NHK杯1日目。

PC持参で仙台にやってきたえむぞうです。コンバンハ。
ホテルのテーブルが狭くて、マウスの置き場が無いので、今日買ってきた『Cutting Fdge2008』をマウスパッド代わりにつかうという暴挙に及んでいます。裏表紙の南里君と殿の写真の顔近辺が一番活躍してくれています。選手の皆様には大変申し訳ないと思っています・・・。


本日は開会式にコンパルソリーダンス、ペアSP。座席はスタンド席は自由席でした。
会場に入ると、入り口に近いほうのサイドの席はすでに結構埋まっていたのですが、よく見るとそこはジャッジ反対側。ジャッジ席側は結構空いているのですよ。それならば、どうせ明日あさってはジャッジ反対側の席なのだし、初日だけでもジャッジ側に行きましょう、ということで、会場をぐるりと回ってジャッジ席側へ移動。たまたまお隣だった方が話しかけてくださったので、その方とお話しつつ楽しく観戦ができたのでした。なかなかいいカンジのスタートです。


開会式は、地元でスケートを習っているお子様方が、参加国の旗を振りながら滑る、お決まりのパフォーマンス。客席には、お子様のご家族やお友達らしき人々が、旗を持つお子様に声をかける姿もチラホラ見えました。こういう手作り感といいましょうか、お子様が一生懸命やっている姿を見るのが結構好きなので、このパフォーマンスを見るのもちょっとした楽しみのひとつだったりします。


コンパルソリーダンス、1番滑走で出てきたリード組は、慎重に滑っているという印象でした。出来ることをしっかりと破綻無くまとめられたという感じで、好感の持てる演技でした。この組と、中国の組辺りを見ていると、やはり、タンゴは若い組にはなかなか難しい課題なのかなと思ったりします。まあ中には、若くても若手扱いしたくない組もいますけどね。


グループ2は、それぞれに持ち味を出していて、どの組も見ごたえがありました。個人的に、カー姉弟が好きだったかな。でもカー姉さんの金髪はいただけないな。
ホフロワは、なんかタンゴやるために生まれてきたんじゃないかみたいな情念の香りがぷんぷんしていました(笑)たまたま座った席が、通路のすぐ後ろの席だったのですが、ペアのSPの最中に目の前を普通にホフロワ達が通り過ぎていきましたよ。間近で見ても美人だったわー。ノビツキーは間近で見たら意外にそこそこ悪く無かったです(ぉぃ
ヴァーチュー&モエは、モエ君うまいなーと思いました。そう思うのは、今季これで2度目です。
デロション、オリビエの描くカーブの深さにびびりました。よくあれで転ばないなー、と。あ、たまに転ぶか(こら そういえば、前にコンパルソリーで転んだときの課題もタンゴで、しかも衣装があのときと同じ・・・と思い出してしまったら、ついつい手に汗握ってしまいましたよ。コンパルソリーだというのに。まあ、転びませんでしたが。1位でしたが。よかったよかった。


ペアのグループ1は、中国のペアの女の子が、6分間練習から妙に元気が良くて、ちょこちょこ動き回っているのが印象に残りました。演技のほうは、スロー、ソロともにジャンプの着氷が怪しかったりはしましたが、全体としてはキレのいい動きで、なかなか見ていて楽しめました。
ポーランド組は、6分間練習の間女の子がずっとソロジャンプを気にしていまして、トリプルを跳ぼうとしても、ダブルになってしまうみたいな感じで何度も試していました。本番ではトリプルになったと思うのですが、着氷が乱れ、横で男性がダブルジャンプを跳んでいました(^^;)
ボロモロ組は良かったです。曲は『The Feeling Begins』で、またこれか、みたいに最初思ったのですが、要素をすべてしっかりきめて、会心の演技だった事もあってか、なかなかよいPGの様に思えましたよ。
ラングロワ&ヘイは堅実に、って感じで。
マクラフリン&ブルベイガーは、転倒が残念でした。アメリカのペアらしからぬ(?)情感のある演技をする組だと思うので、ひそかに応援しています。
デュベ&デイビソンも、転倒もあったけれどそれ以上にいまひとつキレが足りないような。まあ、3戦目ですからね。お疲れなのかも。
サフチェンコ&ショルコビーは、素晴らしかったです。一分の隙もないPG。点は稼げるは美しくてエンターテインメント性もあるわで、もう参りましたというか。最後に入っている女性の鼻歌?(笑)は、会場だと、TVで見る印象以上に大きく聞こえました(笑)


そんな感じで。
初日の感想文でした。