今日、母がパトリック・チャンのファンになりました。

あの人は結婚しないんじゃなかろうかと思っていたえむぞうです。コンバンハ。


チュー杯で軽く燃え尽きたので、本日もエリックはカンタン版で。一部選手のみ。
今日は風邪をひいていた母と一緒にBSの男子フリーを見ていました。

  • スミス

この人ってよく見るとかっこいいよね。と、母と話していました。手足も長いから、イーグルも映える事。
母「でもスケート滑らないよねえ。経営者より滑らないんじゃない?」
ドウイ。

  • 勇名トラ

ちゃんと名前を書けよ、と自分にツッコミ(笑)
いやでも、あの衣装を見てしまったら、こうも呼びたくなるというものです。
でも、印象に残ったのは衣装だけ・・・という事がないのがこの選手のすごいところ。ジャンプは相変わらずよくないときのトマーシュでしたが、あのステップ!・・・と、その後の転倒_| ̄|○
イヤハヤ。
でもほんと、決まったときのジャンプは良いですし、スケーティングもいいし踊りも上手いですよねえ。

  • 経営者

母にはあんな風に言われていましたが、昨季よりもスケート滑るようになった気がしますよ。本人比ですが。
この『チャップリン』のPGいいですねえ。経営者には辛辣な母も気に入っておりましたよ。
母「でもトマーシュがやったらもっと良いと思うな」
まあ、ドウイ。

  • ケンスケサン

『ブレイブハート』いいPGですね。
他の選手と比較すると、細いですよねえ、ケンスケサン。ジャンプの軸とかよく曲がっていましたが、上半身にもっと筋肉ついたら違ってくるんじゃないかとか思ってしまいましたよ。そしたら、スケーティングの姿勢も、ステップなんかにも良い効果があるんじゃないか・・・とか、母と素人談義してしまいました。
あの細さで4回転回れる能力もあるし、スピンもスケーティングも年々向上しているし(スケートファン暦極浅ですが、それでもはじめて見たときより断然良くなっていますよね)、だからこそ、あとちょっと・・・勿体ないなあと思ってしまいます。

  • KVDP

アラビアのロレンス
私はカナダのときに既に見ているので諸々驚かなかったのですが、初見らしい母の反応を見ているのが面白かったです。まず金ピカの衣装に驚きつつ「アラビアじゃないじゃん!」とお決まりのツッコミ。
白いズボン特有の危うさを私が指摘したのは、まったりスルーされたのですが、フィニッシュのポーズに大爆笑しておりました。なんでああなるの!と。
演技は、4回転やめて安全策にいったのが裏目に出てしまいましたかねえ。でもほんとスピン頑張ってますよね、今季。にんにんスピンを殆ど見なかった気がします。

  • ボロノフ

荒くれラフマニノフを一緒に笑ったというのに(いや、母は怒っていたか)、母は覚えておりませんでした。
フリーはタンゴ。ハンサムな容姿のボロノフにはよく似合っております。
母「ロシアの選手って、ボロとかドブとか、変な名前ばっかりだねえ」
でも皆美形だからいいじゃないですか。
ジャンプが高いですねえ。今は怪我明けらしく、右の足でトゥをつくフリップとルッツを抜いていましたが(そのジャンプ構成で2位というのに驚きますが)、怪我治ったらいつでも4回転跳べそうな。と、佐野さんみたいな事を言いたくなったり。
キスクラでは不思議なVサインで喜んでいました。

  • パトちゃん

『四季』
母が「ランビの四季よりこっちが好き」と申しておりました。
バイオリンの音の響きから余韻まで表現してしまっているような表現力。スバラシイです。そしてその表現力が、スケーティングの良さあってのものだというのも、スバラシイです。滑っている間は16歳だという事を忘れさせられますね。
3アクセルもきれいで、昨季は苦労していたなんて信じられません。
最後のスピンの転倒で、母が「あーっ!」と悲鳴をあげていましたが、フィニッシュの後に頭を抱えて、その後気を取り直したように笑顔で挨拶する姿を見て「かわいい!」と喜んでおりました。

  • アルバン

『インタビュー・ウィズ・バンパイア』
超・個性的なPGで定評のあるアルバンですが、やはり基礎のしっかりしたパトちゃんの、ギミックなしの質の高い正統派演技を見た後となると、正直退屈に感じてしまいます。
でも、個人的には勝って欲しかったですね。地元だし。追われる側の意地を見せてほしかったというか。
しかしこればっかりは仕方ない事ですかね。今日も氷がキラキラ舞っておりました。
ヴァンパイアっぽさはスケアメから向上していたと思いました。


演技終了後、ケンスケサンとパトちゃんにインタビュー。ケンスケさん、折り目正しいスポーツマンな感じで、言葉遣いがちょっと文章的で面白かったです。喜び溢れるパトちゃんを見て、母が「かわいい」と何度も言っておりました。インタビューの内容も結構マトモだったと思いますよ。いつかのカナダの女子のときとかは、何だったのでしょう。