おうちで楽しむ世界選手権。3日目。
スケート観戦に手一杯で、更新できなかった分をまとめて書いてしまおうという魂胆のえむぞうです。コンバンハ。
まずは3月20日の記録から。
朝たまたま見ていた情報番組で、女子SPの結果をやっていて、司会のオッサンが「コストナーは怖くないでしょう」と言ったのにムカッ。さらに説明をしていたアナウンサーも、コストナーのことを「オリンピックで10位だったので、トップ選手とは言われていない選手」とか言っていたので更にムカッ。ヨーロッパチャンピオンをつかまえてそう言うか。
昼間に地上波でペアの放送。前日に引き続き本田君が解説。が･･･がんばれ。
「男は黙って4回転」なる格言(？)を残した、ジャンプ大好き本田君だけに「スロートリプルアクセル」とか言う時声が弾んでいるように思えます。成功しなかったので、それもまたとても残念そう。
目立つミスの多かったサフチェンコ＆ショルコビーが優勝した事について、疑問や不満の意見をネットなどで見ましたが、私の個人的な感想では、まあ妥当かなあ。元々色々と工夫された、難易度の高いPGなので、1回くらい転んでも勝ちそうだと思っていました。ただ、SPで張組が1位になった事で、分からなくなったとは思いましたが。フリーをTV画面で見た印象だと、サフショル組はミスはあっても、終盤までスケートが滑らかでした。
張組は、これまた個人的な印象ですが、2A+3Tのジャンプの最初が1Aになってしまったのが痛かったかなーと。そして終盤のステップがレベル1でした。滑り自体も、後半かなり疲れが見えていました。男性の方が2週間前に足の手術を受けたばかりだったみたいですね。その状態で2位は素晴らしいです。この組も、怪我や病気に悩まされる事の多い印象があるのですが、来季こそはいいコンディションでやっていってほしいものです。
SP3位だった川スミ組は順位を落として4位でしたが、昨季より着実に順位を上げているので、これもまた喜んでいい成績でしょう。しかし、フリーになると、演技後川口さんはそれほど疲れていないのに、スミ君がぜーはーしているのが･･･悪いけど笑えたり(＾＾；)スケートの質の差なんでしょうね。
で、デュベ＆デイビソンが3位表彰台に。これは嬉しいー！この組はじめて見たのはトリノでした。ペアって、上位と下位の差がかなり大きくて、下位の組は要素こなすので精一杯で、音楽表現とかは言ってる場合じゃないってかんじだなー、と思っていたのですが、この組は*1音楽を感じる演技をしていたと思ったのです。それでお気に入りの組だったのですが、昨季は女性が足の手術をしてGPシリーズは欠場。カナダの国内戦で復帰して優勝したものの、四大陸選手権で、演技中に男性のブレードが女性の顔に当るアクシデントがあって棄権･･･と、昨季はまともに競技会に出られない状態*2で、見ている方もなかなか悲しかったのです。それだけに、今季これだけの活躍は感慨深いというか。
この組のFSの『The Blower's Daughter』は、PGもいいですし曲も素敵です。スケアメのときに、テレ朝チャンネルが何を思ったか、競技について全く知らないであろうアナウンサーに、プロトコル読み上げ＆棒読み＆カミカミ＆上から目線の解説をさせていたのですが、その際にこの曲「人気男前シンガーソングライター」の曲ですと紹介されていたのですよ。録画を見ていたら、この人気男前云々のあたりで、母の表情が凍り付いていました(笑)しかし、その後EXでは、この曲のボーカル入りを使って演技していたのですが、歌を聴くと･･･ああ、多分男前なんだろうな*3、と納得したのはナイショです。
夜は女子SPの放送です。
嫌々ながらとりあえず地上波で見るか･･･。Jスポで放送されたら消そう。と思っていたのですが、放送中にJスポでも同じ時間にやっている事に気づいて、慌ててチャンネルを換えました。おかげさまでBeBeを見逃した･･･＿|￣|○
でも、地上波でゲデだけ録画できたからいいか。Jスポではゲデの放送なかったし。
しかし所謂ゴールデンタイムと言う時間は、我が家では夕飯の時間に当るので、食事中はTVを消していたのでした。というわけで、まだ一部しか演技を見ていなかったりします。
とりあえず見た中では、コストナーのパンツスタイルは反則じゃないかと思いました。足長すぎ！！そして私の大好きな、素晴らしいコストナーの3+3が見れて幸せです。
友加里ちゃんは、丁寧に滑っていましたねと言う感じ。出来る事全てを出し切った演技だったと思います。会場の拍手が大きくて嬉しい。
真央ちゃんは、今季一番伸び伸び滑っていた印象。でも伸び伸び滑るとスパイラルのレベルを取りこぼしてしまうのですね。素人目に見ても、ポジション保持する時間が足りていなかった。真央ちゃんは1エアロ、2エアロ、3エアロって数えるべきじゃないか？と言ってみたところ、母に「エアロじゃ足りない」とダメだしされました。そうでしょうねえ。1トイプードル2トイプードル3トイプードルとか？
