SOI鑑賞記:フィギュアスケートは遠い席で見ても楽しいらしい。

SOIを昨日見に行ったえむぞうです。コンバンハ。
去年TVで見ていて、なかなか楽しそうだなーと思っていたので、今年のスケジュールが発表された時点で50%くらい行く気でいました。東京だと会場も慣れ親しんだ(ラルクでw)代々木ですし。更に、来季のNHK杯の会場でもあります。これは下見をするには良い機会と思いましてね。
しかし、他のショーの売れ行きと会場の大きさを考えると、確実に即日完売はないだろうと踏んで、直前に購入しました。案の定余裕で買えましたよ。
それにしてもチケット代高いです。高すぎです。私が買ったのはS席で16000円するのですが、場所は2階スタンドの5列目。ラルクがS席とA席分けてチケット売った際も高い!!と激怒しましたが*1、この値段で2階スタンド。しかも代々木の。ちなみに氷上席は25000円だそうですよ(−−;)
まあしかし、そんな事言いつつも買ってしまったのですがね。


というわけで国立代々木競技場第一体育館ですよ。
昨日も書きましたが、会場の前にコスプレの人も、チェックのミニスカートとか、ごついブーツとかそれっぽいTシャツとか、腰から鎖ぶら下げている人とかいないのに間違った違和感を感じてしまいました。
皆、髪黒いなー、みたいな(笑)
ダフ屋もいないし。


そんな気持ちを内に秘めつつ(?)歩いていると、前方に手を振る人が。なんと、NHK杯のチケットを譲っていただいた、日米対抗当日券待ちの列でのご近所さんに偶然会ってしまいました。折角なので、会場に入る前に少しお話を。この方もジョニーファンなので、ジョニーの話などを少々。本日のお目当てはヤグさんらしいです。
ご近所さんとお友達が会場に入ると、大きさに驚いているのが横で見ていて新鮮でした(笑)
偶然再会したご近所さん達とは入り口で別れ、密かに用意していた某スケーターへのプレゼントをプレゼント預かり所に預けた後、自分の席へ。ライブでは慣れていますが、このでかい会場でスケートは果たしてどんな感じに見えるのでしょうか。
ところで、会場入ってリンク見て苦笑。氷上席がかなりたっぷり作られています。10列くらいあった?こんなにたっぷり作っちゃったら、お高い値段払っても出来る限り近くで見たい!みたいな氷上席の旨みが大分殺されてしまうのではないかと(^^;)
ま、私には関係ありませんけどね。2階スタンドですから。
そうそう、折角代々木の2階スタンドに来たのだから、2月のラルクのライブの席、1日目の席が最後列から数えて何列目かチェックしてみました。ブロックによって席数は違いますが、大体5列目〜10列目の間と言ったところですかね。いいのです。次の日はアリーナAブロックですから。


さて、前置きは長かったですが、演技の感想はサクッといきますよ(ぉぃ)
何せ最近、夜更かししていると主さまに叱られるのでね。


まずはオープニング。
ここで「おぉ」と思いましたよ。群舞を見るには、スタンド席と言うのはなかなか良い席だなと。全体の動きが見れていいです。
しかし、ここで遅れてやってきた夫婦が登場。演技の最中だというのに私の目の前を横切って隣の席に着席。更に私に「その席、本当にあなたの席ですか?私たち1番と2番なんですけど・・・」
とか話しかけてきました_| ̄|○
私の座っている席は3番です。1番、2番はそのお隣です・・・。その様に言うと、私を挟んで私の反対側のお隣さんと席を間違えているんじゃないかどーのこーのとやりあい、最終的に後からやって来た二人が北スタンドと南スタンドを間違えている事が判明、またも私の前を通って去っていきましたとさ。
というわけでオープニングの群舞の記憶は、本田君が女性を従えてモテキャラっぽいことやっていた辺りで途切れました。ああ残念。


トップバッターがプルさん。3トゥ+3トゥのコンビネーションを跳んでいましたが、喜んでいいのかどうなのか。プルさんの演技の印象は、競技復帰したいのですか?どうなの?といった感じでした。
そして有香さん。白い衣装で『1000Miles Away』相変わらずきれいなスケートだなーと感心。
トッド。『Always Look on the Bright Side of Life』どこかの生命保険のCMで使われていた曲(笑)トッドは何か、スケートのイメージからも外見のイメージからも「ノーブル」というのはこういう人のことを言うのか、見たいな人なのですが、そのノーブルさの中のチャーミングな部分を見せてもらいました。ズボン脱げてもノーブルでチャーミングです(笑)
ゴルデーワ。『You Raise Me Up』何でか知りませんが涙が・・・。
シェン&ツァオ『Feeling Good』こういうのもやるんだー、という演目。リフトとか引き出しを増やしていて、ショーでやっていく上でお客さんを楽しませようという点に向上心をもってやっているであろう事が窺えました。好印象。
ワイス『Hero』この曲聴いているといらん事を思い出します。
イナ&ジマーマン『Shine on you Crazy Diamond』アクロバティック。ワイスの演技が終わった後にキョウコさんが出てきて「ちょっと困った事になっちゃったの」と片言の日本語で言った後に「No,John(ジョンがいない)」と言うと、ワイスがその辺を探すという小芝居が冒頭にありました。その際、スケーター出入り口の反対側からちょこちょこ出てくるジマーマンが妙に可愛かったです。
コーエン『Anytime,Anywhere』ほ、本物だー(感動)
ヤグディン『Bensonhurst Blues』華のある人だ。
グループナンバー『Hard Steels is Back』女子高生コスプレ、一番似合っていたのは雪ちゃんかな。でも滑り出すと、ツインテールで駆け回る有香さんにどうにも目が行ってしまいます。3人娘が一斉に滑り出すと、一番に飛び出してくるから、とか?あと、トッドの怪しさがツボでツボで(笑)実際バンドなんかだと、私はトッドみたいなタイプを好きになる傾向がある気がします。地味に何か違うタイプ。
でもこのグループナンバーの構成は、あまり良くないんじゃないかと。どこがとは上手く言えないのですが、中盤辺りが何かゴチャゴチャしているというか、ペアのスケーターがリフトを見せたりしても、あまりやっている事が映えないというか。うーん。


ここで1部終了。
ここまで見て思ったことは、スタンド席から見ると、スケーターがどんな軌跡を描いているのかが分かりやすい!という事でした。
すーっと滑ったときに描くカーブの深さと、一蹴りの長さがスケーターによって結構違いがありまして、スケーティングがいいとか悪いって、こういう事か!と実感できました。特に有香さんとゴルデーワの描くカーブのきれいなこと。これはなかなか楽しい発見でしたよ。遠い席で見るのもなかなかいいものです。でも、代々木だったら2階スタンドはやっぱりちょっと遠すぎるかな。


では、そろそろ主さまに怒られるので、続きはまた後日。

*1:だってA席9000円。普通のライブの相場より高い値段でありながら、後ろの方の席が確定しているって、そりゃないだろうと