今更ながら全米ペア

ちょっとのめり込みが過ぎたかな、という思いから、ジャパンオープン以降HDDの大量のスケート録画を敢えて放置していたえむぞうです。コンバンハ。
しかし、6月になればまたショーもあるし、オフはオフでなんだかんだとスケーターのTV出演も多かったりするし、近々貴教さんのTV出演もまとめてあるようだしという事で、そろそろ整理に乗り出すことにしました。
さて、何を見ようかなー、とフォルダを漁ると、全米選手権のペア&アイスダンスが出てきましたよ。では今回はこれにしましょうかね。
ついでに備忘録程度に軽い感想でも書いておこうと思います。


まずSPは上位3組の演技のみ放送です。

  • マクブル

ベートーベンの『月光』
なんかロシアの若手みたいな雰囲気ありませんか?ユニゾンとか、音楽の使い方とか。好きなペアです。そして音楽が月光とはまたお似合いです。NHK杯はSPで確かミスがあったと思うのですが、今回はまとめてきました。きたのに・・・映像!止まるなー!

  • キャスティル&オコルスキー

キルビルVol.2』より
なんか想像していたよりもしっとりした曲。でも何にしてもいいPG。音楽の雰囲気も出ていて、色々工夫もしてあって。ズウェアさんの振付なのですね。
正直、怜奈ちゃんのところがここに勝てるかどうか微妙だと思っていたのですが、ソロジャンプのミスと、女性がステップで躓くミスが響いてSP3位だったみたいです。怪我明けですしね。

  • 怜奈&ジョン

こちらは休養明け。曲は『ベートーベンズ・ラストナイト』この曲アレだ。最初普通に月光かと思って聴いていたらいきなり泣きのエレキが入って騙される曲。確か。でも泣きのエレキ部分からスタートなので、この組には騙されませんでした。
衣装も振付も、今までとは雰囲気が違いますが、こっちの方が合っているんじゃないかと思いました。


しかし3位が怪我明け、2位が休養明けで練習期間2週間、1位は年齢制限に二人揃ってひっかかるからシニアでもジュニアでも選手権大会に出られない、ってなんか豊かでなくていいところで個性豊かですね。でもそんな事忘れるくらい、各組見応えがありました。


続いてフリー。

  • ナリナム&レフテリス

愛の夢
この組もお久しぶり。怪我明けですね。そのせいか、あまり元気がない演技に見えました。

『レ・ミゼラブル』
ISUの公式の大会で、世界で始めてスロー4回転サルコウを成功させた組です。そして男女の回転が逆なので、サイドバイサイドのスピンとかジャンプは常にミラーになる組です。
しかしその2つ以外の見所を私はまだあまり見出せていないのです。今回は投げものが2つ上手くいきませんでした。全体的に動きも良くなかったですかね。

  • ヤンカウスカス&コフリン

ジョン・コフリン?聞いた事あるなあ・・・と思ったら、去年の世界ジュニアに別のパートナーと出ていた選手ですね。そうだった、あの組は女性のナミオトカの意向で解散したのでした。
あれからパートナーを見つけて、全米選手権出場までこぎつけたのですね。すごい。新しいパートナーは、演技のスタイルなどは結構前のパートナーと近いかも?でも今の子の方が華がある気がします。能力もなかなかありそうで、いいパートナーを見つけましたね。
それにしてもコフリン!頭頂部が!22歳でそれって!!!

  • マクブル

ロミオとジュリエット
速!今までの組とは段違いのスピードがあります。ソロジャンプで女性が転倒しましたが、それを忘れるくらいに流れのある演技でした。文句なしの優勝と思います。

  • キャスティール&オコルスキー

『シェヘラザード』
まあSPと同じことを言うようですが、いいPG。そしていい演技。

  • エヴォラ&ラドウィグ

ツイストリフトで、女性を受けとめ損なってそのまま男性が転倒するというミスは初めて見ました。

  • 怜奈&ジョン

これまた、去年とは違ってシャープでかっこよさげなPG。珍しく怜奈ちゃんがソロジャンプでミス、スロー3Aはステップアウトでしたが、演技全体としてはきっちりまとめていました。2週間しか練習期間がなかったなんて信じられない。フリー通したのがこれがはじめてと言うのも信じられない。良かったです。
この後の氷上プロポーズは以前散々触れたので割愛。最終滑走だったからできた事ですね。


ふー。久しぶりにこういうの書きましたよ。まあ適当なものですが。実は一番触れたかったのはコフリン22歳の頭頂部についてで、それを書きたいがために他も長々書いたわけなのですが。まああれだ。私は不器用なのですよ。
しかし、取り立てて書くことのない時には便利だな、これ(いや、ない事はないのですが)。試合が立て続けにあった時にはとても書けない!と半泣きだったのですがね(笑)