仙台書き残し記。その4。

COIが潰れたとかそんな話に、残念なような、やっぱり来たかというような、そんな気持ちのえむぞうです。コンバンハ。
COIに出てスケート費用とかを捻出していたらしいジョニーさんに関しては、人気選手ですし、海外での人気も異様に高いですし(日本とかロシアとかw)まあ何とかなるんじゃないかと思っているのですが、エージェントもコリンズ氏のところだったはずなので、そこはちょっと心配だなー。
ちなみに見てみたら、ジョニーのエージェントのページ消えていました。“このドメインは売り出し中です”だって・・・。


まあ、とりあえず仙台書き残しをとっとと書いてしまいましょう。
今日こそさっくりいきますよ。


和やかな男子の表彰式も終わり、エキシビションまで長い休憩時間です。
場内の照明が暗くなり、エキシビションの準備が始まる一方、キスクラでは豊の部屋をやっています。会場には音声が流れないのですよね。残念ながら。去年はロビーのモニターでみれたという話だったので、どこかで見れる場所はないかなーと、席を立って会場内をさまよう事にしました。
が、今年は見れる場所はないようで、結局会場を一周しただけで収穫なし・・・とガッカリしているところに、前日のチケットを譲ってくださった方とそのお友達ご一行に遭遇。お菓子を分けていただきつつ(ありがとうございます)、ちょっとお話をしたのでした。チケットを譲ってくださった方・・・まあ、Kさんとしておきましょう。Kさんは、日米対抗の当日券待ちの際に私が「デロションが好き」と言っていたのを覚えていたようで、会ってすぐに「デロション優勝してよかったですね〜!」とお祝いの言葉を。ありがたいです。本日のお隣さんといい、Kさんといい、皆優しいなあ。きっと皆それぞれに応援している選手がいるからなのでしょうね。
ちなみにKさんはジョニーファンなので、その後は少しジョニーに関するお話なんかもしたりしました。ああ、あとキャリエールの活躍について「世界ジュニア優勝したときには、なんという小粒感!と思ったんですけどね〜」とか、またキャリエールに対して暴言を吐いてしまいました、私wwかっこ良さを狙おうとするなら両手バンザイジャンプはあり得ないとかも力説した覚えが・・・。ご迷惑をおかけしました(ノ∀`)


そんな楽しいひとときを過ごし、席に戻ると程なくしてエキシビションがはじまります。
まずはリード組がオリジナルダンスギリシャ舞踊を披露。このダンスを正面から見れたのが嬉しかったです。でも地元枠はこの組だけで、猪木もマンボも見れなかったのでした。2人とも体調よろしくなかったみたいですね。
後は、順番はめちゃくちゃになりますが、気になったところだけ。


美姫ちゃん、顔色が悪かったように見えました。肩の件とか精神的な問題についてとか知ったときには、今季のEX『Hurt』が嫌になるくらいハマった選曲だと思ったのですが、このときは今季一番のハマリっぷりだったんじゃないかと_| ̄|○全日本までに上手く調整してほしいです。


カー姉弟『with or without you』に乗せて、お姉さんが弟をリフトするリバースリフトを披露。つい「さすが姉ちゃん!」と言ってしまい、お隣さんに笑われました。この組のリバースリフト見てると、このお姉さんは子供の頃からこんな感じで何度も弟を抱きかかえていたんじゃないかと思ってしまうのですよww
でも、かわりばんこにリフトしたりとか、見せ方がうまいとも思いますよ。そんな邪な目だけで見ているわけではありませんから!多分。


デュベ&デイビソンは、フリーの曲のボーカル入り。この曲いい曲ですよね。


ホフロワ&ノビツキーこの組は、この派手派手しさというかけばけばしさというかが、いいんだよなあ(笑)


マイヤーは、ジャパンオープンのときと同じ赤の衣装で違うPGだった。PG変わっても衣装は変わらないんだーとか思ったり。でもこの衣装似合ってますね。欲を言えば、ジャパンオープンのときみたいに髪を下ろしてほしかった。


マクラフリン&ブルーベイカーマクラフリンが15歳と思えないほど大人っぽく色気もあると思います。この曲聴くとつい頭の中で「よくある苗字サイトウ〜」とか歌ってしまうのですよね。


