世界ジュニア

録画を溜め込んでいる世界ジュニアを、ぼちぼちと見ているえむぞうです。コンバンハ。
今日までにペアとアイスダンスを見終わりました。なかなか見応えがありました。


ペアは、今シーズン入る少し前くらいからようやく好きになってきた種目だったのです。
見始めはまず男子シングルが女子より面白い!というところから入り、その後アイスダンスもいいじゃないか!となり、その後暫くは男子>>アイスダンス>>>>女子>>ペアといった感じの好みの順だったのですね。
スロージャンプみたいな大技があって、男女が並んで同じ動きをするユニゾンが基本で、音楽表現なんてできるの?みたいな。


ところがこれができるんですねー。


下位の選手は、やっぱり技をやるのでいっぱいいっぱいなところもあるのですが、上位選手は技をしっかりやって、ユニゾンも素晴らしく、尚且つ美しい。というか、ユニゾンが美しい。特にロシア選手が。
見てりゃとっとと分かっても良さそうなものですが、最近まで分かりませんでした(^^;)


しかしそれならば、やはりジュニアの選手権では技をやるのにいっぱいいっぱいの選手が多いのでは?ということになります。
去年のを見た印象ではそうでした。そんなわけで、実は去年のジュニアの録画は残していなかったりします。
しかし、昨季以上にフィギュアにはまってしまった今季、技でいっぱいいっぱいでも、そういうところを見て「がんばれー」という気分になるのも、ジュニアの楽しみさ!と思い、見てみました。
そしたら、これがなかなか充実していたのでした。
1位はアメリカのマクラフリン&ブルベイカー。いやー、この組素晴らしかったです。ジュニアとは思えない感性を感じさせる演技で、ユニゾンもよかったです。組んで8ヶ月くらいだというのに何故こんなにユニゾンが素晴らしいのか?と記者会見で聞かれ「本当のパートナーに出会ったら全てがうまくいった」とか言ったとかなんとか。ほう。
でもこの組、女性がまだ14歳という事で、体型の変化が心配ですね。ちなみに男性は21歳で、来季からジュニアの出場資格がなく、かつ女性はシニアの選手権大会の出場資格がないので、シニアのGPシリーズしか出られないらしいです。この組が来年の全米で優勝しちゃったりしたらどうするんでしょうね(笑)
2位はロシアのバザロワ&ラリオノフ組。SPの衣装が蛍光オレンジ?みたいな色だったあたりで「ロシアだなー」と思いましたwwそして男性、ごつい体でベビーフェイス(笑)
3位もロシアのクラシニコワ&ベズマテルニフ組。この組、演技も美しいのですが、女性がかわいいです。ロシア素晴らしいw
ロシアはアイスダンス以外のカテゴリーがかなり危機的状況だと言われていますが、ジュニアを見るといい組がいるので、こういうところがうまく育っていくといーなーと思ってやみません。やっぱりペアはロシアが頑張っているのがいいなーと個人的には思うのです。
あと、7位のエストニアのペアも好きでしたね。
しかしペアは、女性が背が伸びすぎたりすると演技に影響が出たりする事もよくあるようで、ジュニアで活躍した組がそのままシニアでも・・・とはなかなかいかないようなのです。
今回いい演技を見せてくれた組の中で、シニアでも活躍し続けていける組はどれだけあるのか。
でも、今だけの輝きであっても良いものを見れるのは嬉しい事です。