JO&カーニバルオンアイスに行ってきましたよ。
というわけで、感想など。
まだイナズマ感想文書き終わっていない状態なので、箇条書きで。
JO観戦の個人的意義
- 新PGがいちはやく見れる。
- 会場が大きいので、先行発売とかを利用せず、席を選びながらチケットが買える。
- キスクラの選手同士の和気藹々が楽しめるジャッジ反対側の席のほうが人気なので、敢えてジャッジ側を狙って買える。
- 先行販売等ではジャッジ側がさっぱり当たらない私の席運の悪さは異常(大袈裟)
- 基本お遊び大会なので、勝ち負けを気にせずにPGを楽しめる。
ちなみに席のランクはC席ですよ。さいたまスーパーアリーナは、諭吉先生出動させても遠いので、何か損した気分になるのですよね。どーせ安い席だしーと思って400レベルでみるほうが、満足度が高いという人間心理の不思議。いやすみません、私個人の貧乏根性ですw
男子
- 6分間練習を見ていると、ジャンプも人によって様々なんだなーとかそんなところに妙に感嘆します。
- 本田君とバトル氏は、カッと飛び上がって、腕を身体にぶつけてるんじゃないかという勢いでひきつけている。ように見えた。
- アボットは、ぽん、と弾むような感じで飛んで、ものすごい速さでしゅるしゅるしゅるっと回転する。
- なるほど、アボットのジャンプ中の顔が誰よりもホラーなのはこういう理由か、と深く納得しました。
- コンテスティ。予測はしていたけどスケートが滑らない。
- 本田君はアランフェス。見られただけで嬉しいです。
- 会場で先行販売していたWFSのインタビューで、現役時代にバレエのトレーニングを受けた事について少し語っていたのを読んだ後だったので、手の使い方とか音楽の捉え方の上手さについて改めてなるほど...みたいな気分になりました。
- バトルさんはエクローグ。実はこれまで、悉く生で見る機会を逃していたので、これが初見でした。なんだこれ。美しすぎ。
- 音のしずくを丁寧にすくい上げたり、はじけさせたりするような、そんな演技とでも言っておきましょうか。
- 音楽表現が兎に角見事。スケートでこれだけの事ができるんだよと見せ付けられたような。
- まあ何を言っても言い尽くせませんが。美しかったです。
- キスクラで、ぜーはー言ってた本田君に比して余裕ありそうな笑顔。何その体力w
- そして4T、3Aなしで142点とかたたき出す。何それ。現役選手に対するイジメ?嫌がらせ?w
- ランビエールさん、バトルさんの後に見ると若干粗く感じました。
- でも、普段彼の演技を見て、そんなに粗さは気にならないので、コンペ仕様になったが故にまだ馴染みきってないとゆー事かなと思ってみました。
- 小塚君『ギターコンチェルト』出だしの表情にうっかり惚れかけたw
- 上半身が使えるようになってきたなーと。
- 相変わらず、スケートで音を拾い捲っています。小塚君は、タイプとしてはバトル氏に近いスケーターなんだなーと思いましたよ。
- ジェレミーさん。あんまオルガン入ってるところ使ってないですね。
- まず4Tで、びったーん!と音が聞こえるくらいの転倒。6分間練習のときは、彼はコケ方もうまいなーなんて思っていたのに。
- ステップのあたり、この音をこう拾うところがカメレンゴだなーみたいな。
- 耳慣れた旋律が聞こえてきたあたりで、関係者席で昨季の女子シングルメダリストとその練習仲間がなんか振りやってましたよ。
- 2回目の3Aがえらいふわふわアクセルでした。さすが回転力の男(何
- しかし、元々細身だというのに、黒のフィットするデザインの上下という衣装は、細く見えすぎではないかと思ったり。音楽には合ってると思いますがね。
ジェレミーさんが終わると、会場の照明が落とされました。ゲストスケーター、荒川さん登場です。トイレや物販に行列が出来る前に...と早めのスタートで席を立っていた人々が慌てて戻ってきました。
暗いリンクの上に、影が2つ。ん?2つ?何?またワンコでも連れて来た?と一瞬思いましたが、荒川家のワンコがあんなに大きいわけはない。
