ライブの感想文

何日かかけてチマチマ書いていきますね。


今回のライブは野外という事で、そりゃー勿論スタンディングでしょう!と思い込んでいた私は、ライブ中手が自由になるヒップバックにチケットとか財布とか携帯とかペットボトルとかタオルとかを詰め込んで会場に乗り込みました。
ところが、会場に着いてみてびっくり。椅子があったんだな。ブロック番号の後に書いてある数字は整理番号だと思い込んでいましたよ。座席番号だったのですね。
A席なので、相当な後ろも覚悟していたのですが、思ったよりは前のブロック、そして席はブロックの一番後ろの一番端でした。一人参加だと端っこ率が高くなる気がします。(´∀`;)
会場内の大半はまっさらな平面に椅子が並んでいる状態でしたが、後ろの方のごく一部だけ、階段状になっていてそこに椅子が置いてありました。あっちの方が見やすそうだなー、と羨望の眼差し。もしかしたら今回のS席はあの辺か?と思ったりしましたが、それはないですよね、流石に。


開演時間ギリギリくらいで会場に入ったのですが、席に着いた後もなかなかライブは始まらず。
アナウンスなんかがあったりすると、皆さん立ち上がって臨戦態勢になったりする(人が一斉に立ち上がった瞬間、虫が一斉に沸きあがりましたよw)のですが、それでも始まらないので再び座る人もチラホラ。私も座りました。↑で愚痴っていたように、会場に来るまでの時点で疲労困憊でテンション上がらなかったのですよ。こんな私のハートに火は果たしてつくのでしょうか・・・と我ながら不安になったりもしました。


ところが、ステージの照明がつき(野外なので客席の暗転はありません)、メンバーがそれぞれの立ち位置につき、更に体の半分以上が赤!な衣装に身を包み、ご丁寧にベースまで赤い、おぐしに何やら長いものをくっつけた赤い人がぴょんぴょん跳びはねているのが目に入ると、自動的にテンションが上がり、ハートの方も瞬間着火。我ながら便利に出来ていると思います。


1曲目は『Seventh Heaven』
曲順は全くと言っていいほど覚えておりませんが、これは覚えておりますよ。
テンション高く始まって、カリスマボーカリストさんが♪我に続け さあ行こう なんて、オープニングとしてはハマりすぎですな。ボーカリストさんクネクネ動いてましたな。ああ、これだよ・・・と思いました(ぇ 最近クネクネ不足だったのですよ。ほら、制服だとやはり体のラインがあまり出ないし、腰の辺りで一度分断されるからクネクネ感が目減りするのですよねえ(絶賛話題脱線中)。
そしてテンションは高いままキリン組へ。ライブで盛り上がるためのバカ恋愛の歌ですが、お約束に盛り上がるのが私は結構好きです。そして意外にも(?)『the Fourth Avenue Cafe』が。この曲は、キリン組とはまた違って、1曲の中に激しいところもあればリリカルなところもありで、それこそ寄せては返してく波の様な(笑)独特のグルーヴがあるのですよね。それに踊らされつつ、夏の終わりの夕暮れの涼風に吹かれているとついつい「チッキショウ、やっぱり野外ライブは気持ちいいな・・・」とか思ってしまうのですよ。♪この〜心は〜さらわれ〜て〜


ここでMCが入りました。内容はあまりよく覚えていませんがね。


そしてNew World。なんだか、ライブ終盤の定番のノリのいい曲が最初に来ているような。
野外ライブというのは、最初の方は空も明るくて音が空に抜けてしまいがちだったりして、ちょっとノリにくかったりするので、最初は御馴染みの曲でとにかくとばしてけ!って感じなのかなー・・・
と思っていたら次が新曲でしたΣ(・∀・)でも皆さんご存知の曲だったようで。調べたところによると、どうやらBSの番組でかかっている曲らしいですね。最近すっかりエアチェックしなくなってしまって、私は初耳でした。なんか、高くて低い。tetsu曲かなw
聴きなれない曲の後は聴きなれた♪ぢゃ〜ん、ぢゃらららんぢゃっぢゃっぢゃらら〜〜んのイントロ。これで何の曲か分かった人はすごいです(笑)正直、CDで聴くとややトゥーマッチ感も感じる曲なのですが、何しろこの日にこのシチュエイションで聴かされると巻き込まれてしまいますね、感情が。そう、もう秋が来るのですよ・・・。
ニュゥワァ〜あたりまでだったか、まだ声が乗りきっていないような感じがあったのですが、このあたりからどんどんよくなってまいりました。


