DOI千秋楽に行ってきましたよ。
千秋楽はアリーナ席。氷の上にシートを敷いてパイプ椅子を置いた席なわけで、寒いこと請け合い。というわけで、足元をコッソリ厚着で会場に向かったところ、会場の中は良かったけれど行き帰りで汗だくになって脱水症状気味になったえむぞうですよ。コンバンハ。
そんなわけで千秋楽。
ショー全体の流れは先日書いた感じですので、こちらは2列目の至近距離から見たらどんな感じだったとか、そんなところを。
まずは、2日目昼の感想の間違い探しです。
- 滑走順が間違っていました。南里君→村主さん→町田君でした。
- 遥ちゃんのパンツは黒のショートパンツでなく、デニムのショートパンツでした。
- 羽生君の演技は、伏せたポーズからでなく、立った姿勢からはじまっていました。
他にもまだあるかもしれない。けど、大目に見てくらさい。
さて、ではアリーナ2列目からの眺めその他など。
まずオープニング。最初に選手が1人ずつコールされて出てきます。レピスト登場の際、何故か出てくる直前まで誰かが彼女の腕をつかんでいたのが見えました。何だろう？と思っていたのですが、ネットうろついて他所のレポを見た感じだと、どうやらプルさんがイタズラをしていたらしいw
全員が紹介された後、最後に紹介されたプルさんが選手入場口に向かって合図をして、再び全スケーターが出てくる寸法になっているのですが、今回は何故か、小塚君がしゃがみこんで、足を両手で抱え込んだ体勢に。それを大ちゃんが押し出し、その隣を美姫あっこが、自転車のタイヤに空気を入れるような動作で滑っていきました(皆超笑顔)。なんか分からないけど何かふざけているのだなーと微笑ましく見ておりましたよ。1部終わった頃に、そうかあれカーリングか！と思い至りましたが。
その後、出演者全員でリンクを周回。氷上席2列目から見る美姫ちゃんのかわいいこと！丸くて小さい頭に、大きな目と大きな口でにこにこ。やっぱり華があるわー。
演技に関しては、思いついたことを箇条書きで。
一部
- 藤澤さんが、かなり無表情で滑っていて驚いた。去年はもっと笑顔が出ていたので、それが出来ない選手ではないはず。まだ、曲をどう演じるのか掴めていないのだなと。
- 実は、前の日に見たときに、コンセプトはいいんだけど、いまいち伝わってこないと思っていたのでした。表情をつけるというのは、それなりに意味があるのだな。遠くからだったら見えないからいいってものでもないのかなと。
- そう思っていたら、あれだけ動きのキレていた佳菜子ちゃんも、結構無表情でした。ただ、私の席は彼女のプログラムの中のアピールポイントを外れていたので、表情を作っていない部分を見たからそう思ったということなのかなと。
- この曲は、彼女の年齢でやる内容としてはちょっと･･･という意見をよく見ますが、まあ確かに、入り込んで表現しようにも難しいって事なのかなと。それでもあれだけみせてくれるのは、やっぱりすごいのですが。
- それはそうと、オープニングだったかで3+3のトライしようとして、最初のジャンプが2回転になってしまったものの、意地で3回転をつけていました。そういうのいいですね。
- はるかちゃんの演技は清涼飲料水みたいだ。イーグルは、インサイドの方がポジションいいすね。あとは伸びが出れば。
- 健人君は、この日もジャンプはオフ仕様。でも前日より本人比でブギウギ出来ていたと思います。
- 終わった後は首を傾げつつ、2回ほど踏み切りの確認をしながらはけていきましたw
- 羽生君自慢(多分)のイナは、演技の最初の方に、短く入れられていました。しかし、効果的できれいでした。
- 一度見るとまた見たくなる夕鶴スワンレイクの不思議な中毒性。
- 金髪カツラをかぶった南里君は、間近で見ると、PGはシャレのはずなのに真面目にかわいらしかったです。
- 笑ってヒューヒュー言って盛り上がってスタオベして、そのあと、色んな意味でじーんときますな。シャイボーイの軌跡。
- 村主さんのは、前日の感想でベリーダンスって書いたけど、正しくベリーダンスなのか、本当はよく分かっていないことに自分で気付きましたorz
- 三階席ではなんとなくスタオベし辛いので、本日町田君に念願のスタオベ。千秋楽もジャンプミスなくやってくれて感謝。
- 母も絶賛。しつつも、スケーティングは、村主さんの後だとちょっとね･･･と。母は、私ほど熱心にスケートを見ないのに、何故かスケーティングにこだわる人。
- シンクロ。これまでより格段にスピード感が増していた。人数多いから、スピードが出てくると迫力が違う。
- メイクや表情も、かなり作りこまれていました。引き込まれました。
2部
- スケーティングに注目するなら少し上から見るのがいいというのは定説ですが、氷上席で見ても、スケーティングのいい人の迫力は違いました。
- 氷上席で楽しめるのは、やはりリンクの使い方とスピードでしょうか。
- そのあたりで「おおっ！」と思わされたのは、小塚、高橋、レピストでした。
- レピストについては、始まる前に母が「レピストってスケーティングそんなにきれいなの？」と訊くので「まあ見とけ」と答えておきました。
- かくして、レピストの演技中。隣から小さな声で「きれい･･･」という呟きが。彼女のよさは、生で見れば一目瞭然ですからね。
- 盛り上がったのは、やはりランビとプルさん。
- ランビはとにかく楽しそうに、がんがん歌いながら滑っていましたw
- 演技終了後は、他のスケーターはリンク中央で四方に向かって挨拶するのに、ランビ氏は各方向にずずずいと近寄って挨拶するので、そんなに近寄ってきていただいたのならば礼儀としてスタオベせねばという気持ちにさせられましたw
