もっとスケートを見ようとか思いました。

深夜に雑誌の誤植を見つけて、一人で笑い転げたえむぞうです。コンバンハ。
どんな誤植かと言うと、こんな誤植。

滑り始めるときの闘志みなぎる表情や、力強い4回転、そしてラストで、手を伸ばして何かをつかもうとするかのような必死な姿まで、とにかく目を離さずにはいられません。恐いくらいの迫力です。

読者ページだったのですがね。
そんなに恐いか、見てられないか、と(笑)


そんな秀逸な誤植つきの雑誌。それはWFS32号。
他にも、佐々木君のMOIでのかぶりものがゼブラになっていたりと、愉快な誤植はあったものの、インタビューの面子がツボだったり、ロシアの国内戦のレポートが読めたりと、なかなか内容は充実していたと思いますよ。まだ全部読んでいませんが。
そういえば、検索で「wfs ジョニー」というのがいくつかありました。ジョニーのインタビューは、4ページに渡るロングインタビューでしたよ。内容は概出のものが多かったですが、インタビューが始まる前のエピソードが、なんかジョニーっぽかったです(笑)インタビューのページに載っていた演技中の写真が、なかなか素敵なものが選ばれていたように思います。私服姿のスナップもかわいかったですが。
あとは、アンナちゃんのところのインタビューがあったのが嬉しかったですね。この2人は付き合っているのかと思っていましたが、そういう時期もあったけど今は違うのだそうで。カップル競技って、こういう組けっこういる印象。


テクニカルスペシャリストの天野さんのインタビューも面白かったです。
昨今話題のe判定の話、5種類のトリプルを跳ぶ女子選手が少なくなった事について、3アクセル、4回転の基礎点の話とか。
eについては、時々どうしてあの選手が付かないんだろう?と思うことがありましたが、天野さんのインタビューを読んで、そういう基準でやっているのね、とそれなりに納得。それなり、ですがw
女子のトリプル5種類は、私は美姫ちゃんのファンだけに、彼女がきっちり5種類入れてくる事をもっと評価してー、とか思います。が、その反面、すごく魅力的な演技をするけど、ルッツやフリップで苦労している選手を見ると「女子に5種類は多すぎ!」とか思ってしまったりもします(笑)勝手なもんですな。
3アクセルと4回転の、他のジャンプとの点差については、天野さん的には「これくらいでいいと思います」だそうです。
ジョニーが今のコーチに変わってから、4回転について聞かれると「僕達のスポーツは、1つのエレメントのみで語られるものじゃない」的な事を言う様になりました。まあ昨シーズンの終わりにも言っていましたが。彼の練習は、テクニカルスペシャリストの資格を持つペトレンコも見ているわけです。そういう人の指導を受ける事で、新採点についても前より馴染んでいると思うのですが、それでこういう発言が出るというのは、つまり今の採点方式の考え方ってそういうものなのだろうなーとうすぼんやり思っております。今回の天野さんのインタビューでまた、そうなのかなーと改めて思いました。
そしてこういうのを読むと、自分は一体どんなスケートが見たいのだろう・・・とか考え込んでみるとか、したりしなかったり(笑)
最後の、スケーティングが上手いという事についての話もなかなか興味深かったです。
最近段々、この選手のスケーティングはいいとかどうとか、なんとなく分かるようになってきたのですが、加速する力、横の動きに前後の動き、とか言われて解説されると、ああ分からない!分かりたい!もっとスケート見なければ!ってなりますよ(笑)
で、早速例に上げられていた小塚君、ジェフ、大ちゃんの出ている四大陸を見てみたりしました(笑)でもなんかまだ、あんまりよく分からないや(´・ω・`)
精進しよ。