で、荒川さんらしきシルエットの動きを見て「あー、そうか!It's a Beautiful dayやるんだ!もう1人は布持ちか!」と悟りました。「今日は布持ち誰かなー。いつもの如く本田君?自分の演技終わったばかりで大変だねえ」なんて気分でオペラグラスを覗くと、そこにいたのはなんと...犬輔ナンカヨケイナモノガツイタヨ...大輔!これは新しいw情熱的にぶわっさぶわっさとはためかすナハロさんとも、忍の者の如く職人的ストイックさを漂わせつつはためかす(何)本田君とも違い...えーと、揺らしてないwまあ仕方なしww
布から手を離したら、ちょっとばかり音楽に合わせてくねっとやりつつふわっと滑ってリンクから上がっていきましたよ。それだけの動きでも雰囲気があるので、アンタも踊っていけばいいじゃん!とか声をかけたくなりました。400レベル(4階席)から。
と、最初は意表をつかれて唖然としつつ、後は大好きなPGを堪能したのでした。蝶々さんはこの日も優雅でした。
女子
- 6分練習前、スタンバイするロシェットの衣装をオペラグラス越しに見て思わず「キラッキラやで〜」と、何弁か分からない言葉を発する。
- 友加里ちゃんの衣装の全貌を確認。ロシア風味だねーと思った。
- グレボワは、動きに独特の上品さがあり、思ったよりスケートも滑らかだった。
- あまりよく覚えてないけど、真央ちゃんは6分間練習では何度か3A降りていたと思う。
- 初戦から2回は難しくても、これなら1回は降りられるんじゃないかと思ったような記憶があるようなないような。
- 比較的近くに来た友加里ちゃんの衣装を改めてマジマジ見ると、ソコロワが似たようなの着てたなあとか思った。
- 友加里ちゃんは、6分間練習から3Aの調子が良くなかったように思う。この調子だったら、回避するかなーとか思ったような記憶があるようなないような。
- 練習終了時間間近の頃、レピストがリンク中央付近を片足でするするすると滑っていった。滑らか。あまりに滑らかで、見ていてほわあ〜んとなった。
- ほわあ〜んとなってたら、気がついたら選手はリンクから上がっていた。
- BeBe『新世界』と『シンフォニックダンス』
- ・・・・・・orz
- 踊りの上手さは流石だった...
- キスクラに戻ると、ジェレミーが肩を抱いて慰めていた。いいやつ。
- グレボワ『スペイン奇想曲』彼女の2Aは軽く回し蹴りする感じ。
- 回し蹴り2A+3T決まった!
- スパイラルはBeBeの方がうまい...な...とかうっかり思って、また軽く凹む。
- 友加里ちゃん『火の鳥』
- 冒頭の3A、やっぱり降りられなかったかー。でも不調だったけど挑戦した!と思ってたら...
- 腕を押さえて、よろよろと滑ってる...これは...転倒のときに痛めたか...
- その後演技を続けたけれど、明らかに調子を崩していました。PGがどうとか、完成度がどうとか言ってられない状況。
- 1つ思ったのは、あの火の鳥衣装でのドーナツスピンはなかなかかっこいい。でも亜脱臼した(後で知った)のにやってたんですね、コレ
- 演技終了後、左肩付近を冷やしつつカメラに向かって笑顔...
- ジョアニー『サムソンとデリラ』
- ジョアニーのトゥジャンプはかっこいいのう。
- PG終盤バッカナールになると、客席から自然に手拍子が。この曲のアゲアゲ感はすごいw
- そしてそのアゲアゲ感をうまく使えていると思う。オリンピック会場での客席の盛り上がりが、今から見えるよう。
- レピスト、タンゴ色々。
- どうしたことだ。レピストが今までになく可愛く見える...赤い衣装がでら可愛い...
- 曲は耳馴染みのあるタンゴ。ピアソラなんだけど、最初の方はちょっと変わったアレンジ。やけに軽い音。
- その軽さに戸惑ったけれど、よく考えたら私は、昨季までの彼女のPGのやたら重い曲や黒と青とかの衣装がどうにも好きになれなかったのでした。
- 今回のPGの曲は、彼女のスケートにも容姿にもほどよくフィットしていて非常に魅力的。演技が終わる頃にはすっかり目がハートにw自分的にはビッグサプライズですよw
- 私の前の席のお嬢さん方が、レピストの演技をトイレタイムに使っていたけれど、失ったものの大きさを知らないのは本人たちばかり...
- 最終滑走真央ちゃんラフマニノフの前奏曲『鐘』オーケストラver.
