本日のクロネコ騒動

本日の、と書き出しながら、昨日の話しからはじめてしまいますが。
昨日、電話に出られない状況に身を置いているタイミングで、家の電話が鳴ったのです。留守電にしてあるからいーやー、と放っておいたらば、10回くらい鳴らされました。どうやら、にゃに者かが留守電を解除していた模様。
びっくりしましたねー、主さま。

ぬ「びっくりして、思わず、えむぞうにょ膝から降りちゃったわ...」


誰が解除しちゃったんでしょうねー、ちもさま?

ちも「ちもはよく、このように電話の上にいるなのけど、怪しい猫はみなかったなのよ」


ほー。


で、留守電を入れなおして本日。留守番電話にメッセージあり。
働き者のクロネコさんより「リンゴが届いているのですが、部屋番号が分からなくて...」
ああ、二人暮らしではとても食べきれない量のリンゴが今年も...と一瞬気が遠くなりかけ、シカトしようかと思ったりもしなくはなかったのですが、そういうわけにはいきませんよね。留守電に入れられていた電話番号に電話をして、届けてもらいました。


リンゴは祖父からなのですが、部屋番号が分からないなんて、祖父ってばどう書いたのだろう...。確認してみると


F市××町○丁目○番○号 シャトー・ラルカンシエール(仮マンション名) ○丁目○番○号


と、書いてありました(ノ∀`)
ボケたか、おじい...(年齢が年齢だけに洒落にならん)


これでこの件は一件落着のはずだったのですが、それは夕飯時の事でした。
インターホンがけたたましく鳴り響きました。対応してみると、訪問者は、またしても某クロネコ結社。母が対応して小包を受け取りました。


が。


母「あれ?これ、ウチ宛じゃないよ!向かいのマンション宛てになってる!」
どうやら、配送側が荷物を取り違えてしまった模様。包装の形態が似ていた...というか、送り先が同じ(通販会社)だったから...


すかさず母はコールセンターに電話。コールセンターの方からドライバーに連絡をしてもらうように手配をしました。
電話を切ったその瞬間、間をおかずに電話の呼び出し音が。ドライバーが間違いに気付き、これから戻って正しい荷物を渡しに行きますとの連絡。
程なくして、荷物を間違えたドライバーは慌てて戻ってきて、間違えて渡してしまった他の家宛の荷物を回収、正しくウチ宛の荷物と交換したのでした。
これで一件落着。


と、思っていたのですが。
それからすぐに、再びインターホンの音。出てみると、再び某クロネコ結社を名乗るではないですか。まだ何か用が?と戸惑い、ついつい「...は?」などと口にすると、インターホンの向こうの相手は「す...すいません...」と。まだ何かあったのかとドアを開けると、そこには、リンゴを持ってきたほうのクロネコさん(荷物を間違えた方とは別ネコ)が。
ク「荷物を間違えていたと連絡をうけたんですけど...」
え「え?それなら、持って来た人がさっき取りに来て...」
ク「ええっ?この荷物じゃないですか?」
と、クロネコさんの手でくっきりはっきりと部屋番号が書き足されたリンゴの伝票を見せられました。
え「いや、これは間違っていなくて、間違っていたのは別ので、それは配達した人が気付いて...」
ク「えぇっ」
も...申し訳ない...


なんだか、リンゴを持ってきたほうのクロネコさんが、非常に不憫になる出来事だったのでした。これで、前日の出られなかった電話も彼だったりした日には不憫度MAXですな。一族(主さまズ含む)あげてご迷惑をかけてしまったようで、大変申し訳ないお話でした...。