国別対抗2日目。
国別対抗は結局、1日目と2日目とEXを見に行ったえむぞうですよ。コンバンハ。
一応備忘録程度に、箇条書きで感想などを。
2日目は南スタンド1階の9列目くらい?なかなかいい席でした。
6分間練習で、エッジの音とか聞こえてちょっと感動しました。
北側の2階席のガラガラっぷりが壮観でした。
ペアSP
- 6分間練習では、高トラ組はやっぱりジュニアって感じでした。成美ちゃんだけでなく、トラン君も小さい。ニフティのインタビューか何かでは、筋肉がついて少し身体が大きくなったと言っていたのですがね。
- ボヌールのところは、申し訳なくもあまり演技の印象がない。この日は、入り口で借りたフランス国旗を一応振ってみたりとかしたんですけどねー。
- むしろキスクラの方が気になってしまうフランスチーム。演技を終えた選手の後ろでごしょごしょ相談&練習→画面にキスクラが映ったら電車ゴッコをやったのはペアのときでしたっけ?w思わず国旗を振って応援してしまいました(何の)
- お次のデニバレ。こっちはとても印象的でした。うまい。組んで10ヶ月だというのに3ツイストやっちゃうし、スローはルッツだし。最後のコンビネーションスピンが特に、回転速くていいと思いました。アメリカはペアもどんどんいい組が出てきますね。
- 次は高トラ。スタートポーズを取るために、屈んだトラン君の背中にうんしょ、とばかりによじのぼる成美ちゃんがかわいい。
- ちょっと変わった、面白いPG。
- ツイストで転倒、トラン君が何もないところで転倒。この組は、トラン君のスキルが課題かなあ・・・。
- エレメンツのところでミスがあっても、振り付けの部分はよく揃っているし、よく動けている。音楽解釈というのもちゃんと出来ている演技だと思った。その辺が、やっぱりカナダ仕込って感じがしました。
- 第2グループの6分間練習。カナダ組とロシア組のスケーティングのタイプの違いが興味深かった。
- カナダは、氷にしっかりブレードが食い込んでいるような感じ。よく分からないのですが、ストロングエッジってやつ?デュベデビだけでなく、男子のパトリックやチュピアもそんな感じなので、カナダはこのタイプのスケーターが多いのかな。
- 川スミはそれより繊細な感じ。私はスケーティングならこっちの方が好みかもしれない。演技全体はそれぞれに違ってどっちも好き。
- デュベ組は残念だった。SBSジャンプだけでなく、スピンでまで転倒したときは思わず叫びました。
- 川スミはやっぱりスケーティングがきれい。スミルノフがいつの間にかかなり上達していると思った。スローの前にダンスリフトしてすーっと滑ってくるところとか、うっとりするほどきれいだった。
- 対して張組は、それぞれのエレメンツはすごいけど、スケートは漕いでいるところが多い印象だった。
フリーダンス
- 自分でも予想外に、リード組にスタオベwクリスのスタイルのよさに騙されたwwまったくもって、黒い衣装の似合う事似あう事。
- 彼らはスタイルのよさと、身のこなしが優雅なところが強みだなー。クリスの膝がよくなって、どんどんスキルを上げていけますように。
- リード組にスタオベしたすぐ後に、ペシャブルに向けてフランス国旗を振って見せる、日和見な自分wしかしペシャブル人気ある。会場の大歓声に加えて、フランスチームの賑やかしさで滑る前からお祭り騒ぎです。
- スタートポーズをとる前にも、ブルザに対して「おいでおいで」みたいな態度で軽く笑いをとるペシャラ。
- そんな会場の雰囲気がいい後押しになったようで、なかなかいい演技でした。フランス人は調子に乗せておくのが正解らしいですねw
- ホフノビの今季のFDのPGは秘かに好き。生観戦で改めてそう思った。曲の華やかさとケレン味がよく表現されているのではないかと
- しかしながら、フィニッシュでノビツキーがべしゃっとなったのは戸惑った。あれって・・・振り付けだっけ?違うよね・・・みたいな。日本ではフィニッシュでベシャらないと気がすまないのでしょうか、彼はw
- テッサスコットのあのとんでもローテーショナルリフトは、滑り込んだらまるで踊りの一部のように見えるようになる予定だったのではないだろうかと推測。
- ベルアゴのトスカは、合ってないのではないかと。でも上手い。ただちょっと、音楽を追いかける感じになってしまっているように見えた。
- しかしこれをやった事が、来季へのステップになると思う。思っていいですよね。
男子シングル
- メンショフはやっぱりカップドニースのストリーミングで見た人だった!でも前日にお隣さんに「ヒョウ柄」と言った衣装はトラ柄でした。
- いきなり4回転のコンビネーション!つづいてまたも4回転!!
