電話アレコレ。2。

“最近、今のみたいに、ずかずかこっちに入り込んでくるような態度の人、多くない?”
と、先述の不愉快な電話の後、母と話しておりました。
そこでつい、私の苦い思い出を暴露してしまいました。


あれは、確か去年の秋くらいでした。夜の20:00頃に家の電話が鳴りました。
「●●さんのお宅ですか?△△△のサトウといいますが、@@子(母の名前)さんはご在宅でしょうか?」
△△△は、母が契約しているプロバイダです。
何だろう?料金の引き落としが上手くいってなかったりとかした?と思ったのですが、母はそのとき料理の真っ最中。これで、わざわざ呼んで、売込みだったら母に悪いな、と思い
「何か急ぎのご用件でしょうか?」
と訊きました。
「あ、いえ、ADSLのご案内なんですけど」
なんだ、売り込みか。
「今、ちょっと忙しいみたいなんですけど」
「それでは、土曜日の1時頃に改めてお電話してもよろしいでしょうか?」


ハァ(゜Д゜)!?


何だ今の!?何だ今の!?
だってこれ、売り込みでしょ?頼んでないよ、こっちは全く。
なのに、アポイントメントを取ろうっていうのか?
招かれざる客のくせに!!!



と、あまりの厚顔無恥さにどっと疲れて、ついつい投げやりに返事をしてしまいました。
「はあ、いたら出るんじゃないですか?本人が!」
大体、本人でもないのにそんな細かい予定がわかるか。
しかし、その返事を、あちらは違う意味に受け取ったようです。突然、こんなことを訊いてきました。
「@@子さまの、お母様ですか?」



オカアサマ・・・・・・(゜д゜)



ガーーーーーーーーーーーーーン・・・
母親の母親に間違えられた。母親の母親に間違えられた。母親の母親に・・・
いや、わかってますよ。あちらは、母の年齢もわからずに売り込みの電話をかけてきてるということは。
でも、それにしたって、少なくとも電話口で50〜60代に間違えられているわけですよ!
まだ20代なのに!!。・゜・(ノД`)・゜・。


あまりのショックに眩暈を覚えつつ、ついうっかり
「いえ、違いますけど」
と真実を答えてしまいました。電話の向こうの相手がどういう敵かも忘れかけておりました。
こちらのショックなどお構いなしに、敵は畳み掛けました。
「では、ご姉妹の方ですか?」
この言葉で、ショックから一気に立ち直りました。なんだ、コイツは。人の家の家族構成を根掘り葉掘りと・・・なんて思いつつも
「違います」
と、真実を答えてしまう辺り、私も世慣れていない。すると向こうは、こんな事を言ってきました。



「では、アナタは誰なんですか!?」*1



アナタは誰なんですか・・・
誰なんですか・・・


どこのどなたか存じませんが、お目当ての@@子さんの親でもない、姉妹でもない、ましてやそちらの脳内では20〜30代であろう@@子さん本人でもない私は、存在してはいけないのでしょうか?
どこのどなたか存じませんが、うちの家族構成を詮索して、いちゃもんつけられるくらい、アナタはお偉いのでしょうか?


大げさに「ハァ〜〜〜」とため息をついてみせたら、ようやくこちらがキレかけていることに気付いて、慌てて切りました。
二度とかけてくんな(`皿´)!失礼にも程がある!
と思いましたが、その週の土曜日の13:00頃、本当に電話が鳴りました。めげないなあ・・・。
勿論、居留守りましたよ。

*1:本人が、別の人間を装っていると推測して、問い詰めたかったらしい。こういう態度自体が失礼ですね。