金沢に行ってみたらば・・・

このエントリーの続きです。


アイスショー関係者に新型インフルエンザが・・・のニュースの真偽がよく分からないままシャトルバスに乗って会場へ。
感染者の1人はNYから入国したロシア人男性・・・という事で一瞬ペト様?と思ったけれど、ペト様はウクライナ人でした。そうでした。
アイスショーの会場への入り口はスロープを上がったところにあるというので、言われたとおりにスロープを上がろうとしたら、そこで地元TV局のスタッフ&アナウンサーらしき人々が、明らかに対ウィルス用のマスクをしてスロープの入り口付近に立って、スロープを上がっていく観客を撮影していました。それを見て、ああ本当なんだーと。
果たして会場前まで行くと、新型インフルエンザに関するお知らせの立て看板が。そしてその近くには消毒液も。プログラムの変更はあるけれど、公演は行われるという事で、この公演のためだけに金沢まで来た私はホッとしつつつ、ホッとしていいんだろうかとちょっと複雑な気分にもなりました。


開場にはまだ時間がありましたが、他にすることもないし、入場の列も出来始めていたので並ぶ事にしました。
アイスショーの行われる、特設リンクのあるホールの入り口は建物の2階になっていましたが、1階にはまた別のホールもあり、そこではジュニアのレスリングの大会が行われる模様。フィギュアスケートレスリングとは、また乙な組み合わせでw


暇つぶしに持ってきた本を読みながら並んでいると、さっきスロープのところで見たのとは違う、カメラを持った一団が立て看板や並んでいる観客を撮影していました。こちらはマスクなし。
更に観客へのインタビューもはじめ、私の隣に並んでいた人もマイクが向けられていました。どうやらこの一団はNHKらしいです。
新型インフルエンザが出たという事ですが、どう思われますか?」
と、何故か痛ましげな声音で。声音のバリエーション少ないんだな、きっと。と思ったのはここだけの話。インタビューされた方は
「私はかからないと思っています」
と返事。すると
「マスクされていますが・・・」
NHKアナ。「不安です」とか「心配です」みたいなインタビューが欲しかったのかな。
ちなみに、インタビューを受けた方は他に持病があるので用心のために、インフルエンザと関係なくマスクを持ってきていたのだそうです。
この方はその後、地元のTV局からもマイクを向けられていましたが「さっきも話しました」と微妙に拒み気味でした。
私の並んでいた後ろと前あたりが、うちの母より年上かなくらいの女性の一団だったのですが(お友達を見つけて、並び無視しておしゃべりに花が咲いていたw)近くの人がインタビューをされたのを受けて、一時的に話題がインフルへ。
「若い人のほうがかかりやすいのよねー」
「あたし達、長く生きてるから無駄に色んな免疫あるのよねー」
「ほとんどが無駄だけどねーww」
ときゃっきゃと話しているのがやたら面白くてどうしようかと思いました。思っているうちに話題が宝塚へとスライドしていって、どこでやろうと、アイスショーとか見に来るのってこういう層がかならずいるのねと妙に納得したのでした。


やがて開場時間になり、列が動き出しました。
入り口付近に消毒液の置かれたテーブルが設置されていて、その前にNHKカメラがスタンバイ。「インフルエンザの感染拡大防止にご協力お願いしますー」みたいな事が言われていたのですが、最初のうちは皆スルー。列が流れているので、列から外れて消毒というのはやり辛いし、でかいカメラとにらめっこしながらというのも・・・。
その内、お子様方などが消毒液を利用しだし、NHKカメラがそれにかぶりついていましたw
会場に入ったら、ロビーにもいくつかあったので、とりあえずそこで消毒してみましたよ。


場内では定期的にインフルエンザについてのアナウンス。
スタッフはザンボーニドライバーも含め皆マスク着用(アナウンスをする人は流石につけてませんでしたがw)。会場整理や、会場内でパンフレットを売るスタッフはマスクをつけていませんでした(おそらく外注のアルバイトスタッフで、感染者と接触はしていないのでしょう)。
そんな一種独特な雰囲気の中、ショーは始まりましたとさ。次からやっとショーの備忘録。