- しかしピークはそれまでだった・・・・・・。
- 前日はスピードがないなあとか思った中国のジュニア選手、フリーはそんなに気にならなかった。唐突にOtonalが入ったりして、ジョニー好き的にはオイオイ・・・と思う瞬間もありましたが、なかなかいい演技だったのではないかと。
- お次は小塚君。前の滑走者が(キスクラ必見の)フランス人でもアメリカ人でもなかったので、リンクに入って名前が呼ばれるまでの足慣らしで滑っているところを見ていたのですが、その場面だけで目を見張る足元。
- 難しい事はしていなくても、兎に角エッジの倒れっぷりがおかしい。そしてそれだけエッジを倒しているのに、摩擦してる感じがしない。
- あれは何というか、人と違うものが見えているんじゃないですか?というレベル。氷の目とか(あるか知らんが)見えてるんじゃないかと。そんな痛いことを考えてみたりした事を白状しておきます。
- そしてリンクの真ん中でくるーっとインサイドイーグル。眼福。
- 演技前にそれを見てしまったせいか、ジャンプどれだけミスしても、この人は滑ってさえいればいいなとか思っていました。
- しかし同時に、この滑りをずっと見るには、やはり成績を残す(=ジャンプを降りる)ようにしないといけないのか。じゃあやっぱりジャンプを跳ばないと。
- ふと、ジャッジも小塚君に対して同じように思っているんじゃないかとかそんな事を受信しましたw
- パトちゃんのスケートは、ピアノよりヴァイオリンが似合うと思う。
- つまり、このFSは合っていないなと思ったわけです。
- しかし終盤のストレートラインステップは圧巻。素人目にもそうと分かる複雑なステップを、すごい速さで踏んであっという間にリンク縦断。これは拍手せざるを得ない。
- 呉君・・・ごめん、忘れたorz
- 相変わらずの賑やかしいフランスチームの声援に送られて登場のアモディオ。私もいそいそとフランス国旗を用意。つい数日前に放送のあったジュニアGPFを見ていたので、フリージャンプ構成もそれなりに覚えていたのですよ。
- そんなわけで、最初の3Loの後にサルコウがきたので、おや?と思ったのです。さらに転倒もして。
- ここ3Aだったよなあ。サルコウ・・・しかも転倒なんて・・・4回転跳ぶくらいだから得意だろうに・・・跳ぶくらいだから・・・・・・・・・
- って、今の4回転かーーーーー!!!!!!!!
- 気付くの遅いですね。スミマセン。更に、6分間練習で4S跳んでいた事も見逃していたわけですorz
- 4S転倒以降、全体的に少し元気がなくなってしまったのが残念なところ。
- ストレートラインの前のルッツでも転倒してしまい、あー・・・と思っていたら、そこにすかさずフランスチームからAllez!Flo!!と声がかかり。
- 転倒直後のステップの入りで両手をぐおーっと上げるポーズのところでも、フランスチームからフォーフォーと声援&喝采。
- そんな辺りから立ち上るなんとも言えない弟感というか末っ子感というか(笑)この写真もそんな感じw
- 彼の演技が終わった後、お隣の二人連れが「フランスの選手は、盛り上がりどころや拍手のしどころを応援席から教えてくれるからいいねー」とか言っていました。確かに(笑)
- 次のグループの6分間練習。ジュベール4回転サルコウ跳んでいました!今度は見逃さなかった!w
- 素人の私から見ると、エッジジャンプって、何であれで3回まわって降りられるのかという不条理感を感じるのですが、4回転ともなると不条理もここにきわまれりという感じで素敵でした(真剣に賞賛しています)
- チュピアーも、ごめんね、覚えてない。
- この日だったか前の日だったか、すでにあやふやなのですが、6分間練習でもフェンスにぶつかりそうになっていたりとか、始終調子の悪そうだったジェレミー。
- それなのにしょっぱな、あっさり4T着氷。えっ?あの調子の悪さはどこへ?
