SP

サフショル(ドイツ)『アショカ王

好きな組ですが・・・いつものこのペアの演技よりも、スピードがあまり出ていないような。ソロジャンプでサフチェンコがステップアウト。やはり緊張していたか。

怜奈&ジョン(アメリカ)『ベートーベンズ・ラストナイト』

今回の衣装いいですね。二人ともかなりかっこよく見える。
演技の方は、こちらもイマイチスケーティングにキレがないような。こちらは、全米2週間前に出場を決めたというくらいですから、滑り込み不足が大きいのでしょう。それでもスロー3A挑戦。最早アイデンティティですね。回り切っていたと思うのですが、転倒。

ボロモロ(ウクライナ)『The Feeling Begins』

杉田さんは、男性の体力に問題があるから、後半に問題が出ると仰っておりましたが、SPはまあ大丈夫でしょう。1つミスはありましたが、全体としては安定した演技。余裕で上げて余裕でで片手で降ろすリフトは、確かに「どうだ!」と言われると「いいぞ!」と答えたくなります。スロージャンプで転倒。杉田さんが「これは男性の方に責任が・・・」とか言い出さないかワクワク冷や冷やしましたが、特にコメントはなく。問題はフリーだ。

キャスティル&オコルスキー(アメリカ)『キル・ビルvol.2』

この組のPGは今季、SPFS共に好きです。随所に工夫が見られて、かつ全体的に美しいPG。キャスティルの華やかさが活きています。
でも杉田さんには結構ダメ出しされていました。ソロジャンプで女性が1Aになるミスはありましたが、結構スピードも出ていてよかったと思ったのですがね。ジャッジの目で見ると色々あるみたいです。

マジッテリ&ホタレック(イタリア)

この組、女の子が演技に力入っていて元気がいいところと、男性がイケメンなところしか評価していなかったのですが、そんなつもりで見ていたらアレッと思いました。シーズンはじめの頃に比べたら上手くなりましたね(でも世界選手権という場では、やはり見劣りするのですが)。PGがPGらしくなっている。PB更新。

ドン&ウー(中国)『トスカ』

決まる技はダイナミックでいいのですが、PGとしてパッケージになっていない感じ。若い組にありがちな事ですね。しかし何か、明るい未来の予感を感じさせられます。

デュベデビ(カナダ)『ガリシア・フラメンコ』

昨季と同じPGですが、見違えるくらい向上しています。スケーティングでこれだけ音楽を表現しつつ、ユニゾンも素晴らしい。杉田さんの言われる所の「ペアらしいペア」と言う言葉に深く頷く気持ちです。素晴らしい出来でした。

ムホトラ(ロシア)『秋によせて』

GPシリーズのときの衣装はアイスブルーで冬によせた感じだったのですが、ここに来て淡いピンクの衣装に。春によせてる感じです。なかなか秋によりませんね。
ここもまたペアらしいペア。でもカナダ的なペアとロシア的なペアって明らかに違うのですよね。どちらも叙情的であっても、カナダは清楚でロシアは華やかな感じ。ロシアの方が、身体の線のきれいさとかが売りな感じでしょうか。ここもペアスピンのときとか、女性のラインの美しさに惚れ惚れします。
キスクラでも美男美女ですね。でもトランコフはちょっと鼻の穴が気になるかも。まあスタミナがありそうで良いです。鼻の穴が目立っても、周囲につくパーツの違いで随分違うものですね(誰の話をしている)

サックス&アルコジン(イスラエル)

基本の技を習ったとおりに一生懸命やっている感じ。でもその集中力が2分50秒なんとかもっている辺り、そこそこ地力があるのかなーと思ったらば、女性はアメリカ、男性はロシア出身のペアだそうです。ああ成る程。よくあることよくあること。

張組(中国)『ピアノ・ファンタジー』

丹ちゃん前髪上げて髪をまとめたら一瞬ヤン・リュウかと思いました(^^;)
全ての要素がクリーンで素晴らしい。音楽も彼らのダイナミックな持ち味に合っていると思います。
でも、ペアの旨みである一体感はあまり感じられないのです。

デュハメル&バンティン(カナダ)

それぞれにスキルはあるけど、まだそれぞれ1人で滑っている感じ。まあ組んで1年目ですので仕方ないですね。
組んで1年目で世界選手権に出てくるとは思っていませんでした。それだけでもおめでとうです。正直、女性は前のバンティンのパートナーよりも彼女の方が雰囲気は好きです。私は。

川スミ(ロシア)『ロンド・カプリチオーソ』

この組のセクシー担当は男性ですと言っているかのような衣装。
いいPGだなあ。隅々まで見応えがある。そしていい出来だなあ。よかったよかった。川口さんの軟体ぶりは、柔らかいのだけどやりすぎ感がなくて好きです。筋肉による抑制の程よく効いた軟体ぶりと言う感じ。

ラングロワ&ヘイ(カナダ)

音楽がなあ。ラテンな曲なのだけど、個人的にあまり好きじゃない。2人の雰囲気にもあまり合っていない気がします。

カナック&コイア(フランス)『Two Guiters』

技術的にはややアレなのですが、音楽に合わせてひと踊りする所とかポージングにはイヤに雰囲気があります。そこがおふらんす的なところなのだろうか。
ソロジャンプでの女性の転倒が、妙に音楽に合っていました。

ケンプ&キング(イギリス)

私の中では、イタリアのペアと同じ分類。なんとなく。
杉田さんの解説が・・・終始「まあここだったらこんなもんだろ」的な雰囲気が(^^;)
最後フィニッシュポーズをしているのに曲が余ったのに対して「字余り」がツボに入りました(笑)

パントン(中国)

最終滑走です。トンさんの衣装がジョニーのEX衣装に似ています。
この組、私結構好きなのですが、んんー、いつもの彼らに比べたら、スケーティングが粗いような?しかし最初のソロジャンプでトンさんがステップアウトした以外はミスなく演技を終えました。
しかし得点が出ると意外な低さ。なんと5位です。ステップアウトしたジャンプ、更に回転不足がとられていたそうです。回転不足怖いよ。転倒より怖い。がくっと点数下がりますからねー。