本日の覚書。

本日の席はジャッジ席の反対側、割と後ろのほうでしたが、東京の世界選手権のときよりリンクが近く感じます。エッジの音や、ジャンプの着氷の音なども世界選手権のときとは比べ物にならないほど聞こえます。生観戦だな〜という実感がふつふつと。


アイスダンスは、第1グループ最後のナバロ&ボメントレからレベルが1段階上がり、カー姉弟からまた上がり、それ以降は出てくるたびにレベルアップという感じに思えました。
リード組は、どうしてもスピードの点で見劣りしてしまいます。でも、まだ若いのだし、これからでしょう。出来ることを一番いい形でやろうとしているように見受けられ、そこに好感が持てます。
ナバロ&ボメントレあたりから、スピードとか、PGのまとめ方とかで差が出てきます。
カー姉弟あたりから、音楽に合わせて滑りに緩急が出てきたり、上体の使い方が変わってきました。楽しみにしていた弟君のスカート姿、変な感じはしなかったな。凛々しくてすてき、と思いましたよ。
カー姉弟は大好きなのですが、やっぱりその後に出てくる組はまた、どの組も段違いのスケール感があったと思いますね。
ホフロワは、なんかジプシーダンスを踊るために生まれてきたんじゃないかみたいな情熱の香りがぷんぷん・・・(ぉぃ)でも、TESはともかく、PCSはあそこまでテッサ達と差がつきますかねえ。結構良かったと思うのですが。
テッサちゃん達・・・はい、完璧。オリジナルダンスだけだと、デロションを上回りましたよ。大丈夫かデロション・・・。
デロション、馴染みのないジャンルではあるけど、結構良かったと思ったのですがね。どうしてTES出ないのでしょう。ま、説明されてもわかりませんが(笑)
アイスダンスはジャッジに藤森さんが入っていたのですが、そのすぐ後ろに(ちょっと大き目の)影の如く、木戸さんが控えていました。昨日も関係者席で競技を見ていました。女子のときだったかペアのときだったかも、ジャッジ席の端の端の方にいましたし、ジャッジ資格取ろうとしているのでしょうかね。


ペア、最初の組は正直眠くなりました・・・。寝不足で疲れてもいたもので。スミマセン・・・。
中国ペア、女の子の方を結構気に入っているのですがね。どうも今日は諸々のタイミングが合わないのか、ジャンプのミスに、更にリフトが一度上がったものの、回転も何も出来ずにすぐにおろしていました。あと、終盤になったら目に見えて疲れていましたね。
ラングロワ&ヘイ・・・結構期待している組ではあるのですが・・・眠くなっていました。スミマセン。
マクラフリン&ブルーベイガー。出てきたら、関係者席から「ヒュー!」と声が上がります。アメリカの関係者はいつもこうだ。声の主は、ジェレミー君とかキャリエールとかでした。6分間練習から、割と安定感がみてとれたので、安心して見れました。世界ジュニアでインパクト大だった『ロミオとジュリエット』。まさか生で見れる日が来るとは思っていませんでした。感動。ファイナル進出ですね。確かワールド出れないので、ファイナル頑張ってください。
デュベ&デイビソン。対照的に、6分間練習から不安感いっぱいだったのがこちらの組。スロージャンプがうまくいかず、デュベがフェンスにぶつかるなんて場面もありました。演技も、デュベの方が不調といった感じだったと思います。今大会では、SP、FS共に実力が出せない状態でしたね。
ボロモロ組。SPでいい位置につけたのがプレッシャーになってしまったのでしょうか。女性の方が、ジャンプの着氷が乱れたり手をついたり。これだけこらえてこらえて、でジャンプを跳ぶのは、精神的にも参りそうだし、身体の感覚もおかしくなりそう・・・と思っていたらば、リフトをやろうとしてタイミングが合わず。残念な結果となってしまいました。でも、この経験は次のレベルに上がるための通過儀礼のようなものじゃないかと、見ていて思いましたよ。
サフショル。私は結構好きなPGなのですがねえ。隣の女性がボロクソ言ってましたよ。「時差ぼけ起こしそうな曲」とか「いくらやってる人がうまくても、眠くなっちゃうわよ」とか。こういう盛り上がりにくい曲をしっかり表現してくる技量に感嘆していた私は、何も言えずに作り笑いしていました(´・ω・`;)その女性、あと「変に冒険しようとするから、時差ぼけとか言われちゃうのよ」とか言っていましたが、そう言っているのはあなただけ・・・とつっこんでいいのかどうか迷いました。つっこみませんでしたが。


女子SP
彩華ちゃんはしっかりまとめてきました。
ほーカーさん、TVで見るとどうも苦手な選手だと思っていたのですが、今日見て大分印象が良くなりました。
劉艶、なんか一時期よりちょっと雰囲気が子どもっぽくなってしまったような。衣装のせいか。
舞ちゃん、6分間練習のときからずっと、不安そうに単独ジャンプを確認していました。それはどうにか3回転できたのに、コンビネーションが・・・。6分間練習の際の不安感がそのまま出てしまった感じでした。
レピスト。コンビネーションジャンプは3-2でしたが、あぶなげなくまとめていました。
奈也ちゃん。今季安定していますね。いい演技でした。本人も会場も大喜び。
ゲデバニシビリ。ジャンプに転倒がありましたが、踊りはやっぱりかっこいい。彼女が出てくると、客席ににょきにょきとグルジア国旗が出現します(笑)
シズニー。転ばなかった!この演技が見れて嬉しいですよ(泣)世界選手権では、ジャンプを散々ダウングレードされまくっていましたが、今回はそれもなかったのか、そこそこ点が出たのではないでしょうか。
コストナー。ジャンプがちょっと危なっかしかったですが、うまくまとめてきました。私の2列前の席にいた、男性か女性かよくわからない男の子が嬉しそうに手を振っていました。この子のジャンパーのセンスが独特です。黒字に金なんて、ジャパンジャージ的な。演技のリプレイが流れているモニターの横で、選手らしき女性がストレッチをしていましたよ。何故そんなところで・・・(笑)
マイヤー。危なげなくきれいにまとめてきて、とても清清しい演技だったと思います。ところで、2列前の例の子、マイヤーにも盛んに手を振っていました。というか、第2グループに入ってから、ほとんどの選手に手をふっていました。ジャージの色も相まって、やたら目立つ事・・・と思ったら、あれ本物のジャパンジャージだ・・・。
美姫ちゃん。6分間練習のときは、何度かルッツを試したりしてはいたものの、そんなに調子悪そうには見えなかったのですが。ちょっと慎重にやっていた感じですね。まあでも、ようやくSPをまとめられたので、私的にはまあヨシ、といったところでしょうか。
ジャパンジャージの彼は、美姫ちゃんにも手を振っていました。着ているのがジャパンジャージだとわかれば、その髪型から誰だかすぐに分かるというのもなかなか面白い個性ですね、羽生君。


こんな感じの(?)現地観戦でした。カンタンにではありますが、もう寝ないと明日も辛いので・・・では。