- 重々しく曲が流れる中、最初の3A。着氷の足の向きを見て「回転不足...」と思ったのと同時に視界から消えた(両手お手つきして、私の席から死角に入った)。
- 続く2回目の3Aはポップ。あらー。ウォーミングアップの調子から、どっちかは降りられるんじゃないかと思ったのですがね。
- その後もサルコウがポップしたりとかはあった(やっぱり苦手なのね。でも、昨季終盤入れなくなったけど、今季また頑張るのね)けど、それよりもスケートの滑らなさっぷりが気になりましたよ。重い。何か引っ張っているみたいな滑りでした。
- とくにスパイラルシークエンス。リンク中央で描かれたひしゃげたSといった感じの軌跡に軽くショックを受けました。
- あと、曲というより音源が微妙に思えました。テンポはあれでいいのかとか、高音部が何かおかしくないかとか。
- Y字のポジションのスピンは迫力があって、手足が長いという事のアドバンテージをひしひしと感じました。
- そんなこんなで、欧州チームが優勝。欧州チームキスクラからにぎやかしい雄叫びがw
- 優勝チームインタビューのとき、グレボワが「I was 2007年に来て以来フォーリンラブジャパーン」(何そのルー語)みたいな嬉しい事を、ルー語でなく英語で語っていたけど、何か当たり障りなく訳されていました...
- 表彰式で、首にかけられたメダルをまじまじと見つめるレピストがかわいいw
- 更に受け取ったトロフィーもまじまじと見つめていて、これまたかわいいww
表彰式が終わると、一旦会場を出てカーニバル・オン・アイスの開場待ちです。
周辺のお店はどこも大混雑でしたが、運よくドトールの禁煙席の片隅を陣取れたので、こちらで軽食。ただ、混んでいたので食べ終わるとそそくさとお店を出ましたよ。
さいたまスーパーアリーナ近辺は風が強い。そして日が落ちてくると、どんどん寒くなってきました。Tシャツに7分袖のジャケットなんて格好で着たことをちょっと後悔しかけたり。結構この時間で身体が冷えましたよ。
さてカーニバルオンアイス。
早々に席について開演待ちをしていたら、客席の一部で盛大な拍手が。何事?と思ってオペラグラスで見てみると、タラソワ御一行様が関係者席に向かって歩いていくところでしたよw
演技については、もう既に記憶が曖昧なので順不同&覚えている人だけで。
- オープニング、ヤグディンいない?出るんじゃなかったっけ?
- 美姫ちゃんは、2006年辺りから時々来ている黒い衣装。
- 選手が次々バレエジャンプをする場面が。イーグルも好きだけど、バレエジャンプも好きなのですよ私は。眼福。
- オープニングの終わりは、最初に演技をする小塚君がリンクに残ってそのまま演技に入る演出。去年と同じ感じですね。私はこの演出好きです。
- 小塚君。まさかのヒップホップ。これが意外とサマになっている。
- そういえば、オフに有香さんとヒップホップ習ったって男子本で言ってたなー。やっぱ彼はのみこみ早いし運動神経いいんだなー...と感心していたそのとき。
- なんと、着ているシャツを...脱いだー!脱いだ!こづこづが脱いだ!
- そしてまた着たww着るのかwww
- ところが、裾を巻き込んでうまく着れない!!!その後はシャツの扱いに困りながらしばらく踊ってましたw脱いだけど。なんというか、ある意味外さないww
- グレボワ。出てきてちゃんとポーズとる前に曲が始まっていたのはミス?そのまま演技をはじめていましたが。なんか諸々気風のいいねえちゃんですね。
- レピストのときは、新体操のリボンをリンクに置いて、少し離れたところから演技をはじめるはずが、リボンを置いたところで音楽が鳴ってましたよ。おいおい。
- しかしリボンさばきうまいね。
- コンテスティは、昨季のフリーの西部劇。やっぱEXにしてきたかー。大ウケしてましたからねー。
- 本田君はハナミズキ。本日もイーグルご馳走さまでした。
- 開場でWFSが売っていたのですが、そこにランビと小林十市氏との対談が載っていたのですね。ほうほうと読んでみようとしたら、冒頭から「これはPart2」宣言されて、出鼻を挫かれた感だったのですがw(Part1はダンスマガジンに載っています)
- で、開場待ちの間に、Part1の部分を、その...まあ、読んで...きたわけですね。そこに、美姫ちゃんが『ボレロ』をやる際に演技指導をしたときの話が少し出ていたのですよ。その曲を歌える?見たいな話をしたと。歌ってみると、音楽の呼吸がつかめる、みたいな。既にウロ覚えですが。