で、またMC。はいどさんの第一声は「憂鬱か〜!?」更に「この人(歌詞の中の主人公)大変な事になってるね〜」て、あなたの作詞ではありませんでしたか?
このMCのタイミングだったか定かではありませんが、ステージの上の段差に腰掛けながら喋っていたら、虫が寄ってきたようで、それについて「誰からも好かれるラルクアンシエルです」と申しておられたような。ポジティブシンキングww歌詞の主人公とは違いますな。


はいどさんから直々に次は『STAY AWAY』と曲紹介が。ずずいとtetsuさんが前に出ます。ウワーーイ。待っておりましたよ、tetsuさーん!イントロのtetsuさんの見せ場でございます。バナナを用いてベースを弾くという、他の追随を許さない(というか誰も真似しない)オリジナル技も披露。ワタクシはtetsuファンとして、ここぞとばかりに腕をグルグル振って応援させていただきます。しかしながら、この日は全般的にtetsuさん大人しかったです。最初こそぴょんぴょんしておりましたが。でも一番最初に花道の端まで行ったのはtetsuさんでしたっけね、確か。
お次はHONEYで、またしても個人的にはベースお楽しみ曲。♪真っ白な壁に飾ってある(ドゥン) のドゥンを楽しみにtetsuさんをガン見していたのですが、あら、なんだかいつになくはいどさんのボーカルが生々しく・・・って、ギターの音が入ってない(^^;)なんて事を方耳で捉えつつドゥンに集中したのでした。この曲のベースは本当にテンションが上がります。
次、新曲。分からないままに盛り上がっておきましたぜ。
その次、車のCMソングです。MY HEART DRAWS A DREAM。kenちゃんの長ーーーいギターソロから入りました。とてもピュアな音色が、夏の夕暮れ、青空に薄墨を少しずつ少しずつ塗り重ねていくように暗くなっていく空に響く様がとても気持ちがいい。kenちゃんもにこにこしながら弾いています。気持ちいいんだろう、オマエ。そうだろうな。そういえばアウトドア大好き男だったもんな。今日はこれまでも、やたらめったらニコニコしていたもんな。会場の背後は山と空と、白い月。そりゃたまらんよな。山は好きか。ウスペンスキーみたいなやつだな。ウスkenスキー。そういえば水の近くも好きなんだったけ。河口湖も近いしな。前世はミジンコだったのかもしれないって言うくらい水辺が好きなんだったっけか。そんな事を思ったり思わなかったりしつつ聴く8/29発売のNew Single、昨日のMJで聞いたのよりも遥かに素晴らしかったです。
そして次は瞳の住人。スタートの頃に若干感じたはいどさんの声への不安は一体なんだったのか。ファルセットもきれいに出て、素晴らしい歌声でした。いつも素晴らしいですが、なんだかこの日は、一つ一つの言葉がとても響いて、胸に迫るものがありました。終わってモニターにはいどさんのアップが映されたのですが、若干目が潤んでいたような?
そしていばらの涙。空を見ると、若干朱がさして、もう今まさに日が落ちる、そんな感じでした。空の朱と曲が良く似合っていて、これを狙って開演が30分遅れたとか?と思ってしまいました(笑)


そしてMC。にこにこkenちゃん
野外ライブは夏祭りみたいなものという事でラルクアンシエル音頭”を作ろうかと思ったのだそうです。歌ってましたよ「らるくあん〜しえ〜る〜音頭っ♪」と。レコーディングの際など皆さんで爆笑しながら話していて、浴衣やうちわを売ろうかとか、会場にやぐらをつくろうかとか言っていたそうですが、実現しなかったそうで。「でもそんなの、皆も暑いか」と言っておりましたが、私の後ろの席のお嬢さん二人連れは浴衣をお召しでしたぜ。
そして更に「渋滞が大変やったって?」と時事ネタ(?)へ。「渋滞巻き込まれた人!」とkenちゃんが言うと、会場のあちこちで手が上がります。すかさず「君らが渋滞やって!巻き込まれたって、君らが渋滞起こしてるやん!」そうきましたか(笑)「じゃあ、車の音なんて聞き飽きたかもしれないけど、Driver's High」そうきましたか!


