主さまとちび猛獣

【別ブログからの転載記事です】
9歳という高齢猫である主さまにとって、子猫を迎えるという事がストレスになってはいけないと思い、まずは子猫は別室で面倒を見る事にしております。
時々ご対面させて、徐々にお互いに慣れていってくれれば・・・と思うのですが、なかなか一筋縄ではいかずに、正直飼い主は凹んでおります。


子猫到着の初日は、とりあえず会わせることなく。
しかし主さまが、飼い主2人が何やらこそこそしているのが気になる様子。元々主さまは、飼い主のやっている事に参加したがるお方。何が起こっているかぐらいは分からせた方がいいのではないか、という事に。


そんなこんなで、2日目には最初のご対面。
ご対面と言うより、飼い主同士の伝達ミスで、うっかり母が子猫のいる部屋のドアを開けてしまったのですが。
母に抱かれている子猫には目もくれず、部屋の様子をチェックする主さま。
子猫の使っているベッドの匂いをかぎ、ケージの中のトイレの砂をさわってみたり、中に入ってしたり顔をしてみたり。
更には、子猫用のお皿から中のカリカリをおもむろに食べて見せたり。普段は主さまが好き嫌い言って食べないカリカリじゃないですか・・・。明らかに子猫を牽制しています。
そして、子猫を抱っこしている母の膝に飛び乗り、だというのに子猫には一瞥もくれずに周囲をまわって去っていきます。子猫は一声も声を発しませんでした。
母が子猫をベッドにおいて、主さまと共に部屋を出て行こうとしたときに、ようやく2匹の目が合いましたが、数秒見合っただけで主さまフイ、と部屋を出ます。母がついて部屋を出ようとしていたのですが、主さまは部屋に残っていた私にも「にゃあ」と鳴きついてくるように命じました。まあこういう場合は先住猫優先という事で、とりあえず子猫を部屋に置いて主さまとリビングへ。リビングへいった後の主さまは余裕綽々という風情でした。これなら、早々にうまくいくかも?と思ったのが甘かった_| ̄|○


その日の夜、アクシデント的に再び2匹が遭遇。このときは、出会いがしらに目が合ってしまい、子猫がすぐさま毛を逆立て「ウゥゥ〜〜」と唸りだしました。応戦して主さまも唸りだし、一触即発の状態に。
しかし喧嘩にはならずに主さまが引いてくれたので事なきを得ました。


3日目には、リビングのドア越しに2匹が遭遇。主さまは子猫を見て「フーッ」と威嚇。


4日目は、子猫をキャリーバッグに入れた状態で、再び主さまを子猫滞在中の部屋に入れてみました。再び部屋を一通りチェックした主さまは、出がけにバッグの中の子猫を軽く威嚇して部屋を出て行きました。


5日目はご対面ナシ。子猫の鳴き声がリビングまで聞こえてくる事はあるのですが、主さまは気にしつつも見に行ったりとかはしません。子猫と遊んだ後の飼い主が主さまを触っても、匂いで怒ったりとかもしません。これは、一応存在自体は認識して、自分に害がなければ放置のスタンスという事?(^^;)


2匹の関係はどうなる事やら。
両者が同じ部屋で過ごせるようになったら、ウチの子への道ゴールとなり、はてなの方にもデビューさせようと思っているのですがね。いつになる事やら。
最悪の場合、子猫を返品という事もあるのですが。頑張ってほしいものです。
あ、でも、「フーッ」した後だと主さまのお通じが良くなるという妙な効果が出ていたりもしますよw