謎のしっぽ不良

金曜日の夜のことでした。
主さまの尻尾が、真ん中から先が立ち上がらずに折れ曲がっているのに気付きまして。
Σ( ̄д ̄;)すわ骨折か!?神経系の何かか!?と飼い主大慌て。


夜中のことなので、すぐに病院へというわけにも行かず、ぐーぐる先生にお伺いを立ててみるも、とりあえず真っ先に出てくるのは「しっぽにあらわれる猫の気持ち」系。しっぽの大人気振りが、このときばかりは疎ましい:D| ̄|_
しっぽに関する異常については、やはり骨折に関する記述が多かったのですが、曲がっているところからブラーンとなっているわけではないので、ちょっと違う。上にまっすぐ上がらないけど、中くらいの高さでならばまっすぐ伸ばせるのです。

勢い余ってマウスで書いてみました。
マウスで書くの難しそうだよねえ、と優しい目で見てくれる方も居るかもしれませんが、実はペンで書いてもこんなもんです。


骨折ではない。痛がっているので神経の麻痺とかも違うような気がする。
お尻周辺等他の部分は、触っても嫌がらない(ex.「明日病院行きましょうねー」と言いながら触った場合。このときばかりは、前足でぱしっと手を払われ睨まれましたw)
一体何が起きているんだ・・・と悶々としながらとりあえず一晩を過ごし。
病院へ連行する気満々で起きた次の朝。起き出してきた主さまを見ると。


あれっ!しっぽがちゃんと立ってる!?


と、思ったのも束の間。昨夜と同じようにまたしてもへろん、と真ん中から曲がってしまいました。
しかし、午前中観察してみたところ、前日よりもまっすぐ伸ばせている瞬間が増え、多少動きも良くなっている様子。・・・治りかけている?
そうとなれば、無理やり病院に連行して暴れてうっかり悪化なんて事態(しっぽ以外は元気なので)なんかが起きる危険を想像したりしてみて、とりあえず一日は様子を見ることに。
かくして、次の日の朝には更に様子が良くなり、夜には8割がた元通りの誇らしげに天井を指して伸びる美しっぽを取り戻した主さまだったのでした。


ぬ「大体、えむぞうは大袈裟にゃにょよ。あやうく病院に連れて行かれちゃうところだったわ」


だって心配じゃないですか。
ところで、結局あれは一体何だったのでしょう。母は「打ち身じゃない?」と言うのですが。
寝違えたとか?ぎっくり腰ならぬぎっくりしっぽとか?


ところで、今回の件でしっぽをじっくり見て今更気付いたのですが、猫のゆ〜らゆ〜ら揺れるしっぽって、大きく動く場所は2箇所(付け根除く)で、他の部分がそれにくっついて動くことであのゆらゆら感が演出されているのですねー。