- 今回の席は、言うなればプルさんスポットでした。オープニングやフィナーレの群舞ではプルさんが一番近くて、プログラム中でもアピールされる席。
- 更に、一列目に熱狂的なプルさんファンの方がいらっしゃって、演技の後とか「ジェーニャ！！ジェーニャ！！アイラブユージェーニャ！！！」とか、ロシア語でも声援を送っていたりしたので、プルさんご機嫌で一層アピールしてくれたのでした。
- 母は、以前にプルさんを見たときの印象があまり良くないらしく「ここはプルさんスポットでランビ側転スポットだよ」とショーが始まる前に言っても、特に嬉しくなさそうでした。
- しかし、いざ始まってみると、プルさんのサービス精神旺盛ぶりや、表情の豊かさ、プログラムも気に入ったらしく「印象が変わった」「なんか大きく見えたし、今回のプログラムは流石と思った」と言っておりました。
- そうそう、プルさんは演技後はける際に、シャツのボタンを外してそこに手を突っ込んで見せ、ちょっこしセクシーアピールなんかもあったりしましたw
- 美姫ちゃんは、前日の夜公演では、白い衣装のプログラムを滑ったということなので、そっち見たいなあ。帽子かなあと思っていたら、黒と赤の衣装で登場。まさかのもう一つ別プログラム！心の中でゑ！？と困惑w
- 困惑した中流れてきたのはアランフェス。フランス語のボーカル入りで、ビートの効いたアレンジで、ああ、ロシア人が好んで使いそうな･･･と妙に納得しつつ。
- プログラムの最初の方で、氷の上に前後開脚で座ってみたり、米のあーみん君みたいな変形キャメルを取り入れたりしつつ、ビートの効いた音楽をきっちり拾って踊って見せたり、ちょっとこれまであまり見たことのないような彼女を連続で繰り出されて呆気にとられました。
- 欲を言えば、もう少しリンクを広く使うような振り付けだったらよかったなと思うのですが、タイプの違うプログラムを3つも作ってくる心意気と、それぞれのプログラムを表現することを楽しんでいるような彼女の様子に感動しましたよ。
- 大ちゃんのアメリは、曲が曲なのもあってか、この日はちょっとアモディオを思い出したりしました。
- 前の日の夜公演を挟んで、この千秋楽までの間にも、少しずつフュージョン具合が進化しているように感じました。初見の母は「ランビだね！」と言っていましたが。
- 真央ちゃんの演技は、スパイラルがたっぷりで、隣にいた真央ちゃんファンらしい、アイスショー初観戦らしい2人組も喜んでいました。
- 今回、両隣がアイスショー初観戦ぽい人たちで(氷上席だというのに薄着で、寒さに戸惑っていたので･･･)、五輪後ですなあと思ったのでした。
フィナーレとか
- 千秋楽だからなのか、美姫ちゃんとプルシェンコが何か会話しているなあと思ったら、美姫プル大あっこ真央こづあたりでハイタッチをし合っていました。
- 大ちゃんは小塚君の頭をわしわしやっていたような。
- ランビは相変わらず、別にそこで動けって言われてないでしょ？ってあたりでくるくる勝手に回っていましたw
- フィナーレの後は恒例のアンコール。
- まず、結弦健人あたりが3Dメガネを装着して飛び出してきました。その後に続いて他の選手も3Dメガネ装着で登場。お客さんに挨拶。
- レピストも3Dメガネをつけてニコニコしていました。
- 宇野君はちびっ子ギャングでした。
- 3Dメガネ装着での挨拶の後は、恒例のジャンプ大会。
- 真っ先に飛び出したのは、まっちー＆結弦で4Tに挑戦。2人とも転倒。
- ランビと大ちゃんがサイドバイサイドの3フリップ。まあまあきれいに揃いました。
- 南里君と健人君は3A。南里君は、オーバーターンだったかしつつも着氷。
- なるトランはトリプルツイストに挑戦。回りきらずに男性が女性を抱え込んでしまったけど、挑戦に拍手。リード組も新リフトを披露。
- 宇野君はクリムキンイーグルでアピール。
- 美姫ちゃんとあっこちゃんが中心になって、女子が何か相談をしているなと思ったら、韓国のショーでやっていた連結スパイラル→1人ずつ手を離すを、あっこ美姫真央レピストの並びで披露。
- シンクロチームもリフトを。
- ランビは高速スピン。
- 佳菜子ちゃんとはるかちゃんが2人で出てきて、佳菜子ちゃんは3T+3Tを成功。はるかちゃんはループをだぶってしまい、コンビネーションにできなかったのですが、ループからの3+3をやるつもりだった？
- 大ちゃんと小塚君が2人で出てきて、大ちゃんは4フリップ、小塚君は4Tに挑戦。大ちゃんは転倒で、小塚君は両足だったかステップアウトだったかながらも着氷。
- プルシェンコも出てきて、アクセルを。3Aをやろうとしたのかなと思ったのですが、2Aになって手をついて、客席に向かって手を合わせて謝っていました。その姿にも、母からの高感度は上昇したようですw
- 皆ひととおり終わったかなというあたりで、羽生君が再び出てきて4Tに再度挑戦。1回目のは、想いっきり斜めで高さもなかったですからね。ステップアウトしながらも着氷。でも回転足りなかったかな。一応転ばなかったので、場内は拍手だったのですが、本人は悔しそうに首を傾げていました。
- 最後は、スケーター皆でサークルを作って、ぐるぐる回って渦巻きになって終了。
- 改めてリンクを周回する際だったかに、プルシェンコが何故かなるみちゃんと手を繋いでいました。TVで放送された、バックステージ映像の中でも構っていたようなので、今回のちょっかい相手として気に入ったのですかねww
