買い物は戦いです。

昨日の続きだったりします(笑)
お話にならないビ○ターのHDD&DVDプレイヤーの代わりの機械を買いに、某家電量販店に赴いたワタクシですが、その某店で店員さんのオススメを信じて購入したもので、2〜3度痛い目に遭っているのです。それが、前日のお話。
では、最初からターゲットを絞っていけばいいのか?というと、これもまた微妙だったりします。



少し前の話になりますが、ワタクシの部屋のミニコンポを買ったときの事。
きっかけは、リビングで使っていたKウッドのコンポのFMラジオのアンテナを接続する端子が取れてしまった事でした。修理の見積もりを頼んだところ、お値段は1万円を越えるとのこと。
そのデッキでFMラジオを聞くのは、自分の部屋のコンポが最近壊れて処分していたワタシでした。そんな事情もあって、その値段を払って修理をするくらいなら、いい機会だからワタシの部屋用にコンポを買っちゃえばいいじゃない?という話に相成りまして、某家電量販店に赴いたのでした。


1万円超の修理代を払うなら・・・という事がきっかけだったので、当然予算は少なめに。FMラジオを受信するための75Ω端子がついていて、カセットとCDとMDが聴けて、ラジオの予約録音ができるもの、色は白。という条件で探してみました。
その条件に合うもので、一番お手ごろ価格だったのがア○ワのミニコンポです。21000円也。同行していた母と「これでいいかねえ?」などと言っていると、店員が近づいてきました。
「どういったものをお探しでしょう?」
と声をかけてきたので「いい音でラジオが聴けるもの」と答えました。この「いい音」というのは、75Ω端子がついている、という意味だったのですがね。店員さんはちょっと違うように受け取ったみたいです。


「音の良し悪しを見分けるコツが教えましょうか?」


そう言って、私の見ていたコンポのボリュームのダイヤルを回しました。


「ほら、ここが軽いと、中の作りがチャチだって事なんですよ。これ軽いでしょ?隣のものの方が、まだしっかりしてます」

はあ、そういうものなんですか・・・という私に、店員さんは


「他にもいいのがありますよ〜( ´∀`)」


といい、別の商品が並ぶ場所へ連れて行きました。その場所は、Kウッドのコーナー。ワタシはそこでKウッドは嫌!と言いました。何しろ、Kウドのコンポが壊れたので、ここに来ているのですから。更に、見積もりをして連絡をしてきたKウッドの社員さんの対応が非常に感じが悪かったので、Kウッドは買いたくなかったのですが・・・。その辺の事情を話し、修理の値段が結構かかるから、いっその事買おうと思って・・・というところまで話すと、店員さんは途中で話を遮り


「それは、何処のメーカーでもそれぐらいかかるものですよ。拘らないで、どうですか?」


・・・・・・・・・・・・(ムカ)。


「あ、それと、もっといいのもありますよ〜!これは通好みのメーカーなんですけどね!特別に教えちゃいます!」


空気の読めない店員さんが、変らない調子でまくしたてつつ、今度連れて行ったコーナーは、平均価格6〜7万円の、ややお高めのコンポが並ぶコーナー。


「どうですか?思い切って!」


20000円台のコンポの前にいた客に、どうして3倍のお値段のものを薦めるかなあ!!ラジオが聴けて、録音できればいいって言ってるじゃん!
そういう気持ちを押し殺しつつワタシは「はい、ありがとうございました。参考になりました!それじゃ!!」といって、売り場を駆け足で離れたのでした。



が。



店を離れてから、やっぱり例のア○ワのがよかったんじゃないの?という話になり、ちょっと店に戻って、とっとと買っちまおう!もう時間も遅くなってきたけど、ぴゅっと行ってひゅっと買っちゃおう!ということで話がまとまりました。


そんなわけで、再び某店へ。
エレベーターに乗り込み、他に乗ろうとしている人もいないようだったので「閉」のボタンを押しました。そのとき


ガッ。


と、閉まろうとする扉が手で押さえられ、お店のスタッフが、こちらに背中を向けたままで「エレベーターをお使いのお客様いらっしゃいませんか〜?お客様〜〜??」
と、店内に呼びかけ、暫くの間エレベータの扉が開くのを邪魔しておりました。また、呼びかけても利用者は全然来ないんだな、これが(−−#)


そんな事があってイライラしていたので、もうとっとと買ってとっとと帰ろう!という気持ちで、目当てのコンポの近くにいた店員さんに声をかけて「これください」と言いました。店員さんはにこやかに


「はい、こちらでよろしいですか?」


と、商品を指して確認をするので「はい」と答えたところ


「えーと、コチラの商品は、カセットデッキがオートリバースじゃないので、ちょっと面倒だと思いますが、これでいいですか?隣のなら、オートリバースですけど」


と、親切にw説明を付け加えてくれました。そこでワタシは
「いいです。ラジオのタイマー録音ができればいいので。できますよね?」
と答えました。それが、いらん一言だったみたいです・・・。


「はい、それはできますけど」


「じゃ、これでいいです。これください」


「わかりました・・・・・・あ!でももう一つ!コチラでは、二番組を連続で録音する場合、同じ局番でしかタイマーセットできませんけど、いいですか?」


・・・・・・・・・。


「隣の商品はそういう事はないんですけど、どうします?( ´∀`)」


・・・・・・・・・(ぷちっ)。


「どうでしょう?隣のにします?」


「ワシャ疲れた!帰る!アンタからは買わん!!(`皿´)」
まあ、実際にこう言ったわけではないのですが、このままでは永遠にア○ワの21000円のコンポは買わせてもらえない、ということを悟ったワタシは、怒り心頭でその場を去ったのでした。


某店では、エレベーターに乗るのも、商品を選ぶのも、客に主導権はないのです!
その事を肝に銘じて、今回お買い物に臨みました。