楽しく見たい四大陸・その3。

ニフティ全中レポの写真を見て、はにゅーくんまた大きくなってないか!?と驚愕したえむぞうです。コンバンハ。


しかしお話は四大陸のお話です。


タイトルに「楽しく見たい」とつけているのは、今回はものすごく入れ込んでいる選手があまり出ていないので、演技そのものや、試合展開やPGの進化度とか、そういった事を緊張せずに楽しもうと思ってこうつけたわけなのですよ。
しかし、約一名どうしても入れ込んでしまう人がいまして。あっこちゃんなのですが。
SPは自分自身に「緊張せずに」と言い聞かせて見ていたのですが、そのSPの結果が、上の順位の2人と1点未満の差で並ぶというもの。いい演技をしてほしい、出来れば少しでも順位を上げてほしい・・・みたいな気持ちで、やっぱりFSは緊張してしまいました。あ、あの手この手でリアルタイムで競技を見ていましてね。
しかし、久しぶりに(?)応援しながら緊張してみると、この緊張もまた、なかなか楽しいものかもしれないと新たな発見が(笑)スケートそのもの、試合展開そのものを楽しむ姿勢と、選手に入れ込んで胃薬片手に観戦する緊張感がバランスよく楽しめるようになれたらいいなーとか思ったのでした。観戦にも経験が必要ってとこですか(笑)


そのあっこちゃんの演技、ジャンプの抜けなど惜しいところはありましたが、彼女のよさをアピールできたのではないかと。
ただ、その後のシズニーの演技などを見ると、何となくなのですが、あっこちゃんがもうワンステップ上に行くためには、やはり大きな国際大会の経験がどうしても必要なのかなと思ったりもしました。まあ、そのためのチャンスは、多分この大会でつかめたと思います。というわけで、来季も引き続き楽しみ。


シズニーは、ジャンプは着氷のミスが多かったですが、転ばなかっただけで嬉しかったり。このFS、いいPGだな。彼女の魅力であるステップやスピンを効果的に使っている。やっぱりスケートのPGって、ある種選手のウリをどう見せるかというプロデュースするような部分ってあると思うのですよね。ウィルソンさんは、その辺長けている振付師の1人なのかな、と。ジョニー、来季ウィルソンさんに頼んでみるとか・・・ないか。


キャロライン、いい演技でした!
しかし背が伸びたなあ・・・。昨季あたりまでは、小学生が精一杯大人ぶって演技しているように見えたのですが、今回は女子高生に見えましたよ。背が伸びて筋力がついたのか、滑っているときの姿勢が少し改善されていたように思いました。
でも、後姿だけだとまるで別の人のようで。シーズン前半はそれほど思わなかったのですが、PGを昨季のに戻してからの演技を見ると、一抹の寂しさを感じたり感じなかったり。


真央ちゃんのフリーには、意地を感じました。調子がよくない中で試合に望む際、どうやって向かっていくかという経験をここで積めたのは、先に活かせる経験になったのではないでしょうか(しかし正直、点数については・・・・・・・・・)


ジョアニーのアランフェスは今回も素敵でしたー!
しかし、3T+3Sのシークエンスがなあ・・・。最初の3Tの着氷が乱れて、サルコウにスムーズに入れなくて、シークエンス失敗とみなされ、跳んだ3Sがジャッジスコアからは消えてしまった(点数にならなかった)のね。間のターンがスムーズでないとジャンプが1つ消えてしまう。うーん、コワイ。


ヨナは転倒はしましたが、ループ入れてきたのがナイスチャレンジ。SPの大差をうけて、ここでやらねばいつやるのだってところだったのでしょうね。
プロトコルを見ると、フリップにアテンションがついていたり、ルッツからの3連続コンビネーションで、ルッツと3つ目のジャンプがダウングレードされていたりと、割ときっちりジャッジされていたかなと。これが多分世界選手権に向けて、どういった調整をしていくかのいい目安になるのでしょう。


この大会の結果を踏まえて、世界選手権に出場する選手はどう次の試合に向かっていくのか、そういう目で見てなかなか興味深く面白い大会だったと思います。
男子について、また時間と気力があれば。