あれから色々ありました。

まあ全部言ってしまえば他人事ですがね。えむぞうですよ。コンバンハ。
最後の更新が先月の28日、その次の日にはDOIの千秋楽に行き、ショーを楽しみつつも、前の関係者席の女性コーチ陣の化粧品の匂いにうっとなり、後で母に「彼女らはどんな化粧品を使っているのだろう」と愚痴り「きっと海外のブランドじゃない?」と言われ、そうか私はまかり間違っても海外暮らしは出来ないなと思いつつ、それにしても見かけた濱田コーチの美人ぶりよ。あの人確かアラフィフじゃなかったっけ、と出来心で生年月日を調べて驚嘆したりとかそんな事があった後、1日に例の告白があり、その後の報道その他諸々にもやもやしつつ7日にはT.M.Revolution神奈川県民ホールへ。
貴教さんの喉も絶好調で、ライブも素晴らしくご本人も「終わりたくない」と言い出すくらい大満足。
しかし私は、本編はともかくアンコールでは、斜め前の席に座った親子連れの振る舞いに気が散って、今ひとつ気持ちよく終われず(その件に関するハイクエントリー)。ひとつ判明した事と言えば、バラード固めうちゾーンのあたりが、お子様にとっては鬼門らしいという事でした。NHKホールで小さい子がギャン泣きしたのも、この日のお子様がむずかりはじめたのもバラード固めうちゾーンでした。何ででしょうね。テンポの速い音楽でガンガンやっているときよりも親にアピールしやすそうだと感じたりするとかですかね。
そして帰りの電車にて、たまたま空いた私の隣の2人分のスペースに、3人のやんちゃなお子様がなだれ込み大騒ぎ。一人はおそらくお兄ちゃんと思われる子の膝に乗り、2人でキャーキャーと嬌声を上げ、足をじたばた。履いているサンダルを吹っ飛ばし、その隣に座っていたもう一人の子は、膝の上に乗っている子を、手に持っている多分PP素材のメガホン?バット?でぽかぽか殴る。気になったのは、膝の上に乗っている子が、手に子どもの手のひらには少し余る大きさの貝殻を握っていた事。貝殻の縁は、強くぶつければ人に怪我をさせる事だって出来るでしょう。それを握った手をはしゃいで振り回し、あわや私の膝に当たりそうになる瞬間もあり、正直恐かったです。で、我慢の限界がきて、周囲に親の姿も見えなかったので注意したらば、少しはなれた席から女性が立ち上がりやってきて「子どもにいう事ないでしょ!文句があるなら親に言ってください!私に言ってください!」と。そう言われても、見えるところにいなかったんだからどうにも・・・と思いつつ、それではと「子ども3人だけで座らせたら騒ぐの当たり前でしょ、親がちゃんと近くで見てください」と言ってみたら「はあ?だって席がなかったもの」と。じゃああなたが立って見てればよかったんじゃない?と言うと「もう一人この子達より小さい子を見てたんです。だから無理!無理!」と。無理と突っぱねるなら「親に言え」も何もないでしょうがと呆れたわけです。それに、もしも子どもが怪我したり(貝殻を持った手をどこかにぶつけた場合、子どもも怪我する可能性もありますね)他人に怪我をさせた場合もその理屈は通るのかと。その後、少し離れた場所にいた父親にも絡まれ(父親もいるなら分担して見ていればよかったのに)、ライブ後の気分もすっかり吹っ飛び、気分が落ち込んでライブの感想を書く気にもなれなかったのです。残念ながら。


更に、この日の2組の親子の振る舞いと、それに対する私の感情が、昨今喧しく語られていた「シングルマザー」や「働く母親」についての世間の扱いだとかそういうときに印籠のように出される「子どもがかわいそう」という言葉に対する違和感などとなんとなく繋がるような気がしてしまい、数日もやもやした気分を胸に抱えていたのでした。


しかしそんな台無し気分も、15日のベネディクト来日に伴うちょっとしたお祭気分、更に『スター・トレック・イントゥ・ダークネス』のスペシャルプレビューにて、ベネディクトの舞台挨拶と、長らく待った映画も見られて、ここ最近のもやもやも忘れられたのでした。いや英国の至宝のパワーはすごいですw


しかし振り返ると、ほとんどが自分の外で起きた事なのでしたw