治療の前のナヤミ。

今日は病院へ行ってきたのです。
何の病院かと言うと、例によって喘息の、なのです。


最近までは、喘息の症状がひどくなった時には近所の総合病院の内科にかかっていたのですが、色々と引っかかるところがありまして、違う病院を探そうと思い、ネットで検索して通い易そうなところにある病院を探したのでした。


今行っている病院は「呼吸器科」とカンバンに出ています。主に呼吸器疾患をみる科、という事ですね。ずっと内科に通っていたのですが・・・。こういう科もあるのですねえ。


「内科」にかかる事も、間違いではないのだと思うのですが、総合病院の内科で診てもらった先生のうちの何割かは、喘息は症状が出ていなくても薬の服用を長期間続け、症状が出ないようにコントロールしなければならない、という事を・・・知らないというわけではないのかと思うのですが、無頓着だったみたいです。


薬を出される際に「この薬切れたら、また貰いに来たほうがいいんですか?」ときいて見たら「症状がなければ、別にいいでしょう」と言われて、首を傾げつつ診察室を出た事もありました。


発作を起こして救急病院で点滴を受けた次の日にかかった先生に、聴診器をあてて
「ぜい鳴もないし、大丈夫ですよ」
と言われた時には唖然としました。
ぜい鳴がないのは、前の日に気管支拡張剤を点滴されて、一時的に症状を抑えているからだったのですが・・・。


咳がひどくて、歩いて病院に行くのが辛かった日に、1日様子を見て、次の日になんとか少し楽になったので、病院で薬を出してもらおうと思って病院へ行き、症状を説明したら
「昨日の方がひどかったんですか?じゃあ、昨日は何してたんですか?」
なんて聞かれた事もあります。
辛くて病院にも行けなかったから家で寝ていたのですよ(−−;)
病院なんて、元気じゃないと行けませんよ(笑)


そんなわけで、病院を変えて、より専門的な知識を持った先生にかかって、長期的に診てもらわないと、正直埒が明かない!と思ったわけです。
まあ「内科」というと守備範囲は相当広いですからね。先生によって得手不得手があるのは仕方のないことなのでしょう。


ところで、お医者さんはこんな感じなのですが、看護士さんは違いました。
先月の発作では、医療機関を2件ハシゴしたのですが、どちらでも看護士さんに「薬を切らしちゃダメ!喘息を甘く見ない事!!」と叱られましたorz
でも、私や母の持っている知識からしても、看護士さんに言われたことの方が全くもってごもっとも・・・な事でして、なんだか、お医者さんより看護士さんの方が分かってるねえ。と、後で母と話したものです。
患者がお医者さんの前に行く前に、症状がひどいときは救急隊員なり看護士さんなりの手当てを受けていたりしますからね。意外にお医者さんは患者の「一番ひどい状態」を見ていないものなのかもしれません。看護士さんの方が、症状に対する危機感を持っているように思えました。


で、私の喘息に関する知識は何処から得たものかというと、まずは母から。
私が喘息の自覚を持つ前から、母は私のアトピーの症状や過敏症を気にしていて、アレルギー全般に関して色々勉強をしていたようです。
更に、インターネットからも。短い診察時間ではとても聞けない色々な情報を仕入れられました。
やはり、患者とかその家族の方が医師より必死なのですよ・・・。で、より患者に近いところにいる看護士さんと医師でも、症状に対するイメージが結構違うような。看護士さん・・・しんどい仕事ですねえ。
仕方のないことではありますが、こういうところに患者のジレンマが生まれるのですね。
そして、より納得できる治療を受ける為に病院探しに腐心するわけです。



ところで、今かかっている先生は治療についてとか色々説明してくれるのです。が。
肝心の私が症状をうまく説明できません_| ̄|○
患者をやるにも精進が必要・・・みたいです。。