- と思っていたら、アクセルがことごとくシングルになっていたので、こっちに来ていたんだな、と。
- シングルアクセルでも2回目はコンビネーションにしていた。几帳面なお方です。
- そうかー。君もお疲れかー。そりゃそうだよなー。
- なんて思っていたら、2A+2Tのはずの最後のジャンプを無理やり3Aにしてきた!!転倒でしたが。
- 何かこう言っては悪いけど、面白かった。久しぶりに意固地なガッツのアボットが見れてw
- イケメンヴォロノフ、ステップのところでジャッジにアピールするとき、あんなにジャッジ席に近付いているのね。あれズルくないかww
- 織田君。4T転倒したときに、これでコンボノーカンは大丈夫だなと思ってしまった。
- でも今回は2回しかコンボ入れていない。何かあまりちゃんとルール理解していないんじゃないか、この人。
- ライサとパトちゃんは、表現という点ではちょっとタイプが近いのかもしれない。情熱的な演技が得意だけれど、それ以外の引出しが少ない(しかし、じゃあジョニーはどうなんだと言われると反論できないw)
- ラプソディー・イン・ブルーのスローパートのあたりには、もうちょっと違った雰囲気が欲しいところ。洒脱味っつーの?この辺、トマーシュあたりがやったらどうなるだろうと思った。
- しかし、これまで長身ゆえに荒く感じる事も多かった動きが、かなり洗練されたというか、長身を活かせた動きになってきた。振り付けの力もあると思う。やっぱりタラソワさんはすごい人なのだろう。
- 勿論、それをこなすのにライサも相当努力しただろう。
- 最後のステップは圧巻。迫力があって盛り上がった。
- なんか世界選手権が蘇るような状況で登場のジュベール。正直、順位をキープするのは難しいなと思っていました。
- 何故なら、フリーのPGをジュベールは信用していなさそうだから。ま、正直に言うと私が信用していない。ジュベールに勝って欲しいと思ってはいたのですがね。
- 最初の4Tは流石!次は・・・2S??ジュベールが3回転のサルコウで抜けるとは思えないし、6分間練習で跳んでたし、あれは4S挑戦でしょう!
- その後はなんだかまた、構成がこんがらがった感じで、混乱のフリーみたび、みたいな。
- それでも、ここ数年なかなか4回転サルコウにトライできなかったジュベールが、ここで挑戦する姿を見られた事が嬉しい。
- キスクラでは、肩に人形を乗せられて、それまで難しい顔をしていたのが笑顔に。キスクラでジュベールがあんな穏やかな顔で笑っているのって滅多に見ない気がします。
- 今大会はジュベールの笑顔が沢山見られて、別に彼のファンでもないのですが妙に嬉しくなりました。ジュベールはオンアイスのイメージとはちょっと違って、笑顔がなかなか優しい雰囲気で素敵だと思うのです。
- それにしてもあの人形、足が長すぎ。モデルと比(ry
そんな感じで、競技観戦はこれにておしまい。
それにしてもこのリンク、4回転サルコウと相性悪いんじゃ・・・なんて不穏な考えがよぎったのですが、必死で打ち消しました。次の日にも2つ4回転サルコウがスタンバイしていたわけですからね。
まあ、私が何しようと関係はなかったようですが・・・・・・。