フィギュアスケートを肴にヨタ話。

フィギュアスケートに興味を持ち始めて、思いっきり日が浅く、知識もないワタクシです。そんな自分が色々語ってみるのもかっこ悪いなー、と思い、あまり書かないようにしてきたのですが。流石にここ数日はフィギュアのことばっかり考えていたので、フィギュア以外にネタがないのです(苦笑)


実は、スポーツ観戦が苦手です。理由は、勝ち負けがあるから。
よく、負けた側のファンが選手に野次を飛ばしたり、文句を言ったりするのを見たりしますが、そういうのを見ると「怒っても仕方ないじゃん、負ける人がいないと勝つ人もいないんだから・・・」なんて思って、野次だったり怒りだったりに怯えているお子様でした。元々スポーツ観戦に向かない性格なのでしょう。
だから、基本的に勝ち負けのない音楽が私にとって最高の娯楽なのです。子どもの頃はTVドラマとか見させてもらえなかったので、こっそりラジオを聞くくらいしか芸能文化に触れられなかった、なんて事情もあったりなかったりしますが(笑)


でもまあ、大人になれば。流石に勝ち負けがあるからこそ見られる、凄みだとか、集中力だとか、それを越えていった人の美しさだとか、そういうものがあるのだな、なんて分かってきたりもしまして。それでオリンピックなんかもぼちぼち見るようになり。
でも私は、対戦相手を投げたり、速さを競う競技よりも、技の美しさやすごさを競う体操とかが好きだなー、と思ったので、じゃあこれに音楽とかついちゃうフィギュアスケートはどうだろう・・・と思うようになり。


そんなときに運よく、たまたまTVをつけていたらフィギュアスケートが始まって、それを見て「やっぱり面白い」と思ったのが2004年のこと。
そして次のシーズンには、国内でのオリンピック代表争いに、オリンピック本番。しかも女子では、日本人初のオリンピック金メダリストの誕生を目の当たりにできたり。
なんていうか、スケートファンのひよっ子としては、結構ゼイタクな最初の一歩だったのではないかなー、と思ったのでした。終わり。