- そこが印象的で、なるほど呼吸かーと思いながらカーニバルオンアイスを見ていたわけですよ。よく、リズム感の良し悪しで音感の話になる気がするのですが、それとはまたちょっと違う音感もあるよなー。メロディ感?とか思っていたのですが、成る程呼吸ねー。
- そういえば"うたごころ"なんつーネタも昔あったなー。楽器を弾くにも"うたごころ"みたいなのが。
- で、本田君はそういったものを持っているタイプなのかなーと思いましたよ。長くなりましたがw
- ハナミズキのあのイーグルとか、なんでぐっとくるのかというと、来るぞ来るぞと少しタメがあって、曲の一番いいところでパーンと大きな弧を描いていくあのタイミングが絶妙なんですねー。そういうところで。
- 友加里ちゃん『オペラ座の怪人』肩は大丈夫かー。
- 今季はSPもFSも、ドーナツスピンで〆じゃないんですね。
- 大ちゃん『eye』徐々にセクシー系大輔も戻ってきている模様。
- 荒川さんエルフラメンコ。フラメンコと言いつつバイオリンの旋律が流麗なこの曲は、彼女に合っていると思いますよ。
- アンコールは『You Raise Me Up』赤いフラメンコ衣装で見るのもまた一興。
- ジョアニー『オブジェクション』このPGはヒューヒュー言いながら見たい。でも勇気がないw
- ヤグディン居たー!『Luna』だっけ?この曲最近よく聴きますね。
- 真央ちゃん『カプリース』こっちは、コンペで感じたほどスケートが滑ってないという事はなかった。と思う。席も違うので、見え方も同じではないのですが。
- コンペでスケートが滑らなかったのは、緊張のせいなんですかね。ジャンプ最初の2本を失敗したので、調子が狂っちゃったとか。初戦だし、そこを立て直せる試合勘がまだ出来てないのかなーとか推測。
- ジェフリーさん。1本目はロック?なPG。アンコールで女性ボーカルの賛美歌風の曲(アヴェ・マリア?)。
- 彼のキャメルスピンのポジションは本当にきれい。アンコールで、そのポジションでチェンジエッジもなしでずっと回っていた(足換えはしてた)のがとにかくきれいで感動しました。
- 美姫ちゃん。SPかフリーのどちらかを滑るという話だったのでワクテカだったのですが。
- 明らかに見慣れない衣装。SPだ!
- ところが、演技開始位置につく前に音楽がかかるという、この日多分3回目の曲だしミス。しかも美姫ちゃんが演技が出来ないのを気付かずに、ずっと曲がかかってる。音響係は罰金だな。
- それにしても、その不穏な音楽は何事...
- 音楽をかけなおして、再度スタート。しかし、音楽のインパクトが強いだけに、曲出しの失敗は痛かった。1回で出せれば、もっと新鮮に見せられただろうに。
- 演技の方は、最初のルッツで転倒。その影響か、動きがよろしくない。ステップとかも遅いし、まだこなせていない雰囲気。
- スピード出ればまた印象も違うだろうけどね。PGの良し悪しについては保留。
- 衣装は大好きwもっとやれww
- アンコールでフリーをちょっと。こっちは動きもよくて、生で見ると動画で見たときよりずっと印象が良かったです。
- ランビ『Ne me quitte pas』WFSによると"僕と氷のストーリー"なんだそうですよ。成る程。
- 入り込んだ演技。そこに静謐とも言える様な空気を作り出すランビ様。
- だというのに、何気ないステップで流れるように滑らかにおコケになったランビ様w
- しかし、最後のピアノのトリルに寄り添うようなスピンで、私の隣の家族連れ(娘は社会人、ご両親は定年前後っぽい)のお父様の感嘆を誘うランビ様。
- 後ろ向きにリンク端まで滑っていく際には思わず「気をつけろー!」と叫びたい衝動に駆られてしまうような前科持ちのランビ様。でも今回はダイジョーブ!
- アンコールではSPのウィリアム・テル序曲を。ステップシークエンスで盛大に運動会をお開きになり、会場大盛り上がり、全て持っていくランビ様。私の隣の家族連れの、スケート観戦はじめてらしいお父様もスタオベしてらっしゃいました。
- フィナーレ。
後日家でTVで見ると、美姫ちゃんのSPとか真央ちゃんのフリーとか、曲の印象がちょっと違ったので、↑に書いた音楽の印象は、音響の影響もあったのかなーとも少し思いましたよ。
以上。どちらさまも良いシーズンを。