ユーロ男子FS。

あまり長いとそれだけでげんなりする人もいると思うのでたたみます。

SPでは残念な出来だったものの、なかなかいいものがありそうなので期待しつつ見ていました。
でも結局残念な出来。後半の失速ぶりは、スタミナ不足と言うより4回転で転倒したことによる気持ち的なダメージが影響しているのかな?という感じも。

転倒はあったけれど。クワドもないけれど。前のグリアツェフの残念ぶりからすれば、破綻なくまとめてくれた事に感謝したい気分になりました(笑)

  • ドブリン

最初の4サルコウが2回転になって、それ以降2回転を連発orz
でも、SPよりは曲をとらえて演技が出来ていたんじゃないかと思いました。本人の容姿にはSPの曲の方がイメージが合っているのですがね(笑)

  • ティッシェンドルフ

なんかw-indsにこんな感じの子いませんでした?東洋系も混じっていそうな、不思議な顔立ちの美形ドイツ人。
曲は何かフラメンコっぽい曲。この曲調だと、スケートが伸びるかどうかとかその辺ごまかせるよね、と失礼な事を思うワタクシ。
ジャンプの難易度が低い。そして残念ながらぽろぽろミスがあったのですが、シルエットがきれいで目を引きます。
終演後フラワーガールがかついできた巨大かつおかしな柄の像のぬいぐるみも目を引きます(笑)あんな小さい子にあんな巨大なもの持たせちゃかわいそう。

  • PFEIFHOFER

名前読めない(^^;)ランビ欠場により、急遽出場のスイスの3番手。どうやらまだジュニアの選手らしいです。曲は四季〜パッヘルベルのカノン〜四季という、不思議?な流れ。
3ルッツ転倒。ザヤックもやってしまいました。キャメルスピンでドーナツやって、変わった形のキャッチフット?みたいな事やってー。はい、Y字スパイラル。って、君何してんのー!(笑)
というわけで、なんか面白い子でした。演技を見ていて「似てるなー・・・」と思ったタイミングで、実況席でも「ステファン・ランビエールに憧れているんでしょうね」という話が(笑)
色々と面白いところを持っているので、今後どういう方向に向かっていくのか、見守りたい選手です。最初小さい子だなーと思ったのですが、体の割りに手が大きいので、まだ身長も伸びるかもしれませんね。


さてここで製氷タイム。その時間を利用して、またSPの模様が流れました。今度はゼレンカとコバレフスキー。解説なしでした。
ゼレンカトリノではSP落ちしていたのですよね。地元選手と言う事でエキシにも出ていましたが、あまり印象はありませんでした。それがどうしたことでしょう。なかなか素敵じゃないですかー。ブルース・フォー・クロックて、この曲ですべる選手たまに見かけますが、正直あまりいいと思えなかったのですよ。はじめてこの曲でいいと思える演技見ました。コバレフスキーは割愛。カメラのクレーンが映りこんでいたから(えー

  • ウルバス

マスク・オブ・ゾロ。最も印象に残ったのは衣装の背中だったり。なんか赤い、変わった模様があるなー、と思っていたらば、どうやら「Z」の文字だったらしい。どこかで見たような・・・。

登場したとたん、昨季のミン・ジャンを思い出しました。何でかな?と思ったら「アレクサンダー」だ。曲が。ゼレンカ君のは色使いがちょっと不思議ですが。
樋口さんイチオシ。ジャンプは難しいのが跳べないのですが、流れるスケートがお好きなんですって。ジュニアの頃にいいなーと思っていたのに、しばらく「消えてた」けど、最近また出てきたとか。「消えてた」って・・・樋口さんww
しかしながら確かに、グランジャー(雄大)な音楽に伸びのあるスケートがよく合っています。ステップで転んで一瞬正座した以外はとてもよい出来でありました。

