プラセボ効果！？
今日は病院の日でした･･･。
相変わらず、処方された飲み薬がダメなので、今日はそのお話をしないとなあ･･･という気持ちで病院へ行ったのですが。
まず診察室に入ると、鼻炎の薬は効いているかと言う質問が。
多少のバッコミュニケイィションン！！な会話をしつつ、昼間はまだ鼻詰まりがあるけど、朝、鼻水が喉の方まで流れて喉が痛くなる、という症状は軽くなりました･･･と、たどたどしくご報告。
医「ふーん、効いてるんだ。じゃあまた薬続けようか」
「あ、でも1日2回飲む方の薬は、またちょっと具合悪くなっちゃって」
医「じゃあやめよう!効いてないみたいだし！で、どういう症状なの?」
「頭痛と、視界が揺らぐような感じと、あと全身が緊張する感じ」
医「寝る前に飲んでる方はどうなの？」
「それは、特には。でも飲んですぐ寝てるからと言うのもあるのかもしれないけど」
医「そうだろうねえ」
医師は、私が言った事をパソコンに打ち込みます。
医「これはね！副作用じゃないよ!今まで出した薬は、それぞれ全く違う薬で、因果関係ないのに同じ症状が出るんだから!」
「そうですよね。薬の何かの成分のアレルギーとかは･･･」
医「だから、それぞれの薬に因果関係ないんだって！！」
元々口調が強い先生なのですが、ちょっと恐くなってきました･･･。そして言い出した言葉が。
医「プラセボ効果だよ！」
は･･･？プラセボ･･･？どこかで聞いた様な。
医「人間はね、まったく効き目のない偽薬でも、薬ですって渡されると3割くらいは薬の効き目が出るんだよ!｣
ああ、あのお薬110番で薬について調べた時に、よく出てきた言葉ですな。
「ああ、そういう実験があるって･･･」
医「違う!そうじゃなくて、新薬を開発する時には、大体そういう実験をやって、偽薬でも効果が出る人がいるんだよ！それで、偽薬とくらべてどれくらい効果が出る割合が高いかって言うことを比べるんだけど、どんな薬でも、3割くらいは偽薬で効果が出る人がいるんだよ!あなたはそういう人なんだよ!!」
それって･･･つまり･･･
医「あなたの意識の中に、薬に対する嫌悪感があって、飲み薬にね、それで、全然違う薬でも同じような不快感がでるんだよ！」
やっぱり、私の気のせいって言ってるんですね･･･。
医「科学物質過敏もないね！どうしてかって言うと、寝る前に飲んでる方の薬は症状が出てないでしょ?こっちも出るって言うんなら、薬に対するアレルギーとか、過敏症って事もあるけど、大丈夫な薬もあるっていうんなら違うよ!」
「でも、あっちの薬は飲んですぐ寝てるから（だから、症状があっても寝てる間に落ち着くのでは?）」
医「そう、寝てるからだよ!（だから、思い込みも持たないという意味だったようです）」
「じゃあ、あの薬、朝飲んでみましょうか？」
医「出ないと思うよ!何故なら、あなたはもう既に、あの薬は大丈夫ってインプットされてるから。大体偽薬実験て言うのは、ダブルブラインドって言って、医者の方も偽薬だって知らされない状態でやるんだよ。もうあなたは、あの薬が大丈夫だって思ってるんだから、今やってももう意味ないね！」
この言われようにショックで何も言えない私に、医師は更に続けました。
医「もう鼻については、うちではノータッチにするから！耳鼻科行ったほうがいいと思うよ?物理的な要因かもしれないし。鼻腔湾曲とかね？」
「びこう･･･わんきょく?」
医「鼻の穴は、誰でも曲がってるものだけど、それがひどいと鼻が詰まるんだよ」
でも、季節の変わり目とか、鼻の穴がヒリヒリするんですけど･･･そう言おうと思っても、お構いなしで更に続けます。
医「でもまあ、運動の後に胸が張った感じがするというのは、喘息の症状だと思うから、吸入薬は出します。でももう飲み薬は出さないから！で、今日も吸入薬は出すから、貰って帰ってね。」
思うからって･･･アンタが喘息の診断したんじゃん。
医「それと、今度来るときは薬を切った状態で他のものでも同じような症状が出るか教えて｣
「他のものって･･･サプリメントとか?」
医「そう。サプリメントとか｣
「前に、ハーブのサプリメントを飲んだときに、同じように頭が痛くなったんですけど･･･」
医「それはあなたがそれを“ハーブだ”って思い込んでるからだよ!」
なんで「ハーブだ」って「思い込んだ」ら具合が悪くなるの??
私がハーブが苦手だなんて、いつ言いました?
ショックで足元をふらつかせながら、診察室を出ようとすると、更に医師が言いました。
医「鼻炎も、手術とかしたら治るんじゃない?ポリープが出来てるとか?」
「はあ･･･」
一言一句正確に覚えているわけではないので、会話は正確ではありませんが、プラセボだのダブルブラインドだの耳鼻科行けだの、大筋はこんな感じです。
言う事いちいち否定されるわ、先生恐いわで、辛かった＿|￣|○
