というわけでキャンベル国際(日米対抗フィギュア)を見たわけです。

実は、昨日生放送している時間から、実況している掲示板とか行って経過を追っていたわけですが。ノミの心臓なのでね。


さて。TBSでのキャンベルの放送なのですが。
男女シングルだけではあっても出た選手を全員放送してくれたのはホッとしました。
では、的外れなところも多々あると(というか、そればっかりだと思いますが)思いますが、感想をめもですよ。


冒頭は突然本田さんのナレーションから。棒読みっぷりに爆笑しました。これで一気にテンションが上がりました(笑)


ルール説明など。
「滑走順は2番手にいきなり日本の中庭健介」とか言ってますが、それを言うなら「一番手にいきなり全米チャンピオン」だと思いますよ。

  • そんなわけでジョニー。新SPはいかがでしょ?

おおおーーー。いいですねえ。
前のシーズンのマキシムのFSなんかは、みているとどこか、何かが曲からはみ出しているような感じがありましたが、今回はしっかりかみ合っている感じ。
今回は体調が悪かったらしく(というか、よく試合に合わせて体調くずしますよね、アナタは^^;)動きもまだ乗り切れていない、ちょっと内容がまだ薄い、なんて感じたりもしましたが、方向性は良さそう。“今のジョニー”にマッチした、いいPGに進化してくれそうです。このPGの進化形が見れる日が楽しみです。とりあえず風邪を治しましょうね。
PGは力強い印象のNewジョニーな感じだったのですが、演技を終えた後の笑顔はいつものかーわいい笑顔でした(笑)

  • ズーリン氏“味付け”の新SPはどうかしら?中庭君。

ジャンプは全部失敗(転倒2回にお手つき1回)してしまいましたね・・・。
でもPGとしては、前のものよりも好きです。
なんと言いますか、彼の演技には「おぉっ」と感じるものがある一方、どこかぼや〜っとしたところも感じられて「おぉっ」ていうのを感じ切れない印象があったのですが、今回のPGではそのぼや〜っ感が薄くなったように思えました。

  • ファントム大ちゃん初お披露目。

よく転びましたねえ(^^;;まさか髪を切って髭を剃ったらバランス感覚が狂ったというわけでもないでしょうが。
でも転んでいるところ以外はすごく魅力的で、目を奪われてしまいます。
今回の結果は残念でしたが、個人的に彼には「へたれて凹んで、立ち上がったらバージョンアップ」というイメージがあるので、シーズンはじめのお遊び大会でへたれて凹む部分をやっておけば、あと残るのは立ち上がってバージョンアップですから。復活ですよ。フェニックスですよ(違 
展開としては順当です。・・・ですよね?だよね??

  • スミスの秘密兵器っぷりはいかがなものか?

2選手ぶりに(^^;;)ジャンプをすべてきちんと降りていましたね。
なんかアメリカーンという印象。
そこここでアラレちゃんが「キーーンッ」てやるみたいな手つきをしているのですが。そうか・・・そこ(実はアラレちゃんの同族)の部分が秘密兵器(違

  • 写真では見ていた不思議な衣装が動くところが遂に見れるのですね、殿。

誰の事か分かりませんね(笑)でもあえてフォローはせず。
不思議な衣装は、動いているところを見たらまあそんなでもないかな、と思えてきました。全日本の頃には慣れているはず。多分。
このPGいいですね。『座頭市』より殿に合っている気がします。殿自身も修練を積んで進歩されているのでしょうが。
ただ、やはりまだ曲にばっちりはまってはいないといった気がしますが、よく考えたら今は10月です。この時期にそんな大詰めの課題を求めていられる事が幸せなのです。
3Aからの3連続ジャンプが見事に成功しましたね。素晴らしい。昨夜ネットで様子を伺っていた際には「かなり緊張しているみたい」というのを見ましたが、なんだか彼は緊張すればするほどジャンプが上手くいくという印象。そしてリラックスするとザヤックに引っかかるのですよね(ぉぃ
そういえば後半、3Aの予定を2Aにしたところで本田さんが「2Aにしましたねえ」と言うと実況の方がすかさず「作戦ですかっ?」と聞いていました。コーチでもないのに知るかーwと見ながら思ってしまいましたよ。

