アラフォーバンド的ぼくらの七日間戦争+3days 続編もあるよ。

恵比寿7daysに行ってきましたよ。私的には2回目。バンド的には9日目なんだそうですよ。どうしてこうなった。7daysって何?
そんな生き急ぐアラフォーバンド。まあ、アラフォーだしなあ(←)


他の趣味とHDDの残量が立て込んでいる関係で、とりあえず感想を。
この殺人的スケジュールと、その後に続くヨーロッパツアーを経て、a.b.s.のライブは変わるだろうなーという期待感がふつふつと。
以前にハイクで「ライブのどうかしちゃった感はa.b.s.よりT.M.R.が好き」みたいな事をのたまった事がありますが、今は反省しております。T.M.R.の初期からライブを見てきたくせに何を言っていたのだろうと。あのどうかしちゃった感は、時間をかけてライブを重ねる内に出てきたもので、最初からあったわけではないのですよ。まあ、T.M.R.スタート当初から、歌っている人は別の意味でどうかしてましたけど。ライブ毎に倒れるとか。あの必死感が痛々しかった。しかし目を離せなかった。懐古。その必死感に周囲も引っ張られ、B★E★S★Tあたりで、これで終わるかも?みたいな予感に駆られてやぶれかぶれにどうかしちゃった感が極まっていったような。イメージ。


で、a.b.s.ですよ。まず『JAP』はライブ的当り曲だなーと今更ながら。問答無用で一体感が生まれる。そんな曲が出てきてライブである程度あったまった頃に、この濃ゆい7days。合間にもっと濃ゆいFC限定もあるという過密スケジュールで。
そのスケジュールの2日目と9日目に私は行ってきたわけです。正直、貴教さんの楽器がどうなっているのか非常に心配でしたよ。ナマモノですからね。ポリープ持ちだし。
そしたら、2日目よりも深みのあるイイ声出てましてね。そうか声があったまったんだなと思っていたのですが、MCになると若干声が掠れてまして、そうかあの声は腹の底の底から搾り出してるからあんなに深いのだなと。言ってしまえば、この人ら今やぶれかぶれなのねと(だからMCもエロトークなのねw)。
濃ゆい一体感に、自分達で自分達を追い込んでいる(笑)やぶれかぶれ感。何だか日に日にエネルギーが凝縮されていっている気がしたのです。そしてこの後ヨーロッパツアーですよ。それを経て何が起こるのか。ライブ的に1つ壁を突き抜けるエネルギーが充填されつつあるのではないか。そうだったらいいな。そんな事を思った10月28日のリキッドルームでした。


当日の雰囲気的なお話。
2日目に行った際に、次回参戦時はもうちょっと気合を入れていこうと思っていたのに、なんだかんだでオープニングアクトが始まっている頃に到着。ドリンクを引き換えようとしたら、ミネラルウォーターがないのですよ。ジンジャーエールとかオレンジジュースとかばっかり。プラスティックのカップに注がれてしまうので、会場に持ち込みにくいし、ここで飲んじゃうしかないなー。炭酸飲料はトイレ近くなりそうでやだなー。さらっと飲めるのがいい。仕方ないなー。
スクリュードライバーください」(←)
そんなわけで、スクリュードライバーをさらっと飲んでから会場に入ったので、結局今回も後ろの方で。
前回とほぼ同じ場所だったのですが、始まった途端にものすごい熱気で汗だくに。先週はこんなじゃなかった!
貴教さんもMCで「後ろの方がすごいもやがかかって見えない。我々から見たら白い壁です」と言っていましたが、本当に大変な事になっていました。後ろは、途中で空調入ったので大分マシになりましたが、前の方の人はどうなっていたのやら(恐)
中盤バラード2曲は嬉しかったです。nephilimとVia Dolorosaね。
衣装は白黒ストライプの上下にTシャツ。何のときの衣装か忘れましたが、連続ライブも9日目となると、シャツにアイロンかけるのも面倒になるという事かなーとかw


