人力チャージ。

電車に乗ろうと思ったところ、PASMOの残金が90円だったえむぞうです。コンバンハ。
その路線の初乗りは140円なので、これでは乗れません。というわけで、いざチャージです。


で、この路線はよく話題に出している、未だに有人改札の私鉄であります。PASMOは導入したけれど、改札の前にPASMO読み取り専用の機械を置いただけで、有人改札は続行しております。
家の最寄り駅では、券売機の隣にチャージをする機械があるのですが、今回はじめてチャージをする某駅では何故か機械が見つかりません。機械を探している間に電車が行ってしまいましたよ。ま、いいですけど。


いや、正確に言えば、ないわけではありませんでした。
ただ、改札を通った向こうにあるので使えなかったのです。


まあでもですね。なんといっても有人改札ですから。駅員さんに頼めば中に入れてもらえるかなー、と思って改札に立っている駅員さんに声をかけてみました。
PASMOの残金が足りなくて、チャージしたいんですけど、機械ってあの(改札入った)中のやつしかないんですか?」


「あ、それでしたら窓口でチャージができますよ(笑顔)」


窓口で。
ICカードのチャージを窓口で。斬新だ。
と、相変わらずの西武○○○線の我が道行きっぷりに惚れ直しながら、窓口へ向かったのでした。


窓口でチャージをお願いすると、窓口に座っている駅員さんがカードを受け取り、機械に入れ、何かしら操作をします。ところが
「あ・・・あれ?」「おかしいな・・・」
とにわかにまごつきだしたのです。
どうやら機械の調子が悪く、うまくチャージが出来ない模様。
その後奥にいた人に応援が要請され、駅員さん2人がかりであーでもない、こーでもないとやった挙句にどうにかチャージが完了。その頃には、本数の少なさでも若干名を馳せている(中央線に比べたら、ですが)線だというのに次の電車が駅に入ってきていましたよ。


PASMOが導入される事について、この線独特のマッタリ感が失われるのではないかとこっそり寂しがっていた私ですが、流石西武○○○線は予想の斜め上を行っておりました。
PASMOを導入したところで、こうも見事に導入した「だけ」でしかないところを見せ付けられ、若干安堵したのでした(笑)