美姫ちゃんは、最初のコンビネーションが3+2でした。コンディションが良くないのだろうけど、肩の問題もあってスピンでレベルをとるのが難しいからこそ、ジャンプは3+3にしないと厳しいなーと思っていたのですよ。この時は。
そして21：00くらいから、オリジナルダンスも始まるので、結果だけ追おうと思っていたのですが、海外のストリーミングで見れるところがあると知り、途中からストリーミングも見つつ。
リード組は、途中まで良かったのですが、ミッドラインステップで2人が接触して、キャシーが手をついてしまいました。いつも明るいキャシーがちょっと元気がなくてかわいそうでした(´･ω･｀)今季見てきて、かなりキャシーのファンになってしまったのですよね。
そんな折、美姫ちゃん棄権のニュースを知り、ショックで大好きなアンナちゃんのところの演技が頭に入らず、しばし呆然。
でもまあ、これで今度こそしっかり休養できるよね、と思い直し、気を取り直して再びオリジナルダンスに集中。
ペシャラ＆ブルザのカッコ良すぎるフラメンコ→カー姉弟の伝家の宝刀スコティッシュダンス→ベルアゴの帽子取り合いがかわいいアメリカンカントリーダンス→ザレツキー兄妹のベリーダンス、と、この辺りは見所だらけです。これで見納めと思い堪能しましたよ。
中でもカー姉弟の、無印良品でかかっている音楽から始まり蛍の光で終わるスコティッシュダンスはノリノリキレキレで、会場の盛り上がりも素晴らしく、リフトの時間オーバーのディダクションとかもなく(笑)、この組好きな自分としても大満足な演技でした。Jスポで放送されるのが今から楽しみです(*´∀｀)
そして今回、私が一番応援しているのはやっぱりデロションなわけです。やはり、絶好のチャンスだから優勝してもらいたいわけですよ。他の好きな組は、今季集大成の演技が見られる!という楽しみの方が大きいのですが、優勝とかメダルとかが絡んでくるとなると、どうしても見ていて緊張してしまうのです。
そんな緊張感を持って見ているというのに、空気読まないスェーデンのカメラは、曲がかかる前に既に始まっている小芝居を撮らずにバックステージのメリチャリを撮っていたりするのですが。ああ、ラスト小芝居が･･･＿|￣|○
そんなガッカリもありましたが、大きなミスなく(やや固いかな？という印象もありましたが）演技を終え、1位をキープ。
ホッとしたその気分に相応しい、かわいいかわいいメリチャリが最終滑走です。さあ、いっちょ高速スケーティングでスッキリさせてくれ！と思いましたよ。ええ、思いました。しかしチャーリーのこの日の暴走はちょっとすごすぎました。初っ端から唖然として、開いた口がふさがらない内に終わりましたよ(笑)途中の超高速ツイヅルでは、速すぎて会場からどよめきが。笑いました。珍しく、ちょっとズレましたが。仕方ない。メリルは今までよくチャーリーの暴走に付き合ってきましたよ。これからもがんばって(笑)
そして演技終了後、キスクラでチャーリー超上機嫌。非常に満足げなキラキラした笑顔でずーーーっとカメラ目線。眩しい！眩しいよチャーリー！その若さが眩しすぎるから、そんな目でこっちを見ないで！！ww
まあ、彼らの順位は7位だったのですが、チャーリーがチャーリーである事を思い知らせていただけて、こちらとしても非常に満足な気分で終わったオリジナルダンスだったのでした(笑)
深夜からは女子シングルフリー。こちらはJスポーツで生中継です。
コレはさすがに、最後まで見ていたら朝までかかるので、最初の方だけ少し見て、後は寝ようと思ったのですよ。
応援しているゲデバニシビリが、最後まで調子が上がりきらないままシーズンを終えたのにちょっと悲しくなり。そういえば、こっちの生放送の方で、ゲデのSPやってた･･･。という事は、私はただ単にBeBeのSPをとり逃しただけだったということか＿|￣|○
セベスチェンやレピストといった、SPで実力を出し切れずに早い滑走順になってしまった選手が、持っている力を発揮できて喜ぶ様子を見ると、こういう美姫ちゃんも見たかった･･･とちょっと泣きたくなったり。
していたのですが、このへんで、美姫ちゃん棄権撤回のびっくりニュースを知るわけです。そうなったらなったで、アワアワオタオタ。みみみみみ美姫ちゃん、アナタはそんなに怪我とかに強い体質じゃないんだから、無理するのは･･･とかなんとか、本人に言えるわけでもないのに1人でアタフタした挙句、これは美姫ちゃんがどうなるかを見届けなければ！という事で更なる夜更かし決定。
で、まあ。見届けまして。それから、滑走時間の早まってしまったアシュリーも心配だったので見てから、落ち込みまくって半泣きでベッドにもぐりこんだのでした。