  • ベルンソン

ディスコミュージック〜X JAPAN〜ディスコミュージックという素晴らしい編曲。サタデーナイトフィーバーのあのポーズから始まり、いきなり観客を喜ばせるものの、唐突に切り替わるForever Loveで観客を置き去りに。そしてまたディスコ調に戻るものの、気付けばやっている本人も曲に置いていかれているという。いつもそんな感じ(^^;)
それでも演技が終われば、お客さんはそれなりに喜んでいるものの、クリス君はいつも喜んでいない。がんばれクリス。

スイス2番手。こういう選手だったんだ。長身で体のラインがきれいです。スイスといえばスピンを期待してしまうけれど、勿論そこもいいのですが、動きがぐねぐねしつつ軸がしっかりしている感じで、とてもツボです。この選手。終盤でサルコウの転倒がありましたが、全体的にとてもよい出来。ランビの欠場で、来季スイスは1枠かなーと思っていましたが、彼の頑張りで2枠確保です!(多分)

  • ぽんちゃん

ダ・ビンチコード。4回転の転倒にはじまり、ダブって転んで気付けばディダクション3_| ̄|○
実況ではポンセロいい人キャンペーン絶賛展開中・・・。

最初の3アクセル+3トゥ、3アクセルがすごい高い。その後も3アクセル、3ルッツ+2トゥ2トゥときめてきたのに、立てひざつくポーズのところでよろけた。あう、もったいない。しかしそれ以外は、全ての要素を着実に入れて、最後まで集中を切らさず丁寧に滑りきりました。スケートきれいだし、こういう演技を見れるのは気分がいいですねー。見ていて心地良いと、樋口さんもご満悦(笑)

  • ジュベ

世界選手権における、大ちゃんの一番のライバルですからねー。複雑な気分で見てみたり。でもなんか、良くなっていました。悔しいかな(笑)ステップとか、足元はしっかりこなし、上半身は音楽をとらえていてね。やっとこのPGの音楽が聞こえてきましたよ、ジュベから。(某TV局の放送が、音楽が聞こえないのだという噂も)4回転は1回しか入りませんでしたが、今季1度は3回入れているわけで、ワールドまでには調整してくるでしょう。それよりもPGをしっかり自分のものにしてきているところが立派ですよ。

  • トマス

4回転転倒、フリップも抜けたりとSPほど会心の演技とはいきませんでした。でも、これだけできる選手だったんだ、とこの大会で認識を新たにしたのでした。

  • ルータイ

彼も4回転跳んで来ましたねー。相変わらずプルプルしていますが、スピードがあまりないかな。しかし個人的に彼について一番印象に残っているのは、くしゃっとしたドーナツスピンだったり。

  • アルバン

うあー!4トゥ入ったーー!!出来たんだ!!3アクセル+2トゥ+2ループ、3ルッツと決めた後は、3アクセルがダブルに。この辺から怪我上がりの影響が?そして相変わらず姿勢の悪いスピン。そしてサーキュラー盆踊りステップ。フライングシットスピンから宴会踊り。美しくないけど、やってる事は結構大変ですよね(笑)3フリップは入ったものの、その後のコンボが2+2に。3ループの後のコンボもダウングレードされてますね。そしてストレートラインステップ。音が鳴ってからポーズが入る。竹中某の指揮みたいだ。このステップレベル1なんだ(プロトコルを見た)スピンでフィニッシュ。リンクサイドでモロゾフとアニック様が抱き合って喜んでいます。4回転入ったから?キスクラではアルバンにアニック様よりチューのごほうび。でも点数が伸びず。5位にトランジッションが6点台か。宴会踊りは評価されていないという事?

  • ケビン

こっちも4T入りましたよ!!そのあとアクセルが2回転になってしまいましたが、きれいな4回転のインパクトで、あまり気になりません。点数には響きますがね(^^;)
そのあとはまあ、堅実に・・・というか、ノートが終わってしまい、ケビンの演技については感想をメモしてませんでした(・∀・;)
とにかく、ダビドフとは0.07差で2位ですよ!おめでとう!(こら