というわけで、車の音から始まるDriver's High。渋滞の車の音はイヤでも、かっ飛ばせるなら皆さんお嫌でないでしょう。kenちゃんのいつものちゅーちゅいいーーんなイントロを受けて、はいどさんが歌いだしますよ。
♪アドレナーリン ずっと流して〜
ア、アレッ!?銀のメタリックハートは何処へ?(・∀・;)
うたまっぷ
結局はいどさん、とりあえずその部分はそのまま歌いきり、次♪ミサイルの雨〜 のあとまた♪アドレナリン〜 と歌いだしました。若干ばつが悪そうに歌っている感じがしましたが、この部分の最後の歌詞♪このままーだと笑ってるーねきっと のところで♪笑ってーるーねー エヘヘ と歌っておりましたよ(笑)ドンマイ。
そんなかわいらしいはいどさんが、次の曲では「唯我独尊!」って叫んでいるのだから、ライブって面白い(ぇ
その次は新曲でした。ナイスバディのお姉さんが登場、セクシーに踊ります。そこに歌いつつ腰を振って絡むはいどさん。でもですね。お顔が大写しになるモニターを見ると、はいどさんが美人過ぎて男女の絡みの色気が感じられず、肉眼でステージを見るとシルエットの関係で以下略。どう受け取ればいいのか悩みましたw
続いてはダッダカダッダダダッダカッダッダダと、御馴染みのイントロ。そして御馴染みの「Are You F××kin'READYーーーー!?」ステージ後方のスクリーンにはREADY STEADY CAN'T HOLD ME BACK READY STEADY GIVE ME GOOD LUCKと英語部分の歌詞が表示されています。どうやら歌えという事だったようで、後半はかなり歌わされました。でも私は英語弱いので、「レディすてでぃねばぅうばぁれつげーすたたたたたGO−−−−−−!!!」って感じでしたがね。GOだけ何とか合わせました。ふー。こんなワタクシですがPLEASE TRUST ME!(無理)
ここで恒例のゆきーろさんドラムソロのお時間です。私の前の男の子の二人連れの片方がやたらと喜んでいます。何度も「かっこいいー!すげー!」と言っています。そういえば彼は、これまでも何度かモニターにゆきーろさんが映ると「すげー筋肉!」と感嘆したり『夏の憂鬱』あたりでドラムがすたたん!と決まると「かっこいー!」とか言ったりしておりました。ゆきーろさんのファンなのですね。本人もドラムをやっていたりとかするのでしょうかね。
渾身のドラムプレイのあと、ゆきーろさんはステージを去ります。既に他のメンバーも去った後で、ステージ上暗転となります。お客さんは一旦席に座って水分を取ったり、トイレに走ったりした後は、いつものウェーブタイム。正直、この横長の、いつもとちょっと感じの違う会場(横長で、縦方向がかなり短い)でもやるのか、と驚いたのですが最初はばらばらだったのがどうにかまとまり、縦方向横方向ともに往復させたところでアンコールの拍手。あれ(ウェーブ)って、息を合わせるための儀式みたいなものなのでしょうかね。


ステージ後方のスクリーンに“P'UNK〜EN〜CIEL”の文字が。アンコールのお約束です。ボーカルTETSU P'UNK、ギターHYDE P'UNK、ベースYUKI P'UNK、ドラムKEN P'UNK。
HYDE P'UNKは眼帯着用。ギターの腕がどうかは置いておいて、オーラはやたらめったら発しています。
YUKI P'UNKは上半身裸で、まあいつものことですがベースをかなり下の方で持っています。パンクの雰囲気がすごく出ています。上半身裸のYUKI P'UNKがスクリーンに映ると、前の席の男の子がまたしても「すげー!かっこいいー!」と大喜び。ゆきーろさんのドラムが好きな子なのかなーと思っていましたが、どちらかというとゆきーろさん萌え?w
曲はRound and Round2005とI Wish2007。KEN P'UNKは1曲終わった時点で息が上がっていまして、その姿がスクリーンに大写しにされて会場の笑いを誘っていました。I Wish2007♪君は誰よりも大切な人だから〜のあたりのコーラス、がんばって歌ってみたのですが、歌いにくい(笑)


