ロシア人はすごいなあ。

今日はブログを書かずに早く寝ようと思っていたえむぞうです。コンバンハ。
でも諸々の事情(?)によりこんな時間に起きてしまったので、ちゃちゃっと更新してみようと思った次第。


で、ロシア人の何がすごいと思ったかと言いますと、ジャパンタイムズに記事が出ていたのですね。
大ちゃんとの決別の経緯をモロゾフが語る記事が。これ
モロゾフ曰く、大ちゃんのエージェントとモロゾフの間がよろしくなく、エージェントをとるか自分を取るかの選択で大ちゃんはエージェントを取った、という事らしいです。
以下、不穏な事書いているかもしれないので、悪あがきで畳んでおきますね。
で、記事の中のこの発言。

"He lost the world championship because of his agent," the coach said. "He couldn't prepare properly."

"His boots (skates) were not ordered on time. His agent didn't do it," Morozov said. "The agent was trying to do things on his own and he eventually wanted to do everything."


確かに、スケート靴の手配が遅れたのが事実だとしたら、それはエージェントの大きなミスですが、しかしこうまでさくっと人のせいにできるとは。清々しささえ感じます。
こういう記事を読むときは、日本人である自分の感覚と欧米の人の感覚は違うのだろうし・・・と思う事にしているのですが、いやー、でもやっぱり指導していたコーチが「彼が世界選手権で負けたのはエージェントのせい」と言ってしまう感覚はどうしてもついていけませんわ(^^;)
あとこういう発言もね。

"It is not a simple situation. I don't know why he chose the agent, but I think it is more important for him to make money."

理由は分からないとか言いながらも「金の方が大事なんじゃない」と言いやがりますか。日本人的な価値観からすると、こういう発言は下品に思えます。つーか、オマエに金がかかるんじゃ。
あとこの辺もびっくりしましたね。

Morozov said he was left with no choice when it became apparent to him, before the world championships, that he was going to lose Takahashi.

世界選手権の前という大事な時期に、あのエージェントと離れないと一緒に仕事しないとか言ったのか。選手に。
なんか非常にゴタゴタしていたのですね。
色々と想像の範疇を超えていて、事なかれ主義な日本人の私には理解できません。選手の方が言っている事と経緯が微妙に食い違っている部分もある気がしますが、その辺も理解不能ですね。
海外のコーチについて日々奮闘している日本人選手の皆さん、すごいわ、ほんと。