一種のギャンブル

我が家の食材は、ほとんど生協のお世話になっております。自分が子どもの頃アレルギーがひどく、合成洗剤を使わないように小児科のお医者さんにアドバイスされた母が、生協でせっけんを購入するようになったのがきっかけのようです。
有機栽培のおいしい野菜を食べて育ったおかげで、好き嫌いもなく・・・と言うのは嘘で、未だに食べられないものが結構多くあります。
大抵チョコレートとか、キャラメルとか、食べないなら食べないでいいものばかりなのですが、ちょっと困ってしまうのが「茎の大きい野菜」です。茎の部分の「にゅるっ」とした歯ざわりがどうにも苦手なのです。
さて、今週も生協の荷物が届きました。今週は「グリーンボックス」があります。
これは、規格外(大きすぎたりとか)だったり、多く生産されすぎた野菜なんかをランダムに詰め込んだ、いわゆる「おまかせお野菜セット」です。野菜不足の年なんかは、注文すれば必ず野菜が入ってくるし、結構掘り出し物があったりするので意外に重宝です。でも時には、規格外も規格外、4kgもある超重量級の聖護院大根がやってきて、一週間以上毎日聖護院大根を食べる羽目に陥ったりもします。良いんですけどね、好きなので。とまあ、若干ギャンブル的要素もあったりする楽しい商品なわけです。
そしてこの日のギャンブルの結果は・・・
イィヤアァァァァァァ!!!白菜だああああああ
そう、そこには「茎の大きい野菜」代表、白菜がごろりと横たわっていたのでした。しかもやたらでかい!!
ヤツときたら、そのでかい図体の7割が茎ですから(誇張)!敵です!天敵です!
基本的に触るのも嫌なのですが、大きさを測ってみました。直径約14センチ、根元から葉っぱの先までは30センチ以上あります。
大きさがピンと来ない人は、これぐらいの大きさのオブジェを製作してみて(材料は新聞紙などでOK)お手持ちの冷蔵庫の野菜室に放り込んでみてください。おそらくはげしく邪魔だと思います。
基本的に触るのも嫌なのですが、重さも量ってみました。約2.2kg。これは・・・普通かな?がっかり。でも考えてもみましょうよ、2.2kgの7割、1.54kgが茎です。こんな大量の茎、自分の体には摂取不可能です!
更に、同じグリーンボックスの中にはもう一つ、チンゲン菜も!こいつの茎もかなりの存在感です。何、今回のグリーンボックス。茎だらけ。茎の小宇宙。
更に追い討ちをかけるように、レタスも発掘されました。レタスは嫌いではないのですが、あの暴力的にでかい白菜をしぶしぶしまった野菜室に、もう入る隙間はありません。
今回のギャンブル、近年稀に見る大惨敗ですorz
どなたか、季節はずれの鍋パーティーとかご計画の方はいらっしゃいませんでしょうか?よろしければ、白菜お届けしますよ・・・。
そうそう、基本的に触るのも嫌なのですが、白菜と主さまの記念写真も撮ってみました。大きさを想像する参考資料としてご活用ください。