仙台書き残し記。その1。

夕食後に突然しゃっくりが止まらなくなったえむぞうです。コンバンハ。
一体どうしたの、と母に問われ、いやー、仙台行っている間、気管支拡張剤飲んでたんだけど、3日目の夜に飲んだときに、異常に手足が冷たくなって、手が震えたきたから、もう限界かと思って飲むのやめたんだよねー。それで、帰って来てから何気に神経性みたいな症状がいくつか出てるから、このしゃっくりもその一種じゃないかなー。神経がパニクってるんだと思うよ〜。とか言ってみたら、しゃっくり止まりました。不調の原因言い当てると症状が治まるって、よくあるのですよね。人体の不思議。


そんな仙台(どんな仙台?)。
実はワタクシはじめて降り立ちました。でも、はじめての様な気がしません。
なぜかと言うと、私の母の実家が岩手にありまして、子供の頃は毎年夏はそこに隔離されていたのですね。で、お盆の頃になると、当時千葉に住んでいた大叔母が里帰りしてきていまして、お土産が大体「萩の月」か「笹かまぼこ」だったのですね。何故か(笑)
そんなわけで、私の仙台のイメージと言えばその2つだったのですが、駅に降り立つと、最早仙台はすっかり牛タンとずんだの街なのだと思い知らされましたよ。
ずんだはですね。お盆の頃母の実家では、毎年もちを作っていたのですが、もちの種類がいつも「しょうゆもち」または「あんころもち」または「ずんだもち」でした。はじめて見た時は「これは食べ物かね?」と思ったものです。そんなわけで、毎年ずんだもちを出されながら、小学校の高学年になるまで食べなかった、そんな思い出深い食べ物です。ずんだ。食べてみたらおいしかったのですがね。そうか、仙台名物でしたか。仙台といえば「笹かまぼこ」と「萩の月」だとばかり思っていましたよ(しつこい)


土産物屋さんがたくさんある駅を出てしまうと、普通の街でした。なんか立川とか八王子あたりと通じるような雰囲気でしたよ。落ち着きます。
そんなわけで、仙台滞在中、仙台駅前をこれでもかと言うくらい徘徊しました。泊まっていたホテルが午前10時にはお部屋の掃除が始まるので、一度出ないといけなかったのですよ。なので、競技の開始時間が近付くまで徘徊しておりました。
徘徊と言っても、主に本屋で立ち読みですが。ジュンク堂には大変お世話になりました。


最初から最後まで、主に一人で行動していたのですが、会場では毎日違ったお隣さんと会話を楽しみつつの観戦でした。
初日は地元の学生さん。スケート観戦は今回が初めてとのことでした。
開会式のフラッグセレモニー、地元のお子様スケーターが参加国の旗を持って列になって滑ったりするのですが、私はコレが結構好きなのですよね。お子様が一生懸命やっている感じに、ついついじーんとしてしまいます(笑)後ろの方で滑っている子は、割と小柄でちょっとよたよた滑っているように見えるのですが、先頭で滑っている子はかなり安定した滑りで、やはり列を先導する子はそれなりに上手くないといけないのだなーと思いましたよ。この中から将来の選手が出てきたりするのかなーとおもっていたのですが、その先頭を滑っていた男の子は、全日本ノービスチャンピオンで、全日本ジュニアでも3位にはいった羽生君だったらしいです。もうかなり立派に選手でした(笑)
その他、試合について等はこちらで。


2日目は、既にこちらでかなり書いてありますので、もう書き漏らしはない感じですね。
思えばこの日一番疲れていたのですが。何故か一番しっかり感想文を書いているような。
この日のお隣さんは、両隣とも東京より遠征の方のようでした。左隣の年配の女性は、ちょっとものの言い方がきついというか・・・悪気ナシに選手を貶すようなタイプの人で、正直ちょっと辟易しました。右隣の人は、割と見るポイントが自分と近いような気がしまして、あまり多くを語らずとも、何気ないコメントにいちいち納得できる感じで楽しかったです。女子SPでシズニーが出てきた際、それまでの話の流れ*1で、私が「またジャンプが不安な人が出てきた」と呟くとお隣さんが「スピンはいいんですけどねえ・・・」と呟いていたあたり、ちょっと気が合った様な気分になりました(笑)


他愛のない事しか書いていませんが、つづく。

*1:その前に滑ったゲデバニシビリについて、ジャンプが安定すればねえ・・・と話していたのです