神は細部に宿る。

華麗なる一族』が高視聴率なんだとか。
ワタクシ、最近めっきりドラマを見なくなりました。スケートにはまってるからなのですが、以前から色々感じていたドラマの脚本や、細かい部分への違和感に対して段々許容範囲が狭くなってきたというのもあるのですね。
最近よく見るパターンだと、大抵1話で主人公が落とされるんですよね。今後の展開のために。左遷されるとか、リストラされるとか、あれやこれや。その辺の話で、例えば主人公に対してとても屈辱的なことを言う上司とかいたりして、その物言いに「大の大人がこんな分別ない事言っていいのー!?」とか「いくらなんでも言わないだろ、アホすぎる」とか思ってイライラしてしまうのですよね。
まあ、それはただの愚痴ですので、おいといて。
でも今回『華麗なる一族』は、なんか浮世離れした雰囲気がよさげだったので、見てみることにしたのでした。
浮世離れしていれば、どんな嫌味な人とか出てきても「すごーい(笑)」ですませられるので。


でもいくらなんでも、あの鯉は浮世離れしすぎだと思いましたよ(笑)
手を叩いたら数年ぶりに出てきて、キムタクの前にやってきて尾ひれをひらひら・・・って。それを大写しにするなんて。
ありありと作り物感が出ていて、第1話で最も忘れられないシーンになりましたよ(^^;)
もうちょっと映しようがあるだろうに・・・。
そして忘れられない場面その2は、キムタクのお爺さんの肖像画。ちょっとあれは・・・。
豪華な役者を揃えて、あれだけ豪華なセットを拵えて。なのに、なんで妙なところがこうもしょぼいんだろう、と。それが第1話の感想なんですねー、困ったことに。
(笑いの)神は細部に宿るということで。