このPGって、すごく印象的なPGで。
昨シーズンの後半からしか滑っていない筈なのに、沢山見た気になっていて若干「もういいよカルメン・・・」な気分があったりとかしたのですが。
というか本音を言うと、このPGにしてから、いつもSPの失敗をこれで取り返すので、最終グループに応援している選手がいる場合などはいつも前のグループのカルメンで「おいおいおいおいおいおいおいおいっっっ」と叫んでしまうという、恐怖の思い出と共にあるPGなのです。
いやでも、久しぶりに見るとやっぱりいいですね。一回転倒してましたが。
彼についてはまたしても実況の方が「アメリカのエースと言っていいですか!?」と本田さんにお墨付きを求めていましたよ。本田さん若干返答に困っていた気が。そんな微妙な質問*1してくれるなよwとまたTVの前でアナウンサー氏につっこむワタクシ。


女子

  • DOI以降、個人的に応援モードな舞ちゃん。

ジャンプはがんばって跳んでる、という印象ですが、他の部分はすごく素敵。DOIのときに惚れた美しさは健在です。というか順調にパワーアップしていますね。
公式記録として記録されないとはいえ、パーソナルベスト出たこともよかったですよ、この時期に。
でもあともうちょっと・・・もうひとつインパクトが欲しい感じも。それはPG滑り込んでいくと変わってくるのでしょうか。

  • オフショットのスピンのポジションにびっくりしたのですが・・・なエミリー。

びっくりしたポジションはあっという間に終わってしまった感じで・・・写真で見たとき以上のインパクトはありませんでした・・・。

いやー、良かったです。去年封印されていたものが解き放たれたって感じ。
彼女はジャンプがジャンプがと言われますが、個人的には、手の動きも結構印象に残るなー、と思っていました。そこらへんも今回の振り付けでは活かされていたように思えますね。
やや力入れて応援している選手が良い演技をする爽快感て、久しぶりに味わった気がしますよw
ありがとう、ありがとう美姫ちゃん。


しかしキスクラではツッコミ処満載ですw
まずキスクラに戻ってチームメイトと握手をするときに、何故か大ちゃんだけスルーしかけww
更に点数が出るとき、後ろにいる殿がTESが出た時点で「おー」とか言っているのに本人はぽかーん。PCSあわせたトータルの点を見て、多分殿は「パーソナルベストじゃん!」とか言ってますよね、アレ。それに対して「そうなの?」とでも言いたげな顔で周囲をきょろきょろした後に、やっと点数の高さに気付いて喜んでいました。いいですけど。意外に点数って把握し難いですよね。

  • 競技会モードじゃないんだろうなあ・・・なサーシャ

でもやはりサーシャは美しいですよ。ジャンプ抜けたけど。
彼女は、勿論素晴らしい素質を持っていて、そしてそれをどう活かすかをきちんとコントロールできている、という感じがします。美姫ちゃんや真央ちゃんはまだ素質だけでやっているような。素人のたわごとですがね。


またアナウンサー氏が、今度は佐藤さんに「アメリカのエースと言っていいですよね?」と質問。佐藤さんは「そうですねー」以上。素晴らしい(笑)ここ、八木沼さんだったら更に色々言葉を付け足していたでしょうね。でも演技中はこれくらいでいいんじゃないかと思いますよ。八木沼さんはなんか「喋らないと!」というあまり歓迎できない使命感があるんじゃないかとよく思います(^^;


ところで、SPの点数はサーシャより美姫ちゃんが上回りましたね。
これは結構大きいと思いました。昨シーズンの美姫ちゃんなら、競技会モードでないサーシャでも勝てなかったでしょうね。

  • 別に急いで大人っぽくならなくてもいいんじゃない?な真央ちゃん。

音にあわせて自然に体が動いていく。この音楽に対する恵まれた感覚も素質ですよね。
でも、表現て多分それだけじゃないと言う事なのでしょう。
まだ、一生懸命決められた事をやっている、という印象。それでもレベルは高いのですが(多分)。

  • USFSAのバイオにある今シーズンの目標に好感が持てます。キミー。

いまいちな結果でしたが、まあこんなもんでしょう。
昨シーズンだって、序盤から抜きん出た成績を上げていたわけじゃなく、徐々に上がっていって、最後世界選手権で完璧な演技をしたわけですから。
PG自体は、前のより好きですね。衣装も似合ってます。


女子と男子とか、選手によっての思い入れの差が歴然です(^^;
そういえば試合結果もまともに書いてませんねー。あほですねー。ま、いいか(ぉぃ

*1:全米選手権はジョニーが三連覇中ですが、大きな国際大会での成績はエヴァンの方が上なのです