MCネタ的には、連日通っていると会場に愛着沸くよねーって話。
すっかり慣れた筈なのに、SUNAOさんは前日会場入りの際、楽屋の扉を開けようとして隣の非常口の扉を開けてしまったとか。そして思わず「あ、間違えた」と呟き、周囲の人に聞きとがめられて爆笑されたそうな。
あまつさえ、リキッドルームの上のカフェで食事をしていたファンの人に目撃され、FCメールで貴教さんにチクられた模様wそしてまんまとネタにされるという、様式美のような展開ww
ス「サングラスをしてて...」
貴「なるほどねー...じゃあそんなサングラスするのやめちまえ!!!」(ものすごくイイ発声で)
ス「間違いなくこっちだと思ったんだよねー。扉キレイだったし」
貴「そりゃキレイだろうさ。滅多に開けないからね!!!」
と、貴教さんは嬉しそうに罵り、SUNAOさんは嬉しそうに罵られていましたw


柴崎さんは、楽屋のソファを占領している模様。常に半目で涅槃に行ってる様な雰囲気なので、皆遠慮して「あそこは柴さんの定位置だから...」みたいになっているそうで。
さながらありがたい置物のようだ、と貴教さんに言われ
柴「癒されるでしょ?」
更にファンへのメッセージを請われ、何やら言った後のシメが
柴「この会場が忘れられなくなりそうです」
貴「それ、トラウマじゃん!」
柴「いい意味で!」
貴「あーよかった。この人心に沢山傷があるからw」
なんて話をしつつ2人で目配せ
「なんかそういう話になってるよねw」「昨日からねw」
みたいな。要するに、時の扉の向こうら辺に触れられたくないsecret nightなんちゃらがあるって話ですね。忘れえぬ痛みは笑いとばせばいいのですよ。灰猫さんと(・∀・)


岸さんは、フロント3人が汗だくになっているときに、ふと後ろを見ると涼しげだと。「そんな事ないよ!今日暑い!」と言ってましたが。
ステージの前方と後方では5度くらい温度が違うと貴教さん言ってました。照明の関係かな。
試しにフロント3人が後ろに行ってみたら、やっぱり涼しいという話で。
そこで、こっそり小芝居をしているのを見咎められたSUNAOさん。
貴「なんだよその小芝居!」と思いっきりツッコまれ、再現を要求されました。そして再現をするSUNAOさんに台詞をあてる貴教さん。
SUNAOさん後ろで涼しそうなジェスチャー→貴「うわあ、なんて涼しいんだ!」
前に戻って暑さに驚くジェスチャー→貴「熱っ!何だこの熱さは!まるで赤道だ!!」
ここでセリフの方が暴走
貴「ああっ!股間を出したい!無性に出したい!幸いギターで隠れている!!よぉし...ジッパーを下げるぞ...」
律儀にセリフに合わせてジェスチャーをするSUNAOさん。どMですw


えーと、あと宿題で、柴さんとSUNAOさんは、いつの日か演奏しながらギターをぐるんと身体の回りを一回転させる技を習得するそうです・
柴「その頃には杖をついてるかもね」
と言って貴教さんに怒られていましたがw
貴「じゃあ、いつの日か、柴さんとSUNAOさんがギターを回して、更に2人が合体して屋根の様に...」
と、項目を勝手に増やす貴教さん。慌ててSUNAOさんが
ス「長い!」
貴「あ、長い?w」
ス「増えてるし!」
とストップをかけるのですが、このやり取りをもう1回繰り返していました。
しかしその後に
貴「・・・頃まで、ついてきてくれるかオマエらー!!」
と、いい話風に強引に持っていく貴教さんの手腕はある意味神w


アンコール後、去り難いという風にメンバーが長くステージに残って、タオルやコップを投げていました。貴教さんの投げたコップは、しばしば天井の照明に当たってましたよ。大丈夫かアレw
終わり際「昨日清春君にメールして“今10連続(ライブ)なんだ”と書いたら“それは、一時期のウチよりすごいね”と言われました。友達にも半ば呆れられながらやっていますw」と報告が。いや多分、ファンも半ば呆れて半ば心配していますよw
それでも、完走目指して行け行けアラフォー。
本日はサイコーにいいライブでした。