P'UNK終了後、スクリーンの“P'UNK〜EN〜CIEL”の文字は、CGのデコトラに書かれたものだという事が明かされ、デコトラが建物をくぐると文字が“L'Arc〜en〜Ciel”に変わります。デコトラは高速を駆け抜け富士吉田へ。「ほうとう」と書かれた看板の横をすり抜けライブ会場に到着するところまでスクリーンに映されると、ステージ上にラルクのメンバーが戻ってきてアンコールのスタートです。


アンコール1曲目は『Lies and Truth』
この曲は、イントロなしで歌から入るのですが、その部分からぐっと胸をつかまれました。はいどさんの声に。ホールツアーに行ったAさんが「はいどさん歌上手くなった!」と言っていましたが、本当だなと思いましたよ。
♪月が沈む窓の色が のあたりで、ああ今はいどさん月と向き合って歌っているんだなと思いました。気持ちいいだろうなー。
お次はカレス。イントロが鳴り出すと同時に会場が盛り上がり、はいどさんのシャウトで早くも最高潮!って感じです。そして何故かスクリーンではシロクマが踊りだしていましたが、まあ、よく分からないけどよく分からないところが面白いからそれでヨシ。この曲はなかなかにセクシーな歌なわけですが、この日のはいどさんのお衣装もナチュラルセクシー。タンクトップの重ね着なのですが、なんか首元ゆるめで、動いている内に胸元がどんどん露出していったり、一番上に着ている丈長めのタンクトップは肩紐がずり落ちたり。そんなの気にせずクネクネ動きまくるはいどさん。というか狙ってます?そのセクシーぶりが非常にマッチしたこの曲。更には途中、ステージに寝転んで歌っていましたよ。なんという大サービス。方向性はちょっと分からない気もしないでもないですが(笑)楽しいからいいです。
お次も楽しい1曲。『Link』です。いい曲ですね。今日も手拍子頑張りました!はいどさんも花道を端から端まで走って頑張っています。kenちゃんも何かの曲で端から端まで走っていましたな。この日のkenちゃんは、本当ににこにこにこにこ、よく走り回って90年代のkenちゃんみたいでした。


ここでMC。はいどさんの第一声は「端まで、長っ!」でした。うん、私もそう思ってた(笑)
そして、客席後方に月が出ているお話。Lies〜で♪月が沈む〜って歌いながら月を見ていて・・・と。私も似たような事を思っていました(笑)で、月があって、山があって、そういう中で歌っていると「生きてるなあ」って感じる、と。そしたらなんだか客席微妙な反応?はいどさん「なんだよ(笑)文句あるか?生きてんだぞ〜!」みたいな事を言ったら、今度はその言葉に被せるように♪どんどんっすたたーんきゅいきゅいきゅい と音が(笑)ゆきーろさんとkenちゃんが遊んでいたようです。はいどさん「知らないよ(笑)そういう事すると後で何か言われるから」
その辺で和みの時間は終わり、最後の曲宣言が出ました。会場「えー」
はいどさん「ごめんね〜。すーごい愛こめてうたうから。ほんとに愛こめて歌うから」


2回ほど愛こめます宣言をして、最後の曲は『叙情詩』でした。愛こもってました。
今回は1日しか行けないため、最後の曲だ、という気持ちが自分の中でとても強かったです。終わらないで、と思う気持ちでいっぱい。でも、終わってしまいました。
曲が終わると盛大に花火が。今年花火大会が見れるかどうか分からないけど、ここで見れてよかったな。大好きな音楽と一緒に見れて、最高だなー。と思いつつライブは終了。
最後はステージに残ったtetsuさんのバナナ投げタイム。tetsuファンとしては大事な時間です(笑)今回、tetsuさんが上空を仰いで両手を広げるとその場所にバナナのカゴが下りてくるという仕組みになっていました。どれだけバナナ投げに拘っているんだ(笑)いや、今更ですがね。
tetsuさんの「また明日ー!」という言葉に、行けないんですよう(涙)と答えた後、会場を後にしたのでした。


オシマイ。