきたので、美姫ちゃんは勝てるチャンスだと思って正直ちょっと気負って見てしまいましたよ。
- でも、美姫ちゃんもユナ以上の構成を組んできたわけではないので、ノーミスでなければと思っていたので、サルコウで手をついたときはちょっとショックでした。大得意のサルコウだっただけに。
- 高難度ジャンプに積極的に挑まずに、全体をまとめる事で勝つ選手を「無難」「挑戦しない」等という意見を、ネット界隈で時々見ますが、ミスなく滑る事がいかに難しいか。「ノーミスで滑れば」というのはちっとも無難な話ではないと、この大会を見ていて思いましたよ。
- それはそれとして、美姫ちゃんがユナにPCSで結構迫れていた事が嬉しい驚きでした。
- 何にしても、これで五輪内定が出たので、全日本は美姫ちゃんに関しては安心して見ていられますよ(初めてじゃないかこんな事w)
- 表彰式は女子シングルから。日本女子2人台乗りということで、待っている間女子2人と織田君が楽しげに喋っていましたよ。緊張から開放された感じで、遠目に見ても明るい表情が分かりました。
- メダル授与の際、チンクワンタ会長があっこちゃんの頬を撫でたのは、本当に意図するところは分かりませんが、妙に納得する場面でした。
- 女子の表彰式の前だったか後だったか、ジョニーが美姫ちゃんとユナにハグしていましたよ。あっこちゃんとは交流があまりないからか、どうしよう...とやってる内にあっこちゃんが奥に行っちゃった...みたいに見えましたw
- 男子表彰式で、最後に1位の場所にメダリスト全員で上がる際に、会場の空気を読んですかさず織田君の肩を抱いて笑いを取るライサの分かってる感が微妙に怖いですw敵に回しちゃいけないタイプだなww