フリー

非常に長くなるので、エントリー分けてみましたよ。
ついでにたたみますね。

カナック&コイア(フランス)

フラメンコの曲。
SPではちょっと踊っている所が目を引くと書きましたが、FSを見てどうやらそれは女性の方のみだったようだと思いました。スケートの技術も身体能力も女性の方が高そう。

ホタレック&マジッテリ(イタリア)

『グリース』より
フェンスが遠いなあ(要するにリンクを大きく使えていないという事)
なんか、この組とフランスの組は、演技のフィーリングがペアっぽくない気がします。私の勝手な思い込みですが。
サイドバイサイドの2Aが決まった時にわっと会場が沸いたのにびっくりしました。いい観客だなと思いましたよ。

ケンプ&キング(イギリス)

007メドレー。
ここの方が、フィーリング的にはペアのフィーリングで滑っているような気がする。
ただ、スキルが色々とアレなのだけど。

怜奈&ジョン(アメリカ)

『ポンペイ』
この組は動きがシャキシャキしているので、こういう音楽が合っているように思えます。
スロー3Aは転倒してしまいましたが、ばっちり合ったユニゾンが見ていて小気味いい演技でした。

ラングロワ&ヘイ(カナダ)

『ドクトル・ジバゴ』
流石カナダ。スケーティング上手いなあ。フェンス際までするするするっと滑っていきますよ。女性は腎臓結石と肋骨の怪我で四大陸をスキップしたのだそうです。つ・・・辛そ。

キャスティル&オコルスキー(アメリカ)

『シェヘラザード』
全米や四大陸ではいいPG!と思いましたし、今でもそれは思うのですが、PGの印象の良さは、どちらかというと上半身のポージングや見せ方から来るものだったのだなと、前のカナダの組から続けて見ると思いました。カナダと比べると少し足元が見劣りしますね。
それにしてもキャスティールは演技派だ。

ドン&ウー(中国)

女の子が何かミラちゃんみたいだ。
スロージャンプやリフトの大技は素晴らしいけど、スパイラルやステップ、スピンはまだまだ。雰囲気も垢抜けていないけれど、そういうところも含めて、何か正しいジュニア選手って感じ。
このミラちゃんぽい女の子も、数年後には雪ちゃんやパンちゃんみたいにきれいになるのでしょうかね。よく見ると結構、そうなれそうな素材の良さはあるかも。

パントン(中国)

ロミオとジュリエット
最初のソロジャンプ2つのミスだけでなく、全体的にちょっと動きがよくなかったような。どこか音楽を追いかけているようなところがあったように見えました。
それでも、ツイストやスロージャンプの質の良さも表現力もこれまでとは段違いでしたね。また来季、いい演技を見せてほしいです。

デュハメル&バンティン(カナダ)

『トスカ』
バンティンが一生懸命リードしようとしていたように見えました。頑張ったなあ。ほんとに組んで1年目とは思えない。
世界選手権初出場で6位と言っても、このペアが今後どうなるか・・・色々不安材料もあると思うのですが、個人的にはデュハメルの「どうよ!」な個性に合わせてバンティンが程よくはっちゃける方向に進化して欲しいです(笑)

ムホトラ(ロシア)

ラフマニノフのプレリュード。
衣装のトラブルで演技を中断、袖を鋏でザクザク切っていたのがとにかくインパクトが強かった(^^;)
そしてキスクラで更に袖を切り刻んで現れた腕の太さ(筋肉で)にびっくり。そりゃキツイだろうさ・・・と思ったのでした。

ボロモロ(ウクライナ)

『Tears of The Sun』
演技の出来が悪かった時の男性の態度が悪い、とウチの母が男性の方を忌み嫌っている組(^^;)
この組、解説の杉田さんも男性の方をあまり評価していないようで、色々と辛辣です。必ず「男性はスケーティングに難があるから後半スタミナ切れする」と演技前に言うのですよ。しかし今回は、何やら演技前から疲れていたような。>男性 前の組のトラブルで滑走時間が少しずれた影響とか?
で、まあそういう演技だったのですが、今回は女性置き去りにしてキスクラ立ち去らなかったですよ。疲れて立ち上がれなかったんだったりして(^^;)
で、終わった後に入るCMが、スケートファンに忌み嫌われているテニスの人のガム?かなにかのCM。何の嫌がらせ。

デュベデビ(カナダ)

『The Bloower's Daughter』いい曲だなあ。
そして演技もいいなあ。感動しました。

張張(中国)

『The Myth』
紅生姜色の衣装が目に刺激的・・・。
後半に向けてどんどんスケートの伸びがなくなっていきました。世界選手権の2週間前に男性が膝の手術をしたという事で、それもまあ仕方のなかった事なのかもしれません。
しかしそんな中でも、スロージャンプやツイストなどの大技はきれいに決めてくる辺り流石です。あと、最初のソロジャンプで女性がファーストが1Aになってしまってもそのあとコンビネーションで3回転つけてくる辺りも何気にびっくりしました。

サフショル(ドイツ)

『L'Oiseau』
スケーティングがペアの中ではかなりきれいですね。前の2組に比べても、いきなりスケートの音が静かになりました。するするするーっと滑っていきます。こういうきれいなスケートって、それだけで何故か癒されます(笑)そしてスケーティングが良いと、やはり表現の面でも出来る事って広がっていくのねーとこのペアを見ていると思いますね。
あと、解説の杉田さんも仰ってましたが何気に男性の能力が高いですね。見るからに力のありそうながっちりした体型ですが、実は身体も柔らかいし。
ソロジャンプ2つで大きなミスをしてしまいましたが、やっぱり今回はこの組が抜けていたんじゃないでしょうか。
でもこのPG、今季ノーミスの演技ってあったっけ・・・なかったような。最初見たときから、なんつー難しそうなPG・・・と思ったものですが。こういうのってやっぱり、バンクーバーオリンピックに照準を合わせてのコーチの作戦というかスパルタ指導なのですかね。

川スミ(ロシア)

『ある愛の詩』
この組のも、最初見たときはなんという詰め込み・・・と思いましたよ。でも最早そうと感じさせないくらいになっていましたね。
そしてこの組もスケーティングがいいですね。特に川口さん。しかしスミ君も、疾走する川口さんを必死で追いかける構図からは段々脱却してきていると思います。
しかし折角のスロー4回転サルコウ、もっと良い角度から見せて下さいよ・・・>スウェーデンカメラ


そんなこんなでサフショル優勝。ドイツの優勝は97年以来11年ぶりだそうです。97年てもう11年も前なのか・・・。その頃何してたっけ・・・貴教さんやラルクのライブ行ってたなあ・・・って、今と変わってないし(^^;)何だかなあ。
といったところで今更感想文世界選手権ペア編終了。
杉爺の爺っぷりが色々面白かったです。日本人女子選手にはほんとに爺目線だなーと。