オリンピックは民放で!>だが断るっっっ!!!!

で、今日は体操の種目別があるのですが。今時分やっているはずなのですが。
放送予定は日テレのはずなのですが。
野球やってますね。あーあ。
体操はずっとNHKで見ていたせいか、こういうストレスははじめてですよ。


ここからは深夜の追記です。


結局、体操の放送は野球の録画放送が終わってからでしたね。私は途中で夕飯の時間になったので、録画にしてTVを消したので、まだ見れていませんが。
最初に生中継でつり輪だけやって、その後に野球の録画を挟んでまた続きって、変な番組構成。意図は大体分かりますが。


そういえば昨日は、NHKのBSと民放(テレ東)で同時に放送していましたね。
今回のオリンピックで、民放の放送を見たのは昨日が初めてでした。テレ東は荒川さんが出ているので、応援する意味でもこっちで見ようかなーと思ったのですが、結局BSで見ました。
テレ朝の方が15分放送時間が早いので、こっちが競技をはじめからやるのかと思ったら、最初の15分は内村選手特集でしたね。
個人総合で銀メダルを取った内村選手、まだ十代で、なかなか親しみやすいかわいい容姿だという事で、なんか新たなスポーツアイドル登場みたいな雰囲気ですね。試合展開も、あん馬の失敗からの大逆転という事でドラマ性もありましたし。そして、他の選手に比べると振る舞いや雰囲気にどことなく幼さが残っているようなところも、メディア的に扱いやすそうに見えるんじゃないでしょうか。
その内村選手の特集の中で、本人が総合のメダルについて「金じゃないので」「次はこれが金になるように」と言っている映像がありました。一見、種目別の床での金宣言みたいに見えたのでイラッとしましたよ。まあ、数日前のインタビューの映像なので、そう見られるんじゃないかと思うのは杞憂でしょうが。
あの映像はインタビュアーに「具志堅監督*1に続く、男子個人総合でのメダルですね」と言われて「でも色が金じゃないので続けてないので、次はこれが金になるように4年間頑張りたい」と答えていたときのものですね。発言の前後を切り取って、大技宣言とか優勝宣言とかに見せかけるやり方に嫌なデジャヴを感じましたよ。


ところで、スポーツ観戦苦手な私がオリンピックで体操だけは見るようになったきっかけは、ソウルオリンピックでの清風高校高校生コンビの活躍だったのですが(しかしリューキンのお父さんが金メダルを取ったのがこの大会だとは知らなかった。そういやあの頃まだソ連ありましたね・・・)、その片割れの人のプロレスの映像を見て若干苦笑いしてしまいました(ノ∀`)


最後に、このエントリーのタイトルについてですが。
今日の日テレの放送を見ていて、はじめて民放局の女子アナによるオリンピックのCMを見たのですよ。
・・・あれはひどい。
女子アナが大口開けて叫んでいるような顔のアップが映され、情熱オリンピックだかなんだかキャッチコピーが出て「オリンピックは民放で!」みたいな。
あの芝居がかった表情がまずひどい。
選手の情熱には心を動かされますが、報道する側の芝居がかった情熱とはベクトルが合いません。
情熱とか感動とか押し付けられるのはキライです。
情熱よりも知識を希望*2


そんな思いがいろいろわき上がって、ついあのタイトルになったのでした。

*1:1984年のロスオリンピックの個人総合金メダリストなんだそうです

*2:NHKのアナウンサーが、体操競技の実況をしながら今実施している技の名前をスラスラ言えているのに驚嘆しました。民放のフィギュア放送で、後ろ向きに跳んでいるジャンプに「トリプルアクセル!」ってナレーションが被せられる場面を何度も見ている身にとってはカルチャーショックでしたよ。