重み。

相変わらず、柔道や競泳など、メダルの取れそうな競技はニュースでチェックして、ややマイナー気味な競技を中心に追いかけているえむぞうです。


でも体操は見ましたよ。好きなので。
男子団体は銀メダルでしたねー。前回が金だっただけに、残念とか言いたくなってしまいがちですが、銀も勿論立派ですよ。うんうん。中国は、アテネの頃から今回に照準を合わせて強化していましたしね。
途中、跳馬でミスが続いた時にはくらっとしましたが、全体通して「美しい体操」を見させてもらいました。
若手の選手も頑張っていて、解説の方の「4年後に繋がる」という言葉にも頷けました。
優勝した中国も、序盤はミスが出たりと、自国開催の重圧を受けている部分もあるのかと見えましたが、そこを踏ん張って金メダルを勝ち取った姿には感じるものがありました。


そしてこちらは、いつも言っているとおりニュースで見たのですが、柔道の谷本選手すごかったですねー。
決勝で1本決めたときの映像は、思わずTVの前で「すご!マンガみたい!!」と叫びましたよ(スポーツ門外漢ここに極まれり^^;)現実にはあんな豪快な1本、なかなか見れないですよねえ。
そして、優勝後のインタビューで、真っ先に周りの人への感謝を述べ、ライバルを称えて、という選手としての姿勢も素晴らしかったです。勝ち方も、勝者としての態度も素晴らしかった。


それにしても、北島選手といい、谷本選手と言い、アテネで金を取ったときと今回では喜び方が大分違いますね。
両者とも、アテネでは喜び爆発!な感じでしたが、今回はもっとじわじわ噛み締めるような。最初と2回目では重みが違うのかねえ、と呟く私に母答えて曰く
「1つめが重いから、選手も大人にならなくちゃいけなくなるんだよ」
母、いいこと言う。たまには。(メダルの重みというと、ちょっと世界選手権優勝後の美姫ちゃんの苦悩を思い出したり)