トマーシュまたしても笑わせていただきました。最初はピアノを弾くフリをしていましたが、音楽によく合っていました。器用だな(笑)更に歌が入ったら、それに合わせて口パクしたり。人間の口ってあんなに縦方向に伸びるものなんだという発見がありましたよ。その後は踊りまくり。
演技の後のアナウンスで「実は三枚目の面もあるという事がわかりました」とか言われていましたが、皆もう知っていると思いますよ。本●日だもの。


サフチェンコ&ショルコヴィお隣さんが「私この組好きなんですよー」と。私も好きですよー。技術も身体能力も素晴らしいし、その上で意志のある表現力を魅せてくれますね。今回もなんか色々すごいことやりながらロマンチックな曲を表現してくれていました。感服です。スタオベ。


デロション技術と身体能力が揃った上で表現も・・・というと、ここもすごいですね。最初のPGもとてもよかったのですが、アンコールの長い布を使ったナンバーもすごかったです。でも、以前画像を見て、何やってんだと思った「ちこう寄れ」「あれご無体な〜」みたいなパフォーマンスはこれだったのですね。ちなみにセリフは、通常とは反対の性別でもってお読みください。しかし、あんなに長い布を使いながらのステップで、よく絡まらないなーと感心します。今季中に一度くらいはオリヴィエがやらかしそうな気もしますが・・・。お隣さんがスタオベしてました。私もしました。


大ちゃん大好きな『Bachelorette』。大好きとか言いながら、書くのが久しぶりで綴りが合っているのか分かりません。
こけましたな。こけましたね。あの、客席に向かってぬらぬらやるところで、気持ちいいくらいにスッテーンと。まあ、あれだけ体傾けながら滑っていたら、何かの弾みでいつかはあるだろうと思っていましたので。コンペ終わったばかりで本日はお疲れなんだよ。うんうん。
と思っていたらアンコール。場内アナウンスでなんと「皆さん、ちょっとヒップホップ見たいと思いませんかあ?」と煽りが。鬼か。コンペであの殺人的構成のフリーを滑った後に、豊の部屋で樋口さんのお相手をして、休むところのないようなエキシPGを滑って、その後にあのヒップホップの猛烈ステップを踏めと?鬼だろ。
でも大ちゃんは出てきて滑ってくれたのでした。かっこよかった。場内アナウンスの英語係さんが「Thank you!ダイチャーン!We Love You!」って叫んでいました。同感です。


フィナーレ。BGMは日本のポップスでしたな。誰の曲だろ。選曲はみやけんかな。選手が出てきて次々に技を披露。カー姉弟は勿論リバースリフトで。群舞は勿論付け焼刃なのでグダグダで、大ちゃんが踊りがズレてトマーシュに指差して笑われていました。そういうのもまた楽しいのです。


フィナーレが終わったら、お隣さんは即効で会場を出て行きました。その後に「来年のNHK杯は代々木です!」のアナウンスがあったりして盛り上がったのですが、終了後の混雑ぶりに、そそくさと出て行ったお隣さんの判断は正しかったのだと痛感しました。


どうにかこうにか仙台駅までたどり着くと、とりあえず一番早く出る新幹線の乗車券を買い、母に「おみやげは笹かまぼこでいいから」と言われていたので、無視しようかとも思ったのですが、まあいいかと一番安いのを取り急ぎ購入して新幹線に乗りました。
結構乗車時間の長そうなのを選んでしまったので、退屈するかなーと思ったのですが、隣の席にやってきた方の荷物にNHK杯のパンフレットを発見!声をかけて大宮に着くまでスケート談義をして過ごしたらあっという間に着きました(笑)その方は大ちゃんファンだそうなのですが、私がジョニーが好きだという話をすると「日米対抗で生で見て、やっぱりすごいスケーターなんだなーと思いましたよ」とか「今季すごいですねー」とか言ってくれました。本当に皆さん優しいです。
大宮駅が近付いてきたので荷物を網棚から下ろしていたらば、斜め後ろの席になんと本日のコンペでのお隣さんを発見。声をかけて、ちょっと挨拶をしてから下車したのですが、電車を降りてからも窓越しに会釈してくれたのでした。感じのいい人です。今回は、一部の年配女性をのぞいてお隣さんに恵まれ(電車の中でも)、とても楽しく心地良い4日間の観戦でした。この4日で色々な人からいただいた優しさを、どこかのコンペとかライブとかで私も誰かにまた返していけたらなーと思うのでありました。


オシマイ。