ざっくりと。

男子SP＆女子SPTV観戦記でも。
男子の放送は、南里、小塚の日本選手2人と1位だったジュベール、2位だったアルバンの4人。クリムキン･･･。せめて3位くらいまでは放送して欲しいところです。

ブルーの照明と赤く光る客席が気になるフランス大会。
小塚君はやっぱりコンビネーションジャンプで転倒していましたね。でも体の動きとかはそんなに悪くなかったと思うのですが。3アクセルもきれいだったし、ステップもよく動いていました。やはりシニア初戦と言う事で、PCSが伸びなかったのもあるのでしょうか。
まあ、力のある選手である事は確かなので、これも一つの経験として、次につなげましょ。
南里君は最初の3+3はうまくいったものの、3アクセルでお手つき、3ルッツで転倒。スピンは良くなったかなー、という気もしましたが、ステップではやっぱり小塚君に比べたら動きが重い気がします。実際、PCSのスケーティングスキルの項目は小塚君のほうが上ですね。やはりコンビネーションが抜けるというのは痛いですね。
アルバンは、蜂らしい衣装で蜂のPG。ジャンプは気持ちよく跳んでいますが、上半身の動きとか、どうにも好きになれません。でも、こういうコメディタッチじゃないPGを彼が滑ってもあまり印象に残らないのですがね(＾＾；)
「ジャンプの申し子と言われますが･･･」と実況。テレ朝が勝手にそう呼んでいるだけだと思います。
やはり撮影しているのはフランスのTV局なのですよね？例の素敵な(笑)コーチのウィンクがしっかり抜かれていて、グッジョブだと思いました(笑)
ジュベール！！！いやー、もう、ジュベール！！！すばらしい4回転でした！ジュベールのクワドは「おお！跳んだあ！！」って感じで、見ていてテンション上がります！でも解説者にはちょっと自制していただきたいです。お仕事ですから(＾＾：)
スピンもよかったし、ステップも力強くて見応えありました！どうしても、チョキみたいな手でピストル撃つまねとか、ジャッジ席に向かって見えないハンドル回すのとかは(船の舵取りしているようにも見えます)子供だまし感漂ってしまうのですが(＾＾；)見ていてとても満足できる内容でした！

さて、ブログを巡っていると、時々「エリックボンバー」とか言われているこの大会。
男子の放映的には「サノボンバー」炸裂でした(−−；；)
チューハイでちょっと良くなったかと思ったのに･･･特にジュベが4-3決めたらきゃーきゃー騒ぎ出してからに。女子高生ですか、アナタは。

女子の放送は、美姫ちゃん含む1位から5位と、7位8位のバレンティナ・マルケイとポイキオでした。6位の選手を抜く意味も判りませんが、女子をこれだけ下位の選手までやるよりも、1人削ってせめて男子をもう1人やって欲しかったですね。

で、1番滑走だったロシェット。ミスなく上手に滑っていますが、個人的にいまいちひっかかりませんでした。ディダクションが1ありましたが、転倒したわけでなく、タイオムオーバーだったようです。フィニッシュが曲と合ってませんでした。
マルケイ。何故彼女が放送されるんだろう。2番滑走だったから、ロシェットのおまけ？モデル体型で見栄えがいいから？曲はカルメンでした。赤いカルメンカルメンした衣装がとてもよく似合っていましたが、演技はカルメンのように強くはいけなかったという印象です。
ポイキオ。実績のある選手ではありますが、今日のポイキオは放送する必要があったのでしょうか？2アクセルはオーバーターン、3ルッツを転倒してコンビネーションにならず、フリップは1回転に･･･。ジャンプを全部失敗してしまいました。彼女やマルケイを放送するのが気に入らないのではなく、女子はこの位置の選手を、日本選手でなくても放送する一方で、男子はSP3位の選手すら放送しないという放送内容の偏りっぷりが気に入らないのです。
美姫ちゃん。ジャンプは全てクリーンに。レイバックスピンがちょっとビールマンでぐらついたかなという感じ。ストレートラインステップは、なんか、スケアメのときより客席の反応が良くなかったですね。私は最初、なめらかになった？とか思ったのですが、スケアメの録画を引っ張り出して見てみたらば、足元はさして向上が見られるわけでもなく(＾＾；)要するに、いまいちインパクトがつけられなかったわけですね、今回は。パワー不足？
本人も終わった後は、スケアメの時ほど爽快そうな顔してませんね。キスクラではすごい汗かいてます。かなり緊張していたのでしょうか。
インタビューでは「まだフィーリングがつかめていない」と、硬い表情。
でも、こわばった表情で「笑顔で滑りたいです」ばかり言っていた昨季より大分成長したなあと。自分の言葉で喋れるようになりましたね。自己分析もするようになってきたみたいだし。
マイスナー。衣装変わりました。『スノーストーム』なのに黒い衣装？こっちの方が似合うけど･･･と思っていたのですが、空港で衣装の入った荷物が行方不明になって、急遽用意したものだそう。
演技のほうは、コンビネーションのファーストジャンプのルッツで転倒した為点数が伸びませんでした。彼女はスキルがあるのですが、上半身の動きとかにしなやかさがないような。それとは全く関係ないのですが、容姿の方は最近どんどんきれいになっている気がします(ほんとに関係ない･笑)
カルベス。ミスなく堅実な演技。それだけです、ごめんね(＾＾；)
ユナキム。彼女見ているといつも、あまりに細いのでなんとなく心配になります(＾＾；)あそこまで脂肪ないと、寒いんじゃないか･･･とか。背が伸びている時期だから、余計に細い印象になるのですかね。
で、その細さが気になることもあって、このSPのPG(ロクサーヌのタンゴ)あまり好きじゃないです。FSの方は好きなのですが。実況のアナウンサーなんかは盛んに「16歳とは思えない妖艶さ！」とか言ってますが、その体型じゃねえ･･･と思ってしまいます。手足は長いのですがね。
でも演技自体はノーミス。3+3のコンビネーションジャンプをはじめ、全てのジャンプがクリーンに決まります。レイバックスピンのポジションも相変わらずきれい。ただ、最後の足換えコンビネーションスピンがちょっと動きが鈍ったような。スタミナ切れ？それともこのリンク滑りにくいとか？
そして、スケカナのときとTESは殆ど変わらないけどPCSがぐんと伸びてPB更新。安藤さんを抜きました。でもあまりにも僅差だったので、最初本人もよく分からなかったのか、順位が出てからびっくり＆大喜びでした。微笑ましかった(笑)